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SUVは現代の「国民車」的存在!? 本当に使いやすくてお得なSUV3選

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SUVは現代の「国民車」的存在!? 本当に使いやすくてお得なSUV3選

■セダンに代わり、現在はSUVが主流に

 ひと昔前、トヨタ「カローラ」がバカ売れしていた時代がありました。5ナンバーサイズのコンパクトなボディで、1.5リッター以下のエンジンを搭載した4ドアセダンが「国民車」と呼ばれるほどの人気を集めたのです。

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 そして現在はセダンが低迷し、SUVが主役となりました。

 かつてのSUVといえば個性派モデル扱いでしたが、現在ではセダンより快適な室内、多少の悪路でも大丈夫な最低地上高、4WDの普及、セダンよりも全長が短く車両感覚が掴みやすいボディ形状など、現代のユーザーの多くが求めるニーズに合致していることも大きな要因でしょう。

 そしてジャンルが成熟するにつれ、さまざまなタイプのSUVが誕生。最近トレンドになっているコンパクトなモデルやオフロードに強いモデル、さらに贅を尽くしたラグジュアリーモデルまで幅広く誕生しています。

 そこで、数多くのSUVのなかから、日本の道路事情や車格、性能、価格などを考慮し、現代の「国民車」といえる本当に使いやすいSUVを3台ピックアップして紹介します。

●トヨタ「カローラクロス」

 国内の主要メーカーが続々と新型車を投入しているコンパクトSUV市場ですが、「ちょうどいい」サイズ感で2021年9月に登場したのがトヨタ「カローラクロス」です。

 元祖国民車だったカローラシリーズのSUVということで注目されるカローラクロスは、全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mmとかなり幅広なボディサイズはミドルクラス寄りの「Cセグメント」に分類。

 エンジンは1.8リッターガソリンと1.8リッター+モーターのハイブリッドをラインナップし、駆動方式は1.8リッターガソリンが2WDのみ、1.8リッターハイブリッドは2WDとE-Fourを設定しました。

 また、1.8リッターハイブリッドはコンパクトクラス以上の余裕がありながら、26.2km/L(WLTCモード)という低燃費を実現しています。

 最新の「トヨタセーフティセンス」が標準装備されるなど高い安全性能を確保しつつ、最上級グレード以外の価格は300万円以下というのもポイント。

 若者はもちろん、これまでのセダンのカローラを乗り継いできたベテランドライバーにもオススメできる、「新国民車」と呼べそうです。

■モデル末期で熟成されたSUVも狙い目

●ホンダ「ヴェゼル」

 ホンダのクロスオーバー「HR-V」の後継車の「ヴェゼル」は、2021年4月にフルモデルチェンジして2代目モデルが登場しました。

 全長4330mm×全幅1790mm×全高1580mm-1590mmのボディサイズでコンパクトクラスに分類されますが、車格以上の大きさに見えるスタイルやデザインを採用しており、実際にヴェゼルを見るとミドルクラスに近い存在感があります。

 また、ホンダの「M・M(マンマキシマム・メカミニマム)思想」に基づくパッケージングによって後部座席の広さも十分に確保。ライバル車に対して明確なアドバンテージになっています。

 エンジンは、1.5リッターガソリンと1.5リッター+2モーターによるハイブリッドシステム「e:HEV」」の2つ。どちらも2WDと4WDが用意されました。

 この「e:HEV」はそれまでのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」と基本的には同じなのですが、よりEV感覚に近い乗り味になっていると評判で、初代モデル以上にオンロード性能を向上させた印象があります。

 当然ながら先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」も標準装備し、安全性能も抜かりなしです。

 ヴェゼルの売れ筋モデルはe:HEV搭載で装備が充実した「Z」グレード。289万円からという価格でお買い得感があり、水平基調のクリーンなスタイリングに一変したことで後部座席からの視界もよく、街乗りに特化した使い方ならベストな選択といえそうです。

●日産「エクストレイル」

 少し前までのSUVは、全長4.5mから4.8mの「Dセグメント」に分類されるミドルクラスが主流でした。

 そのなかでもパワフルな走行性能とタフな作りで、本格派SUVとして根強い人気を誇っているのが日産「エクストレイル」です。

 エクストレイルには新型が登場するとのは噂もあり、あえて熟成された現行型の3代目をいま狙うのもアリでしょう。

 全長4690mm×全幅1820mm×全高1730mm-1740mmのボディサイズは迫力十分。ここに搭載されるエンジンは、2リッターガソリンと、2リッター+モーターハイブリッドの2種類です。

 ガソリン車、ハイブリッド車ともに2WDと4WDを設定。また、ガソリン車には3列シートモデルも用意されました。

 日産には「e-POWER」というハイブリッドシステムがありますが、エクストレイルのハイブリッドはそれではなく、モーターはあくまで補助的な役割を果たすものとなっています。

 燃費は15.0km/L(2WD・WLTCモード)と、ハイブリッド車としてはひと昔前の性能に留まっていますが、エクストレイル最大の魅力はその走行性能です。

 一見、都会派SUVのようなスタイルに見えるものの、ガンガン走れる本格的なオフロード性能を持ち、最新の運転支援技術「プロパイロット」も搭載。

 しかも3代目エクストレイルは熟成されきったモデル末期。大幅な値引きも期待できるといえ、300万円の予算で収まる可能性も高そうです。

 ミドルクラスらしい重厚なオンロード性能と、ガシガシと道具として使い倒せる仕様は捨てがたい魅力があります。

※ ※ ※

「クルマの基本形」といわれたセダンに代わってSUVが主流になったのも、頭上に余裕のある車内空間と着座位置の高さがもたらす良好な視界や前後のオーバーハングが短めで車両感覚が掴みやすいなど、優位性が多かったからでしょう。

 最新のSUVはルックスも良く、進化したハイブリッドや安全運転支援システムも魅力です。ちょうどいいサイズ感のSUVは現代の国民車に相応しいモデルだといえます。

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みんなのコメント

41件
  • >エクストレイルには新型が登場するとのは噂もあり、あえて熟成された現行型の3代目をいま狙うのもアリ

    おいおい、オマエらマスゴミ、
    1年半前に北米ローグがデビューした時点で、今すぐにでもそれが新型エクストレイルとして国内販売されるかのような煽りっぷりだったろうが。

    それが今さら高齢車エクストレイルが買いだとか、「新型登場の『噂』がある」とか、いい加減と無責任も大概にしろや!!
  • ヴェゼル試乗しましたが、静寂性と言うかどこかから音がしたり
    アクセル踏んでも、モッサリと言うか思うように進んでくれない。
    アクセルが重い?
    デザイン的にも顔がデカく尻つぼみみたいでちょっと候補になりませんでした。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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