■冬の越後湯沢でスバル新型「レヴォーグ」の実力を検証
新型コロナ禍のため、昨シーズンから新型車の雪道試乗会がおこなわれていない。そんなことからスバルは「新型『レヴォーグ』で雪道を走ってみてください。雪道の走行安定性も確認してほしいと思います」。スタッドレスタイヤを履かせた広報車を準備したという。
ボンネットに穴がない!? スバル「レヴォーグ」の自然吸気エンジン車が登場した理由
時節柄、北海道まではいけないため、年明け早々雪が降るタイミングで新潟県の越後湯沢へいきました。
大雪予報の前日に移動。タイヤを確認するとヨコハマの「アイスガードiG6」だった。
広報車のタイヤといえばブリヂストンが主流ながら、私(国沢光宏)も騒音レベルやドライ路面での操縦安定性、燃費、雪道性能など総合評価でiG6を高く評価している。
実際、越後湯沢までドライ路面の関越道は快適至極。クルコンとレーンキープを使えば186kmもあっという間。
都市部に住んでいると最近人気のオールシーズンタイヤも考えるけれど、常時4つのタイヤを駆動しているクルマであり、なおかつサスペンションが滑らか&しっかり動くクルマなら都市部で本格的なスタッドレスタイヤを履かしておいてもまったくストレス無し。
ややもするとスタッドレスタイヤだということを忘れてしまうほど。
1日目は越後湯沢近辺のアイスバーンを試す。まごう事なきスバルの味ですね!
私の場合「レガシィ」は初代からオーナーとして雪道を走ってきた。正確に書けばスキー修行していたからですけど。頻度が高かった1995年から2010年くらいまでは年間40日間ゲレンデにいたほど。毎週金曜日に越後湯沢へいき、日曜日の午後に帰ってくる日々。
スバルの4WDの特長を挙げるなら、安定と楽しさの両立だと思う。
安定性ばかり追求すると基本的に安全を担保するためアンダーステア傾向になってしまう。初代から4代目まで横滑り防止装置なども付いていない。したがって曲がるクルマ作りをするとスピン傾向になる。
アンダーステアなら誰でも対処できるが、スピンはコントロールしにくい。
当時の4WD車に雪道で乗ると押し並べてアンダーステア。曲がらないのだった。ノロノロ走るしかない。けれどスバルは上手なドライバーならググッと曲がってくれた。滑りやすい雪道でも「アクセル踏もう!」という気合い入れれば曲がっていくワケ。
だからこそ当時レガシィはスポーツ心あるスキー好き達から絶賛されたということです。
私も雪道に出会ったら「ひゃっほ~!」と叫んで飛び込んでいったほど。「関越トンネル抜けたら新潟側が雪道になっていた」なんてときの楽しさったら辛抱溜まらなかったですね。アイスバーンを走りながらそんなことを思い出す。
新型レヴォーグは、横滑り防止装置が付いているためスピンモードにならないが、しっかり曲がってくれます。
■あらゆる環境下で穏やかな挙動を見せるスバルの4WD
翌日、起きたら吹雪! 越後湯沢全域が素晴らしい雪道になっている。私は戌年ということもあり「雪が降れば庭駆け巡る」状態。毎シーズン雪道試乗やスタッドレスタイヤ試乗で走るコースを存分に試す!
やはりスバルの4WD、楽しいですね! 177馬力というパワーも雪道を楽しむならちょうどよい感じ。使い切れるパワーだし。
人が立つのも難しいほど滑るアイスバーンや、圧雪、新雪、除雪車の来ていない深雪などさまざまな雪道、凍った高速道路までも試してみたが、すべて穏やかな挙動を見せる。
強いていえば「あらま!」だったのは、STIスポーツのエアダム付きフロントバンパーで20cm以上あるような深雪のなかを走ると、ラッセル車のように真っ白になっちゃいます(笑)。
新型レヴォーグにもいえることながら、スバルの4WDは最後までサバイバル出来る強さも持っていると思う。
悪条件に遭遇したら弱いクルマだと最初にお手上げになります。スバルは最後まで残れるポテンシャルを持つ。
さらに寒冷時のデフロストの利きや、ワイパーの強さなどなど、寒冷地や雪道に対するタフさも心強い。吹雪のなか、とても快適でした。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ本気の「小さな高級車」に驚きの声! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルに反響あり!
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
スズキ・フロンクスが月販目標の9倍も受注! 絶好調な理由は小さくて安いのに感じられる「高級感」!!
トヨタ『ランドクルーザー』リコール…ドライブシャフト不良、走行不可能になる恐れ
トヨタ「“2階建て”車中泊仕様」がスゴイ! 大人5人が寝られる「豪華ホテル」風内装! 広さ2倍になる“マル秘機能”も搭載する「謎のハイラックス」とは?
「なんで“鳴らした”!?」 後続車の「クラクション」に“イラ”っと! 一度は感じる「ブレーキ問題」! 見直すべき“ブレーキ技術”とは
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
給油所で「レギュラー“なみなみ”で!」って言ったら店員にバカにされました。私が悪いんですか?怒りの投稿に回答殺到!?「なにそれ」「普通は通じない」の声も…悪いのは結局誰なのか
日本に世界が注目!? 公道激走バトルの「ラリー」開催! 3年目の「ラリージャパン」どんな感じ? トヨタ会長が語る
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
今の時代の四駆性能は各社大きな違いが無いかもしれないが、やはりラリーやダートで活躍した姿が脳裏に焼きついているからかな。