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ホンダ新型「フィット」は柴犬っぽい!? 好みで選べる7つのスタイルに注目!

掲載 更新 9
ホンダ新型「フィット」は柴犬っぽい!? 好みで選べる7つのスタイルに注目!

■発売前にカスタムモデルが早くも登場!

 2020年2月14日に発売が予定されているホンダ新型「フィット」は、フルモデルチェンジで4代目に進化します。当初は2019年10月に発売される予定でしたが、電動パーキングブレーキの不具合のため、発売が延期されました。

【画像】犬っぽい!? ホンダ新型「フィット」の7つのスタイルをチェック(43枚)

 すでに2019年10月の東京モーターショー2019でプロトタイプモデルが初公開されましたが、2020年1月の東京オートサロン2020では、発売前の新型フィットのカスタムモデルが登場しています。

 新型フィットには複数のスタイルが設定されることになっていますが、それらは一体どのようなものなのでしょうか。

 ユーザーのライフスタイルに合わせて選択できるように、「ベーシック/ホーム/ネス/クロスター/リュクス」5つの個性的なグレードが展開されます。

●「BASIC(ベーシック)」

 エントリーグレードの「BASIC(ベーシック)」は、デザイン性と快適性を備えた基本タイプとして、やわらかな表情をつくるフロントフェイスや流れるようなフォルムなど、親しみを感じさせるシンプルなデザインが特徴です。

●「HOME(ホーム)」

「HOME(ホーム)」は、良質な素材を用いたナチュラルな風合いの織物のシート、本革ステアリングやプライムスムースのソフトパッドなど、全体のカラーや素材を揃え、質感が高くリラックスできるこだわりの空間を目指しました。

●「NESS(ネス)」

「NESS(ネス)」の特徴は、気分が盛り上がるカラーコーディネートとともに、シートとインパネソフトパッドの表皮に撥水性の高い素材を採用。ドライブをよりいっそう楽しめる、フィットネススポーツのような、軽快でファッショナブルなタイプです。

●「CROSSTAR(クロスター)」

 2019年10月にマイナーチェンジしたコンパクトミニバン「フリード」にも採用されたSUV風のグレードが「CROSSTAR(クロスター)」です。

 街中にもアウトドアにも似合うクロスター専用のエクステリアデザインと大径タイヤを採用。

 インテリアには、シートとインパネソフトパッドの表皮に撥水性の高い素材を採用するなど、コンパクトでありながらタフなイメージを高めています。

●「LUXE(リュクス)」

 最上級グレードの「LUXE(リュクス)」では、優雅で心地よい時間が過ごせる空間を目指し、質感や手触りのよさを追求した専用の本革シートを標準装備しました。

 外観デザインには、プラチナ調クロームメッキや専用デザインの16インチアルミホイールを採用し、上質感を高めています。

※ ※ ※

 ホンダのカスタムカーブランドである「モデューロX」と「無限」仕様の新型フィットも登場しています。いずれもコンセプトモデルとして東京オートサロン2020へ出展されました。

●新型フィット「モデューロX」コンセプト

 ホンダの純正用品を手掛けるホンダアクセスが開発した専用パーツを、ベース車と同じ工場で装着したコンプリートカーが「モデューロX」です。同社がモデューロブランドで培ってきた「上質でしなやかな走り」を開発テーマとしています。

 新型フィット モデューロX コンセプトは、外装面では専用のフロントグリルやフロント/リアのエアロバンパー、16インチアルミホイールなどを装備。ルーフは専用のブラックカラーが採用されています。

 内装面においても、専用のブラックインテリアが採用されました。

●MUGEN フィット コンセプト

 MUGEN フィット コンセプトはふたつの異なるコンセプトのパーツが装着され、それぞれクルマの真ん中で色分けされて展示しています。

 ひとつは「Dash」と呼ばれるコンセプトで、無限らしいスポーティなイメージをストレートに表現。エアロダイナミクスを追求した空力パーツや、カーボン製パーツ、スポーツサイレンサーなどを装着しています。

 そして、もうひとつは「Skip」で、シンプルさと都会に馴染むイメージがコンセプトです。

 装着されているパーツもやりすぎず控えめなデザインのスポイラーや、前後のガーニッシュがラインナップされています。

※ ※ ※

 現行モデルに設定されているスポーティグレードの「RS」は新型フィットには設定されません。今後のスポーティモデルについては、モデューロXとMUGENが担うことになりそうです。

■柴犬のような親しみやすさが新型フィットの特徴

 新型フィットは、歴代フィットの広い室内空間や使い勝手の良さを受け継ぎ、新時代のコンパクトカーのスタンダードを目指しました。

 ユーザーに寄り添う心地よさを表現した新型フィットの外観は、“柴犬”をキーワードにデザインされたといいます。確かにフロントマスクはこれまでのスポーティ路線とは違って愛嬌がある表情となり、親しみを感じさせます。

 内装はシンプルなデザインで、リビングにいるような居心地の良い空間が広がっています。

 シートの座り心地にもこだわっており、フロントシートは体をしっかりと支え、ロングドライブでも疲れにくい新開発のボディスタビライジングシートを採用しています。

 ドライバーの視点での新型フィットの特徴は、Aピラーが細くなったことが挙げられます。これにより、前方視界を邪魔しない広い視界を確保するとともに、斜め前方の死角を減らす効果もあるといいます。

 また、インテリアパネルは水平・直線基調のデザインにするとともに、車内からはワイパーを見えにくくすることで、運転時の心地よい視界を実現しました。

 乗り心地では、小型化した2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を採用し、日常シーンのほとんどをモーターでなめらかに走行。優れた環境性能とともに、心地よい走りと力強い加速で、快適な乗り心地としました。

 安全面では、「ホンダ センシング」に、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを新たに採用。車両前後に装着された8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、従来から搭載されている機能を拡充するとともに、ホンダとして初めて近距離衝突軽減ブレーキを追加し、全モデルで標準装備としています。

 コネクテッドサービスとして、ホンダ車専用車載通信モジュール「ホンダ コネクト」を日本初搭載します。スマートフォンでのリモート操作や事故などの緊急時に自動的にサポートセンターにつながるなど、迅速で的確な対応が可能となります。

※ ※ ※

 新型フィットの登場と同じ時期に、トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」がフルモデルチェンジして、新型「ヤリス」として発売されることになっています。

 フィットもヤリスも両社を代表する主力モデルということで、コンパクトカー競争が過熱しそうな予感です。

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みんなのコメント

9件
  • 柴犬はこんな不細工やない
  • 既に納車4ヶ月待ちらしいですね。
    売れそうだと思ってましたが、現時点でデザイン見て予約入れた人が殆どでしょ?
    相変わらずのアンチホンダが叩いてますがしょうがないよイイものは売れるw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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