中古車購入チェックポイント [2024.08.24 UP]
【2024年版】ホンダ シビックVSスバル インプレッサを徹底比較
シビックとインプレッサは、どちらもハッチバックタイプの人気車種です。高い走行性能を備えた両車種に注目して、購入を検討している方も多いでしょう。
【2024年版】スバル インプレッサVSスバル フォレスターを徹底比較
しかし、どちらが自分のスタイルや使い方にあっているか分からず悩んでいる方もいます。
この記事では、シビックとインプレッサを価格や走行性能、燃費性能などあらゆる面から比較します。
ホンダ シビックのプロフィール
シビックは1972年に初代が登場しており、ホンダの中でも長い歴史をもち世界中で人気を博してきたモデルです。現行モデルとなる11代目は2021年から発売されており、今もなおホンダの主力車種の一つとして注目を集めています。
ハッチバックが印象的なシビックですが、セダンモデルも展開されており、親しみやすさと存在感を両立させた人気車種といえるでしょう。
世界のCセグメントでトップクラスの「操る喜び」の提供を目指して開発されたシビック。現行モデルでは、車との一体感で乗る人すべてが爽快感を味わえることを目指しています。
EVモード・ハイブリッドモード・エンジンモードの3つの走行モードを搭載しており、あらゆる場面でスムーズな走り出しと吸い付くような安定感、シームレスな加速を実現してくれるでしょう。6速MTを設定することで、スポーティかつダイレクト感のあるシフトフィールを体感できます。
先代モデルとの比較
先代モデルとなる10代目シビックは、2017年から2021年の間に販売されていました。
開発当初から「タイプR」を見据えてプラットフォームを新開発し、ひとつ前のモデルからねじり剛性の向上やボディの軽量化、低重心化、ホイールベースとトレッドの拡大などが図られ、優れた走行安全性を実現しました。セダンは、クーペを思わせる流麗なルーフラインと彫刻的なサイドパネルを搭載し、先進的で上質なデザインが特徴です。
現行モデルとなる11代目シビックでは、先進の安全運転支援システムである「Honda SENSING」を全グレードに標準搭載し、安全性の向上を図っています。
広くて運転しやすい室内空間を維持できるキャビンを追求し、流れるような美しいプロポーションを作り上げました。低重心でのびやかなクーペのイメージをより強調し、力強くも軽快な走行を創造させるデザインに仕上がっています。
スバル インプレッサのプロフィール
スバルのインプレッサは、初代が1992年に発売されてから30年以上も進化し続けているスバルの代表車種の一つです。国内だけではなく、海外からも人気を集めているモデルです。
現行モデルとなる6代目は、2023年に発売が開始され、使いやすいサイズ感と高い走行性能で注目を集めています。
インプレッサの特徴は、快適な乗り心地や安定性の高い走行性能、スムーズな加速性能などです。走行と安全性能を高める「スバルグローバルプラットフォーム」に最新技術を取り入れ、応答性と安定性を向上させています。
また、2ピニオン電動パワーステアリングの採用により、滑らかかつ上質感のある操作フィールを実現しました。街乗りや休日の遠距離ドライブどちらでも軽快な運転を楽しめるでしょう。
ST-GやST-Hにはe-BOXERを搭載しており、機能に応じてモーターアシストを活用する専用制御があり、新感覚のドライブ体験ができます。
先代モデルとの比較
先代モデルとなる5代目インプレッサは、2016年に登場しました。新世代のスバル・グローバル・プラットフォームを採用し、走行性の質感を向上させるとともに、運転支援システムであるアイサイトも最新版のバージョン3が搭載されました。
精力的にマイナーチェンジが行われ、2020年には電動技術を取り込んだ「e-BOXER」搭載車を5ドアの「スポーツ」に設定しています。
現行モデルとなる6代目インプレッサは、スバルの最新技術を多数搭載し、安全性能や動的質感の向上を図りました。デザインはインプレッサの個性がさらに磨かれ、引き締まったスピード感あるシェイプや、走行に力強さを感じさせる張り出したフェンダーなどが特徴です。よりスポーティさが増し、注目を集めました。
また、フルインナーフレーム構造を採用し、ボディ剛性の向上と軽量化を実現しています。
グレードと価格の比較
こちらでは、シビックとインプレッサのグレード展開と価格を比較します。具体的なラインナップは下記の通りです。
シビックのグレード
ガソリン車メーカー小売希望価格(税込)EX FF(CVT)
EX FF(6MT)3,590,400円LX FF(CVT)
LX FF(6MT)3,240,600円シビックのグレード
ハイブリッド車メーカー小売希望価格(税込)e:HEV(FF)3,980,900円インプレッサのグレード
ガソリン車メーカー小売希望価格(税込)ST(FWD)2,299,000円ST(AWD)2,519,000円インプレッサのグレード
ハイブリッド車メーカー小売希望価格(税込)ST-G(FWD)2,783,000円ST-G(AWD)3,003,000円ST-H(FWD)2,992,000円ST-H(AWD)3,212,000円価格の面で比較してみると、ガソリン車とハイブリッド車どちらにおいてもインプレッサの方が費用を抑えられます。初期費用をかけたくない方にはインプレッサがおすすめといえるでしょう。
外観とボディサイズの比較
こちらでは、シビックとインプレッサの外観とボディサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
シビックのグレード全グレード:全長4,550mm×全幅1,800mm×全高1,415mmインプレッサST:全長4,475mm×全幅1,780mm×全高1,450mm
