F1オランダGPのフリー走行1回目が行なわれ、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録した。RBの角田裕毅は14番手だった。
1ヵ月のサマーブレイクが明け、シーズン後半戦初戦となったオランダGP。しかしその初日は、生憎の天候での幕開けとなった。雨が降っているだけでなく、強風が吹き荒れるというまさに荒天。気温も路面温度も20度というコンディションで、FP1が始まった。
【リザルト】ノリスがトップタイム!:F1オランダGPフリー走行1回目
そんな厳しい天候でも、複数のマシンがコースイン。ただ装着したタイヤは各車ウエットタイヤであった。なお、キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスのマシンにはロバート・シュバルツマンが乗り、チームとしてはルーキードライバーの起用義務を1回消化した格好だ。
しかしセッション序盤はコンディションが回復せず、各車とも散発的な走行となった。
FP1開始から30分ほどが経過しようかという頃から、サーキットの上空から雨雲が去りはじめ、青空が顔を覗かせはじめた。日差しもコースに降り注いだ。
そのタイミングで真打ち登場。地元オランダのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースインしたのだ。このフェルスタッペンは、全ドライバー中初めてインターミディエイトタイヤを履いたマシンとなった。
しかしフェルスタッペンはターン12でスピン。豪快なスピンターンを決めて走行に戻った。
その翌周、フェルスタッペンは1分21秒300を記録し、ウエットタイヤ装着のシャルル・ルクレール(フェラーリ)の暫定トップタイムを、4秒以上縮めてみせた。
ただその直後、やはりインターミディエイトタイヤを履いたメルセデスのジョージ・ラッセル、マクラーレンのランド・ノリスが次々にトップタイムを更新。路面のコンディションは急速に改善していった。
角田はセッション残り20分というところでようやくコースイン。1回目の計測ラップではイエローフラッグが掲出されたため思うようなタイムが出せなかったが、続くアタックで8番手タイムを記録した。
驚きだったのはシュバルツマン。1分20秒857を記録し、フェルスタッペンをも上回って3番手につけた。
残り10分を切ろうというところから、各車路面が乾いてきたため、ドライタイヤを投入し始めた。ライン上は完全に乾いているように見えた。そんな中ノリスは、自身のインターミディエイトタイヤでのタイムを3秒更新して首位に。ラッセルがこれに続いた。
ただ走れば走るほどタイムが上がっていく状態。ノリス、ラッセル、そしてもう1台のマクラーレンであるオスカー・ピアストリが、首位を奪い合う展開となった。
セッション最終盤、フェルスタッペンが一旦首位に立つシーンもあったが、ノリスが最後の最後で最速タイムを塗り替えてセッション終了。ノリスのタイムは1分12秒322だった。フェルスタッペンは0.201秒遅れの2番手、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。4番手にはフェラーリのカルロス・サインツJr.が続いたが、フェラーリ勢は全チーム中唯一ミディアムタイヤでのタイム計測であり、まだ爪を隠しているようにも見える。
去就が注目されるセルジオ・ペレス(レッドブル)は、チームメイトのフェルスタッペンから1.7秒遅れの12番手と、不安が残る立ち上がりとなった。角田は結局14番手だった。
この後日本時間の23時から、フリー走行2回目が予定されている。
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