今でこそ数は減ってきてしまったものの、一時は大変多くの名車を生み、世の中を賑わし、もはや日本の伝統的カルチャーとまでなった日本のスポーツモデル車。最近では規制などの強化によって昔ほど派手ではないものの、未だに走り屋文化というのは多くの人に愛されている。そこで、ここでは走りで選ぶ現代のおすすめのスポーツモデルをご紹介する!!
※本稿は2024年7月のものです
文:片岡英明/写真:ベストカー編集部、トヨタ、スバル、マツダ、スズキ、ダイハツ
初出:『ベストカー』2024年8月26日号
高けりゃイイってモンじゃない!! [400万円]以下&走りで選ぶスポーツモデル
【画像ギャラリー】走りのよさも楽しさもじゅうぶん味わえる!! 400万円以下で選ぶおすすめスポーツモデル(24枚)
■まずはド定番だが抜群の走りを魅せるこの2台!!
トヨタ GR86(293万6000~361万6000円)。全長4265×全幅1775×全高1310mm、1290kg、2.4L、水平対向4(235ps/25.5kgm)、11.9km/L(RZ・6MT) おすすめ度:★★★★★
トヨタGR86とスバルBRZは、世界でも少数派となったFRスポーツクーペだ。本誌の発売直前に年次改良が行われ、さらに魅力を広げた。
両車アクセルレスポンスの最適化を図り、GR86は足のセッティングも変えている。価格上昇を最小限に抑え、走りの楽しさに磨きをかけているからオススメ度は高い。
BRZは6速MT車にSモードが加わり、6速ATもパドルシフトの変速回転域を変更して操る楽しさの領域を広げた。GR86のヒラリとした味わいと比べ、安定志向の味付けだが、奥行きの深い走りが可能だ。
上級グレードでも400万円の予算内で買える。
スバル BRZ(332万2000~381万7000円)おすすめ度:★★★★★
■お次はギネスにも登録されたあのクルマ!!
ロードスターは、さらに少数派のライトウエイトFRオープンスポーツだ。ソフトトップは1.5L、電動ハードトップのRFは2Lエンジンを搭載する。
力強い加速を見せるのはRFだが、500cc少ない排気量で性能をフルに引き出せるのはソフトトップ車。上屋も軽いから、操る楽しさは一歩上を行っている。
マツダ ロードスター(289万8500~367万9500円)おすすめ度:★★★★★ 全長3915×全幅1735×全高1235mm、1010kg、1.5L、直4(136ps/15.5kgm)、16.8km/L(S)
GRヤリスは廉価グレードのRCでも刺激的な走りを楽しむことが可能だ。最新モデルはきめ細かい改良を行い、パワーアップも断行した。MTと変わらない楽しさが自慢の8速ATの登場もうれしい。内容を考えると買い得感は高い。
モデル末期だが、走りの楽しさは今も色あせていないのがスイフトスポーツだ。正確なハンドリングとターボならではの痛快な加速を存分に楽しめる。コペンも登場から10年になるが、走りの楽しさは健在。どれを選ぶか悩んでしまう。
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みんなのコメント
一方で、貧乏で闇バイトに落ちていく層。
貧富の拡大が治安をどんどん悪くするんだよ。