ST-G/ST-H:全長4,475mm×全幅1,780mm×全高1,515mm全長と全幅はシビックの方が大きく、全高はインプレッサの方が大きい仕様です。インプレッサは、ボディサイズ自体はコンパクトですが、全高を高めに設計し、室内空間のゆとりを確保しています。
どちらのモデルもほとんどの機械式駐車場や立体駐車場を利用できる大きさでしょう。インプレッサのST-GとST-Hグレードのみ全高が1,500mmを超えていますが、多くの駐車場は問題なく利用できます。
室内の広さを比較
こちらでは、シビックとインプレッサの室内の広さについて比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
シビック室内長1,915mm×室内幅1,545mm×室内高1,145mmインプレッサST:室内長1,925mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mm
ST-G/ST-H:室内長1,930mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mm
※サンルーフ装着車は室内高が-20mmとなりますインプレッサは、室内幅のみシビックよりも狭くなりますが、コンパクトなボディサイズでありながらも広々とした室内空間をもっていると分かります。シビックも同様に室内空間にはゆとりがあるため、快適なドライブを楽しめるでしょう。
燃費性能の比較
シビックとインプレッサの各グレードの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。
シビックのグレード
ガソリン車WLCTモード市街地モード郊外モード高速道路モードLX/EX(CVT)16.3km/L11.7km/L17.1km/L18.9km/LLX/EX(6MT)16.3km/L12.2km/L16.6km/L18.8km/Lシビックのグレード
ハイブリッド車WLCTモード市街地モード郊外モード高速道路モードe:HEV24.2km/L21.7km/L27.6km/L23.4km/Lインプレッサのグレード
ガソリン車WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードST(FWD)14.0km/L9.3km/L14.8km/L17.1km/LST(AWD)13.6km/L9.2km/L14.3km/L16.5km/Lインプレッサのグレード
ハイブリッド車WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードST-G/ST-H(FWD)16.6km/L13.4km/L17.0km/L18.2km/LST-G/ST-H(AWD)16.0km/L12.8km/L16.4km/L17.6km/L燃費性能を比較すると、ガソリン車とハイブリッド車の両方で、シビックの方が優れているモードが多いといえます。ランニングコストを抑えたい場合は、シビックの購入を視野に入れましょう。
動力性能の比較
こちらではシビックとインプレッサの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。
シビックのグレードエンジン種類総排気量最大出力LX/EX水冷直列4気筒横置 DOHC チェーン駆動1.496L134kW(182PS)6,000r.p.me:HEV水冷直列4気筒横置 DOHC チェーン駆動1.993L104kW(141PS)6,000r.p.mインプレッサのグレードエンジン種類総排気量最大出力ガソリン車ST水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴1.995L113kW(154PS)/6,000r.p.mハイブリッド車ST-G/ST-H水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴1.995L107kW(145PS)/6,000r.p.mシビックとインプレッサでは、エンジンの種類に違いがあります。インプレッサではコンパクトな水平対向エンジンを採用しているために、室内空間の確保ができたといえるでしょう。
タイヤサイズの比較
こちらでは、シビックとインプレッサのタイヤサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
シビック LX/EX:235/40R18
e:HEV:235/40ZR18インプレッサST:205/50R17
ST-G/ST-H:215/50R17タイヤサイズは、シビックとインプレッサどちらもガソリン車とハイブリッド車で異なります。インプレッサでは、ハイブリッド車の方がタイヤ幅が広めに設計されています。
安全装備の比較
こちらでは、シビックとインプレッサの安全装備を比較します。両車種の主な安全装備は下記の通りです。
現行のシビックには「Honda SENSING」と呼ばれる予防安全パックが搭載されています。主な装備内容は以下の通りです。
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・先行車発進お知らせ機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・標識認識機能
・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)
・車線維持支援システム(LKAS)
・トラフィックジャムアシスト
・ブラインドスポットインフォメーション
・誤発進抑制機能
・パーキングセンサーシステム
