リーズナブルなモデルの追加でラインアップを強化
サイズの異なる6種類のSUVをラインアップしているレクサスが、2024年10月30日に「UX300h」に2種類の特別仕様車を設定しました。翌31日には「LBX」にエントリーモデルの「Elegant(エレガント)」を追加。リーズナブルな価格設定のモデルを追加し、ラインアップの強化を果たしています。UX300h、そしてLBXに設定されたモデルについて解説します。
レクサスUX「Brown Edition」発売、ブラウン系インテリアを与えた特別仕様車
コンパクトSUV UX300hのハイブリッド車に2種類の特別仕様車を設定
小さな高級車を具現化した「LBX」からBEVの「RZ」まで、現在6モデルのSUVをラインアップしているレクサスが、2024年10月30日にコンパクトSUVの「UX」に2種類の特別仕様車を設定。翌31日にはLBXに新グレードの設定を発表した。
ハイブリッド車に加えてBEVもラインアップするUXは、「Creative Urban Explorer」をコンセプトに、新たなライフスタイルを追求する探求するきっかけ「CUE(キュー)」になることを目指した都会派コンパクトSUVだ。
今回設定した特別仕様車は「F SPORT Emotional Explorer(Fスポーツ エモーショナル エクスプローラー )」と「Graceful Explorer(グレイスフル エクスプローラー)」の2モデルで、2022年7月に発売され好評だったモデルの第2弾となる。
F SPORT Emotional Explorerはよりスポーティな印象に
「F SPORT Emotional Explorer」は、「F SPORT」をベースに走りのイメージを際立たせたモデル。外観では、ブラックルーフを組み合わせたバイトーンカラーを設定。18インチの切削光輝+ブラック塗装のアルミホイールとブラック塗装のドアミラーによってアグレッシブで引き締まったスタイルとなっている、
インテリアは、シート、ステアリング、シートベルトなどにブラックとフレアレッドのアクセントを施すことで、スポーティな印象をさらに磨き上げている。また、運転席・助手席にベンチレーション&ヒーター機能を追加し、快適性を向上。加えて、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)を装備し、予防安全装備を充実させている。
Graceful Explorerはエレガントで洗練された雰囲気に
一方、UX300h バージョンCをベースとした特別仕様車の「Graceful Explorer」は、洗練された雰囲気に仕上げられたモデル。外観ではスピンドルグリル、ヘッドランプ、アルミホイールにシルバーのアクセントを施し、ボディカラーと同色のフェンダーアーチモールを採用することで、UXの洗練されたスタイルを際立たせている。
インテリアでは、専用カラーのモーヴをシート、ドアトリム、アームレストに設定。加えてステアリングとシフトノブに合成皮革のL tex(合成皮革)を採用し、落ち着いた雰囲気のある室内空間を演出している。
また、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)、ハンズブリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)、カラーヘッドアップディスプレイなど人気の高い装備を採用し、予防安全装備を充実させるとともに、使い勝手を向上させている。
車両本体価格は、「F SPORT Emotional Explorer」が545万2000円~571万7000円。「Graceful Explorer」が511万円~537万5000円(すべて消費税込)となっている。
LBXにはエントリーグレードのElegantを追加
LBXは「これまでの高級車の概念を変える、コンパクトサイズながらも走りやデザインも上質なサイズのヒエラルキーを超えたクルマをつくりたい」という想いから誕生した“小さな高級車”である。
2023年12月の導入以降、2024年7月にはハイパフォーマンスモデルである「MORIZO RR」を追加。そして10月31日には、新グレードの「Elegant」を追加設定した。車両本体価格は2WD(FF)の420万円~AWDの446万円(すべて消費税込)となっている。
新グレードの「Elegant」は、カラーラインアップやタイヤ・ホイールなどの一部仕様を新たに設定。ボディカラーはモノトーン6色に加えて、ビスポークビルドで好評のアストログレーマイカメタリックも選べる。タイヤとホイールは、ビスポークビルドのみ設定されている225/60R17&17インチアルミホイール(ミディアムグレーメタリック塗装)を標準設定している。
一方、インテリアカラーはモーヴ、ソリスホワイトを追加し、シート表皮には耐久性機能性にとみ、触り心地を追求したL texを採用するなどユーザーのニーズに応えた選択肢を提供している。
エントリーグレードといえる「Elegant」を追加し、さらなるユーザー層の拡大を狙うLBX。そして人気装備を追加しつつ、リーズナブルな価格設定の特別仕様車を設定したUX300h。人気の高いコンパクトSUVだけに注目度が高くなるのは間違いない。
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みんなのコメント
スイフトは現行モデルはさっぱり売れず、ヤリスよりヤリスクロス、カローラスポーツよりカローラクロス、マツダ3よりCX-30の方が売れる時代。
リーフも次期型はSUV化されるとのこと。
一時的なブームと豪語していた一部保守層は涙目だな。
助手席がパワーシートでないが、これはエレガントではないね。