暮れなずむ鈴鹿8耐の記憶【昭和エモ伝Vol.4】

今ほど暑くはないかもしれないけれど、熱さは格別だった

もうすぐ二輪メディア歴50年となるベテランライターが、日本におけるバイク黄金時代のアレコレを実体験と共に振り返る昭和郷愁伝。今回はタフネスさを極めた’80年代の鈴鹿8耐取材について振り返ります。

●文:ヤングマシン編集部(牧田哲朗) ●写真:YM Archives

鈴鹿18耐、24耐、そして熾烈を極める8耐へ

ライダーにとって夏の風物詩のひとつとなっている「鈴鹿8時間耐久レース」。

Comments

[kus********]

見る方もエンデュランス。当方はＳ字で見ていた。　ここは土手に木陰があってまだ楽だったし。

会社のツーリング仲間とかまぼこ板持参毎年行った。
サイドスタンドのみのバイクは炎天下で駐車場のアスファルトにサイドスタンドがめり込んで倒れるから、サイドスタンドの接地部に噛ますんだけどね。

[zuq********]

第一回鈴鹿8耐のヨシムラGS1000は素晴らしかったが、モリワキZ1のトニー・ハットン選手がレース終盤でガス欠、灼熱のコースの約２kmをマシンを押してピットに戻り、そこからクロスビー選手が驚異の追い上げで３位入賞は感動した。日没後のヘッドライト点灯走行、表彰式の後のやや涼しくなった鈴鹿の花火大会と共に忘れられない思い出。