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スズキ「バーグマン400 ABS」は唯一無二! 利便性抜群で快適なビッグスクーター レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

掲載 更新 1
スズキ「バーグマン400 ABS」は唯一無二! 利便性抜群で快適なビッグスクーター レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

近未来感漂うデザインがお気に入り

 皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。

スズキ「バーグマン200vs400」 同じシリーズ名でも全然違う!? エンジン以外の相違点は?

 真夏まっただ中で暑い日が続きますが、皆さん体調などは崩されていませんか?

 僕は鈴鹿8耐が終わり、修理の為に預けていたバイクを先日引き取りに行ってきました。

 帰りにツーリングがてらどこか寄り道をして、なにか食べて帰ろうかな?と企んでいたのですが、日中の暑さにやられて断念。

 このところバイクにも気軽に乗れないレベルの暑さとなっていて、10年後の日本の未来が心配(笑)暮らしていけるのかなぁ、なんてことをふと考えたりもしてしまいます。

 夜なら比較的涼しい日が多いので、乗るなら夜かなと思いますが、ほとんどお店が閉まっているのが残念です。

 ということで今回試乗してきたのは、スズキの「バーグマン400 ABS」!

 スズキ「スカイウェイブ400」が1998年秋に登場して以降、20年間に渡り販売されてきましたが、2017年の夏に国内排ガス規制の変更により生産が終了。

 その後継モデルとして2017年8月に発売されたのが、このバーグマン400ABS。国産メーカーでは唯一となる、400ccクラスのビッグスクーターです。

 外観はスポーティーでスタイリッシュなシルエットに、なんだか近未来感が漂います。

 フロントにはデカ目のポジションランプ一体型のLEDヘッドライト、その下部にはウインカーが配置されていて、バーグマンといえばこの目!というアイデンティティとなる部分。

 左右に1つずつ、合計2つのフロントボックスが設置されていて、右側に3.5リットル、左側に2.8リットルの収納スペースが装備されている点もバーグマンの特徴で、小物やグローブなどの収納にとても便利です。

 それから、右側のコンパートメント内には、携帯電話の充電などにも使える12V DCソケットが装備されており、これも携帯必須の現代には、嬉しすぎる装備です。

見た目よりスマートな乗り心地

 先ずは足着きチェック。またがってまず感じたのは、見た目に反して意外とコンパクトだということ。

 足元の左右が大きく絞られたフロアボードが採用されていることもあり、スリムで足着き性に考慮された設計となっています。

 身長165cmの僕がまたがると、両足が地面にピッタリ着く安定感。車両重量は218kgなので、わりと重量感はありますが、シート前方に座ればより地面との距離も近づくので安心感が増す印象です。

 それではエンジンをかけて走行していきます。

 もちろんATなのでクラッチ操作は不要で、アクセルを捻ると流石400ccというパワー感。重量級のスクーターですが、下からのトルクが十分にあり、重い車体を引っ張っていってくれる感じがとても楽しい。

 低重心なので直線はもちろん、コーナーでの安定感も高く、走り出してしまえばとっても軽快で、車体の大きさを全く感じさせません。ワインディングもかなり、楽しめちゃいそうです。

 マフラー音はドゥルルーン!て感じでノーマルでも大きめですが、心地よいサウンド。

 厚めのシートクッションのおかげでお尻が痛くなりにくく、とても快適な乗り心地です。ポジションにも余裕があって本当に楽!

ツーリングから通勤まで、あらゆるシーンで利便性に優れたまさにオールマイティーな「バーグマン400 ABS」。価格(消費税込)は、84万7,000円となっています。

 実際に試乗してみて、この使い勝手の良さと扱いやすさ、さらに高い燃焼効率を実現するデュアルスパークテクノロジーやトラクションコントロールの搭載も加味すると、この価格には充分納得できるもの。

 カラーは、マットソードシルバーメタリック、ソリッドアイアングレー、マットブラックメタリックNo.2と、充実の3色展開。気になった方は是非、この機会にバイク屋さんへ見に行ってみてください! それでは!

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みんなのコメント

1件
  • kam********
    試乗したいけど、どこかでできないかなぁ?
    218kgは結構重いけど、取り回しとかどうなんだろうか?
    デザインや装備はグッド。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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