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2019年に最も秀逸だった色のクルマに決定! 「マツダ3」と「CX-30」がオートカラーアウォード受賞

掲載 更新 16
2019年に最も秀逸だった色のクルマに決定! 「マツダ3」と「CX-30」がオートカラーアウォード受賞

グレーで新しい質感を表現したのが受賞理由

 一般社団法人の「日本流行色協会(JAFCA)は、優れたモビリティのカラーデザインを顕彰する制度『オートカラーアウォード2019』を開催。グランプリにマツダ「MAZDA 3 Fastback(マツダ3ファストバック)」と「CX-30」、特別賞には日産「DAYZ(デイズ)」と三菱「eK X(ekクロス)」が選出された。

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 オートカラーアウォードとは、モビリティのカラーデザインの企画力や、形との調和を含む内外装すべてのカラーデザインの美しさを評価する懸賞制度で、1998年からスタート。12月18日、19日に開催された今回のアワードで22回目を迎えている。

 対象となるのは、前年開催日の翌日(2018年12月9日)~2019年12月末日までに、一般消費者が購入できる日本国内市場に向けて販売されている車両だ。審査の基準視点は

 「市場に影響を与えたか」、「モビリティのカラーデザインとして企画や発想が優れているか」、「デザインの企画発想が他業種の手本となりえるか」、「従来にない色域に挑戦して成果をあげているか」など。自動車業界関係者からなる審査委員と、事前登録した150名の一般審査委員による投票により選出が行われた。

 そんな「オートカラーアウォード2019」で、まずグランプリに選ばれたのが、前述の通り、マツダが今年販売を開始したコンパクトな5ドアハッチバックの「マツダ3ファストバック」と、クロスオーバーSUVの「CX-30」。

 これら2台は、”質感とコーディネーションの妙”をテーマに、それぞれのエクステリアカラーにポリメタルグレーメタリック、インテリアカラーにはバーガンディ(マツダ3ファストバック)とネイビーブルー/グレージュ(CX-30)を採用。

 なお、これらモデルのデザインを担当したのは、マツダ デザイン本部のシニアクリエイティブエキスパートの岡本圭一氏、同じくプロダクションデザインスタジオ カラー&トリムデザインGr.の宇多川舞氏、ブランドスタイル統括部の寺島佑紀氏だ。

 2台が今回受賞した理由は、主催者によると以下の通りだ。

 「CMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)でブランドアイデンティティを表現しているマツダ。 このカラーデザインは、マツダのブランドカラーのひとつであるグレーに新しい領域を作った。

 それは微妙な青みを含むニュアンスにとんだグレーで、全く見たことのない新しい質感を実現した。しかも一般のユーザーにも支持されるCMF表現となっている。 また外装と内装の一体感も高く評価された」。

特別賞にDAYZとeKクロス

 なお、今回のアワードでは、特別賞に日産の「デイズ」と三菱の「eKクロス」の2車種も選定された。これらは両社の合弁会社によって共同開発された、いわば“双子”とも呼べるモデル。同じ形でありながらCMFによって全く異なった印象を与えていることが、受賞に大きく貢献したようだ。

 まず、日産はデイズに設定しているグレード、ハイウェイスターが受賞。外装がソーダブルー/アッシュブラウンの2トーン、内装にプレミアムコンビネーションインテリア(ブラック×ブラウン)を採用したカラーが受賞している。

 一方、三菱は、eKクロスに設定されている2つのボディカラーが同時受賞。一つめは、「サンドイエローメタリック×ホワイトソリッド」で、もう一方は「ナチュラルアイボリーメタリック×サンシャインオレンジメタリック」。いずれも内装色は。ブラック&タンを採用している。

 受賞理由は、以下の通りだ。

 「この2つのカラーデザインは、2つの企業の境界を超えたコラボレーションである。形のデザインが共通でありながら、CMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)によって、まったく違うターゲットユーザーに向けたデザインを実現した。 “プロジェクトシェア”の先駆けをみせたものとして、高く評価できる」。 クルマのカラーは、我々ユーザー側にとっても、どんなモデルを選ぶかを決める際にとても重要なファクターとなるだけに、今回の結果は非常に興味深い。

 さて、2020年はどんなクルマに、どんな色が採用されるのか。オートカラーアウォードは、そんな楽しみや期待を持たせてくれる面白い賞だ。

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みんなのコメント

16件
  • この記事に批判的なコメントへの短時間でのそう思わないの増え方が異常で笑える。完全に操作してるな
  • そう思わないを押す課の社員が必死すぎて笑えるwww
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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