・オートハイビーム
・アダプティブドライビングビーム(EX/e:HEVのみ)
インプレッサに搭載されている主な安全装備は以下の通りです。
・アイサイトコアテクノロジー(ST-G/ST-HはECOクルーズコントロール付)
・アイサイトアシストモニター
・緊急時プリクラッシュステアリング(ST-G/ST-Hのみ)
・運転支援テクノロジー(ST-G/ST-Hのみ)
・ドライバー異常時対応システム
・アレイ式アダプティブドライビングビーム(ST-Hのみ標準搭載・ST-Gはオプション追加可能)
・視界拡張テクノロジー(ST-Hのみ標準搭載・ST/ST-Gはオプション追加可能)
・デュアルSRSエアバッグ
・SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグ
・歩行者保護エアバッグ
どちらも安全装備が充実しており、グレードによってはオプション追加するとさらに安全性を高められます。
ラゲッジスペースの比較
こちらでは、シビックとインプレッサのラゲッジスペースについて比較します。両車種のラゲッジスペース寸法と容量は下記の通りです。
シビック 奥行920mm×幅1,030mm×高さ750mm
荷室容量:446Lインプレッサ奥行814~1,591mm×幅1,042mm×高さ706mm
ST:荷室容量382L(定員乗車時)~1,360L(2名乗車時標準ルーフ車、ルーフまで積載時)
ST-G/ST-H:荷室容量319L(定員乗車時)~1,318L(2名乗車時標準ルーフ車、ルーフまで積載時)シビックの荷室は、一般的なコンパクトカーやセダンタイプと比較しても広いスペースを確保しているといえるでしょう。日々の買い物から週末のレジャーまで、様々なシーンでの活躍が期待できます。
インプレッサも、荷室のスペースは十分確保されているといえるでしょう。ガソリン車とハイブリッド車で多少の違いはあるものの、工夫次第で大きな荷物も積める魅力があります。
おすすめグレードの選び方
シビックやインプレッサの中にも様々な特徴をもったグレードがあるため、どのタイプを選べばよいか迷う人もいるでしょう。
ここでは、自分のスタイルにあったグレード選びができるよう「価格重視」「走り重視」「装備重視」の3つのポイントからおすすめグレードを紹介します。
価格重視
シビックの中でも価格を重視して選ぶのであれば、「ガソリン車LX」モデルがおすすめです。3,240,600円と、シビックの3モデルで最も低価格なため、初期費用を抑えて購入できます。安いとはいえ、最新の安全技術や燃費性能、走行性能は十分に備えているため、快適なドライブを楽しめるでしょう。一般的な車と比較するとやや高価な部類ですが、メンテナンスやトラブルの心配が少なく、長い目で見ればお得な選択肢といえます。
価格を抑えてインプレッサを購入するなら、ガソリン車ST(FWD)がおすすめです。現行モデルの中では、2,299,000円と価格が最も安いため初期費用を抑えられます。また、AWD車であってもSTモデルであれば250万円台で購入できるため、安定した走行性能も求める方は検討してみてください。
走り重視
シビックの中でも走行性能に優れたモデルを選ぶなら、LXグレードがおすすめです。シビックのエンジンは、現代の最新技術を取り入れ燃費効率の向上を追求している特徴があります。特にLXグレードは高出力かつ幅広のタイヤも装着しているため、燃費性能と安定性が両立しており、スポーティな走行を楽しめるでしょう。
走行性重視でインプレッサのグレードを選ぶなら、ガソリン車のSTグレードがおすすめです。インプレッサは全グレード共通で水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴を採用しています。カタログスペックで最大出力を見てみると、ハイブリッド車よりもガソリン車のSTの方が大きいため、力強い走りが期待できるでしょう。
装備重視
装備重視でシビックのグレードを選択するならe:HEVがおすすめです。ガソリン車にはない、先読みエコアシストやINDIVIDUALモード、PTCヒーター、アクティブノイズコントロール、アクティブサウンドコントロール、電動サーボブレーキシステムなどの機能を多数備えています。
インプレッサの中でも装備重視でモデルを選ぶ際は、最上位グレードのST-Hがおすすめです。マイルドハイブリッドシステムや安全性能などST-Gと共通で搭載されている機能も多くありますが、駐車時に便利なデジタルマルチビューモニターが標準搭載されているのはST-Hのみです。また、ST-Hはオプションでサンルームの取り付けもできます。
※本記事は、2024年6月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
「すごい多重事故…」 関越道で「トラックなど3台が衝突」発生! 2車線が一時通行規制で「通過時間70分」の大渋滞 圏央道も混雑
“45年ぶり”マツダ「サバンナGT」復活!? まさかの「オープン仕様」&斬新“レトロ顔”がサイコー!ワイドボディも魅力の「RXカブリオレ」とは?
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
「すごい衝突事故…」 東富士五湖道路が一時「上下線通行止め!」 ミニバンが「横向き」で“全車線”ふさぐ… 富士吉田で国道も渋滞発生中
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
「富士山登山鉄道」断念、でも代わりは“トラム”なの!? 後継には「電動連節バス」しかない3つの理由
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント