■660ccエンジン搭載の「ロードスター」!?
トライアンフモーターサイクルズジャパンは2024年3月26日、同社が“ミドルウェイトロードスター”を標榜する「トライデント660」の特別仕様車「トリプル・トリビュート・エディション」を発表しました。
また2024年4月5日から開催される「第3回名古屋モーターサイクルショー」では、同車初となる実車お披露目が行われるといいます。
【画像】カッコいい! これが660ccの「新しいロードスター」です(34枚)
トライデント660は、クラストップクラスの品質と高いパフォーマンス、そしてハンドリング性能を誇るトライアンフの人気モデル。
このトライデント660をベースに、その魅力をより引き上げた特別仕様車が、今回発表されたトライデント660 トリプル・トリビュート・エディションとなります。
同車は、過去のマン島TTレースで5年連続優勝(1971年~1975年)を誇る伝説のトライアンフ車「スリッパリー・サム」へのオマージュが込められており、現代的な解釈によって構成された「ホワイト×ブルー×レッド」のレトロでモダンなカラーグラフィックをボディに採用。
また、シフトアップとシフトダウンの両方に対応し優れたパフォーマンスを存分に引き出すクイックシフター「トライアンフ シフトアシスト」を標準装備します。
低回転域でもクラッチレスで素早くスムーズなシフトチェンジが可能となるこの装備により、混み合う街中ではストレスフリーな走りを、さえぎるもののない道では爽快なライディングを堪能できるといいます。
パワーユニットには、低速域のトルクと高速域のパワーのベストバランスを追求し、クラスの垣根を越えたスポーツ性能を実現する660ccの3気筒エンジンを搭載。
最高出力81馬力・最大トルク64Nmを発揮するこのエンジンに6速MTのトランスミッションを組み合わせ、スリリングでレスポンスに優れた絶妙なパフォーマンスを味わうことが可能です。
足回りにもプレミアムなアイテムが奢られ、サスペンションにはショーワ製の倒立フォークとリアサスペンションユニット、ブレーキはニッシン製となるなど、ハイスペックな装備を標準採用。
トライアンフならではの俊敏で揺るぎない走りを支え、高いハンドリング性も実現しました。
そのほか、運転中でも様々な情報が見やすいTFTディスプレイを表示メーター部に搭載。またヘッドライトやリアライト、セルフキャンセリング機能付きのウインカーにはLEDを採用しています。
そのほか、ROAD、RAINの2種類の走行モードから切り替えられるトラクションコントロールシステムなど、安全性と快適性、そして運転の楽しさを最大化させる高度なテクノロジーを標準搭載しました。
トライアンフ チーフ・コマーシャル・オフィサーのポール・ストラウド氏は、新型トライデント660 トリプル・トリビュート・エディションについて以下のようにコメントを発表しました。
「2020年の発売以降、このミドルウェイトロードスターは競争の激しいこのカテゴリーおいて世界で3万5600台以上も販売しました。
3気筒エンジンを搭載し、手が届きやすい金額で販売されるこのモデルは、若いライダーや新たに趣味としてバイクを始める方にとてもオススメです。
かつて『スリッパリー・サム』が世界を席巻したように、この特別仕様車もスタイル・テクノロジー・パフォーマンスでファンを虜にできると信じています」
※ ※ ※
車両価格(消費税込)は99万5000円で、1万6000kmまたは12ヶ月の定期点検も費用に含まれるなど、優れたトータルコストパフォーマンスも同車の魅力です。
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