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打倒ヤリス!? 新生日産象徴の新型「ノート」発進! 独自「e-POWER」でライバルにどう立ち向かう!?

掲載 更新 21
打倒ヤリス!? 新生日産象徴の新型「ノート」発進! 独自「e-POWER」でライバルにどう立ち向かう!?

■販売好調「ヤリス」に対する違いとは?

 日産は、新型コンパクトカー「ノート」を2020年11月24日に発表しました。ノートとして3代目にあたるモデルで、発売日は2020年12月23日を予定しています。

【画像】超スポーティに大変身! 日産新型「ノート」を画像で見る(35枚)

 2代目ノートは、2017年から2019年にかけてコンパクトカー販売台数首位を記録した実績をもちますが、3代目ノートも販売好調となるのでしょうか。

 日本自動車販売協会連合会が発表する2020年上半期(4月から9月)の登録車販売ランキングにおいて首位を獲得したモデルは、同年2月に発売されたトヨタ「ヤリス」(販売台数7万9400台)です。

 トヨタが誇る最新技術が多数投入され、ハイブリッド仕様の燃費は世界トップレベルを誇るなど、コンパクトカーに求められるさまざまな性能を高い次元で兼ね備えています。

 そんななか、販売好調なヤリスに対し、新生日産を象徴するコンパクトカーとして対抗していく新型「ノート」という図式になるのですが、両車はどのような違いがあるのでしょうか。両車を比較していきます。

 新型ノートのフロントフェイスは、フロントグリルと一体化した薄型のヘッドランプが特徴です。グリルの中央には日産の新エンブレムが装着されているほか、4連LEDプロジェクター(オプション)が採用されたヘッドライトが先進的な雰囲気を演出。

 日産ラインナップの一員であることを主張するVモーションクロームは、サイドのキャラクターラインへと連続し、抑揚あるデザインを実現しました。ボディサイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1505-1520mmです。

 一方、ヤリスはシャープなヘッドライトと台形デザインのフロントグリルが特徴。大きく口を開けたように見えるデザインで強い存在感が感じられるほか、3灯式フルLEDヘッドライト(タイプ別設定)がフロントフェイスの印象を引き締めます。

 ボディサイズは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500-1515mmで、新型ノートより105mmコンパクトです。

 次に内装を見ると、新型ノートはメーカーオプションナビが取り付けられる(一部グレードのみ設定)ディスプレイ部と一体化したメーターが大きな特徴となっており、先進性が強く演出されています。

 小型の電制シフトレバーが配されたブリッジ型のセンターコンソールは、大型の収納スペースやロングリーチのアームレストが装備されるほか、スマートフォンのワイヤレス充電機能も設定されます。また全車電動パーキングブレーキです。

 一方、ヤリスの内装はフードレス双眼デジタルTFTメーター(トヨタ初)を装備。そしてシフトレバーはストレート式、パーキングブレーキは手動といったことなど、従来のクルマの操作方法に慣れ親しんだ人でも慣れ親しみやすいといえます。

 また、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオが全車標準となっている点も大きな特徴です。ナビアプリなど、各種スマートフォンアプリを車内で安全に操作することができます。この点は、全車オーディオレスが標準となる新型ノートに対する利点といえるでしょう。

■進化した第二世代の「e-POWER」を搭載

 新型ノートのパワートレインは、全車「e-POWER」が搭載されます。ガソリン仕様は設定されません。e-POWERとは、エンジンが発電した電気でモーターのみで駆動する電動パワートレインで、2016年に2代目ノートに初搭載されました。

 燃費の良さだけでなく、モーター駆動ならではの加速力や、アクセルオフで減速できる「e-POWER Drive」など、気持ちのよい走りも魅力です。

 新型ノートに搭載されるe-POWERは、モーターとインバーターが刷新されパワーアップした第二世代のシステムで、最高出力116馬力を発揮します。

 WLTCモード燃費は、28.4km/Lから29.5km/Lです。

 一方ヤリスは、1.5リッターハイブリッド仕様と1.5リッターガソリン仕様、1リッターガソリン仕様の3つをラインナップ。ハイブリッド仕様はシステム出力116馬力を発揮し、WLTCモード燃費は35.4km/Lから36.0km/Lです。

 そして、電動パワートレインのみの新型ノートに対し、ヤリスはガソリン仕様もラインナップするのが大きな違いとなります。WLTCモード燃費は、1.5リッターガソリンが19.6km/Lから21.6km/L、1リッターガソリン仕様は20.2km/Lです。

 予防安全装備を見ると、新型ノートはコンパクトカーとしては初搭載となる運転支援技術の「プロパイロット」を搭載。さらに、日産初となるナビリンク機能を備え、カーブでスムースに曲がれるように車速をコントロールします。

 全方位の「360°セーフティサポート」などの先進安全技術も充実しました。

 一方、ヤリスには予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」のほか、駐車支援装備として「アドバンストパーク」をトヨタ初装備。区画線のない駐車場にも対応し、ドライバーに安心感を提供します。

※ ※ ※

 新型ノートの価格(消費税込、以下同様)は202万9500円から218万6800円です。一方、ヤリスの価格はハイブリッド仕様が199万8000円から249万3000円、ガソリン仕様が139万5000円から212万4000円に設定されています。

 e-POWERやプロパイロットなど、さまざまな独自の魅力を持つノートが、コンパクトカー市場でどのような売れ行きを見せるのか、注目です。

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みんなのコメント

21件
  • 新型ノート後50万円くらい安くなりませんか?
    値段高過ぎて購入候補にすらなりません。
  • ヤリスとは明らかにターゲットが違いますよね。記事のタイトルがセンスないですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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