この記事をまとめると
◾️銃社会であるアメリカでは、日本では想像できない事件が実際に起こっている
映画で見る「パトカーの体当たり」はガチで行われていた! 日本とは全然違うアメリカ警察の装備や行動
◾️アメリカ人のクルマに対する防犯意識は、日本人よりもはるかに高い
◾️アメリカの強い防犯意識にあわせ、アメリカ市場のクルマにはさまざまな対策がなされている
銃社会であるアメリカのクルマにまつわる防犯意識とは
市街地での激しいカーチェイス。住宅街で立て籠もった犯人に対して、その周囲から激しく銃撃。映画の世界ではなく、こうした光景がアメリカでは実際に起こり得る。銃社会のあり方についてさまざまな議論があるアメリカには、日本人が想像できないような社会環境がある。
そうしたなか、クルマに求められる安全性についても、アメリカではこれまでさまざまな工夫が施されている。たとえば、ドアロックに関しては、助手席にも集中ドアロックスイッチがある。
これは、ガソリンスタンドやコンビニなどで運転者だけが降りて、助手席を含めた他の乗員が車内に残っているとき、もしも外部から怪しい人が接近した場合、助手席の乗員が集中ドアロックを作動させることなどを想定している。
そんなことまで気にすることが本当に必要なのか? そう思う人が日本では多いだろう。だが実際に、アメリカではガソリンスタンドなどでの車両盗難事件はこれまで数多く報告されている。
筆者の場合、幸いにも最悪のケースは体験していないが、アメリカのコンビニなどで運転席のドアを開けたまま後席やリヤハッチを開けて荷物を探そうとすると、助手席のアメリカ人から「セキュリティをどう考えているんだ!」とかなり怒られたことがある。
コンビニやガソリンスタンドで運転者の一瞬の隙をついて起こった車両盗難の画像が、テレビやネットで紹介されることも珍しくないため、アメリカ人のなかでは運転席に人がいない状態で車内にいることに対する危機感が強いのであろう。
一方、日本の場合、地方部のコンビニの駐車場でエンジンをかけたまま、またドアロックもしない状態でで買い物をする人がいる。
多くのアメリカ人はこんな光景を見て「日本はなんて安全な国なんだ」と驚くことだろう。
また、アメリカでは防犯対策として、クルマのリモコンキーで、ドアロック解除は1回押して運転席、2回押してすべてのドアが解錠する仕組みがなされている。そのほかにも、トランクから外部に脱出するためのレバーなどを装着するアメリカ仕様車もある。
これも犯罪に巻き込まれて、人質としてトランクに閉じ込められるシチュエーションなど、映画の世界を連想してしまう。確かに、そうした防犯対策という意味合いがあることに加えて、子どもなどが遊んでいてトランクに閉じ込められてしまうなどの、もしもの場合への対応だとも考えられる。
アメリカの場合、製造者責任法(PL法)にかかわる訴訟が多く、自動車メーカーとしてもさまざまなケースを想定することが必要となっている。
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話が大きくなるがそういった個々の危機意識の低さがまさに日本という国の防衛意識の低さにつながっている。