購入から半年で仕上げたトヨタ「カローラセダン」はワンオフ加工のオンパレード！ カスタムは自己満の世界です！

カローラはおしゃれだ！

若い世代を中心に人気が上がっているトヨタ「カローラセダン」。昭和世代がよく知るカローラと違って、現代のカローラはスタイリッシュで先進装備満載の快適なクルマだ。そんなカローラセダンをベースに、人気のスタンス系カスタムを施し、他人と被らない仕様を目指してオンリーワンのリメイクを楽しんでいるのが天ケ瀬一也さんだ。

特殊塗料をオリジナルで調合

購入してからたった半年で、これほどのカスタムを施してしまった天ケ瀬さん。オーナーの意気込みは、思い切りのよいカスタムからも強く伝わる。

とにかく「魅せる」ことを重要視して仕上げたというだけあって、ボディカラーも特殊な塗料が使われている。使用したのは、光の加減や角度によってグラデーションする特殊塗料で、以前流行ったマジョーラペイントによく似た特徴を持っている。この特殊塗料をオリジナル調合し、グリーンベースのケルセチンゴールドグリーンというカラーを作ってオールペン。特徴は光が当たるとゴールドに輝く点にある。

外装はカローラセダン用のパーツがほぼ出回っていないので、自分でデザインを考えてワンオフで製作。フロントバンパーは、純正バンパーの一部を使ってフロントフェイスを完全に作り直されている。大きく開いた開口部やエッジをより強調したノーズデザインは、鉄板も組み合わせて作り込まれている。

フロント左右からフェンダーにかけて流れるデザインも鉄板で製作。左右の出幅はフロント45mm、リア60mmのワイドフェンダー仕様になっている。

また、セレクトしたホイールは、フロント10J×19インチ、リア11J×19インチのワークVSXVホイールである。とうぜん、19インチ10J/11Jになるとタイヤサイズも215/35、235/35となり、そのままではハンドルを切るとボディに干渉してしまう。そこで、フェンダーの内側はフロント20mm、リア50mmのアーチ上げ処理も行ったそうだ。

こだわったヘッドライト加工

ヘッドライトは純正を加工してシーケンシャルライト化されている。また、テールについても大きく印象を変える近未来的な処理が施された。このテール、トランク側とフェンダー側とで別々になっていて、非常に加工が面倒となる。しかし、その苦労を惜しまないなのがカスタムにこだわるドレスアッパーの情熱というもの。見事に印象を大きく変えるテールランプを完成させた。

リアについては、他にもバンパーが特殊構造となっている。これは純正リアバンパーをカットし、そこにパイプフレームを組んでアクティブかつワイルドな遊び心を持たせた。

そして、左右出しのマフラーもあまり見かけないデザインを採用。特徴的なサイレンサー形状は、詳しく話を聞いてみると、バイク用スリップオンマフラーを加工して装着させていることだった。

通常のアプローチでカスタムを楽しむのではなく、これまで誰もトライしていないパーツを取り入れ、それを自らのスタンス系カスタムに落とし込む。どうしたらカスタムに使えるのかを考え、アイデアを出して楽しむのが天ケ瀬さんのカスタムに対する姿勢である。

仕上げ方次第でこれほどまでにカッコ良くなるカローラセダン。今後、カスタムベース車候補として市場がザワつきそうである。

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ダサい

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