■本格仕様もイイ!
トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社「一汽トヨタ」は広州国際モーターショー(会期2024年11月15日~24日)で、クロスオーバータイプのバッテリー式電気自動車(BEV)「bZ3C」を展示しました。
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bZ3Cは、トヨタとBYDが合弁で設立した電動車技術会社「BYD TOYOTA EV TECHNOLOGY」(BTET)、一汽トヨタ自動車、トヨタ知能電動車研究開発センターが共同開発したクロスオーバーBEVです。2024年4月の北京モーターショーで世界初公開されました。
メインターゲットはZ世代と呼ばれる若い世代で、「Reboot」をコンセプトにしています。ボディサイズは全長4780mm×全幅1866mm×全高1510mm、ホイールベース2880mm。
日本でも販売されているbZシリーズ第1弾「bZ4X」(全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベース2850mm)と比べて、スポーティなクーペスタイルを採用しているのが特徴です。
コの字ヘッドライトを採用した、そのフロントマスクからどことなく「プリウス」のSUV仕様といった雰囲気が漂います。
車内はとてもすっきりとしています。無駄のない横基調のインパネに大型モニターが印象的な「スマートコックピット」を採用。安全で快適なドライブに加え、新しい体験価値を提供します。内装カラーは黒または鮮やかな赤となっています。
広州国際モーターショーではbZ3Cのほか、バンパーを変更するなど、よりダイナミックなスタイルの「bZ3C CITY GOコンセプト」とアウトドアスタイルの「bZ3C FIELD GOコンセプト」も展示しました。
bZ3Cと同じ主要コンポーネントを使ったファミリー向けのクロスオーバーBEV「bZ3X」(広汽トヨタ扱い)も同時進行で開発されており、こちらの価格は10万元(約210万円)クラスであることが発表されています。
bZ3Cの価格は未定ですが、bZ3Xに近いものになると予想されます。
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