■新車で買える!? 27年も展開される日産の「本格SUV」
海外では、かつて日本で販売されていた“旧いクルマ”が細かい改良を重ねられながらも、ほぼそのままのカタチで販売している事例があります。
日産でも、かつて国内で販売されていた「サファリ」が、今も中東で購入できるといいます。
【画像】継続27年販売中! 日産本格SUV「パトロール サファリ」を画像で見る(124枚)
トヨタが1984年から2004年まで国内で販売し、2014年に復刻販売を行った「70ランドクルーザー」が、再び登場するのではないかと最近話題となっています。
ところがオーストラリアなどで70ランドクルーザーは、40年近くに渡り現在も販売を続けている現役モデルです。
また、スズキのインド法人「マルチ・スズキ」が展開するミニバン「イーコ」や、三菱のインドネシア法人が販売する三菱「コルトL300」など、新型を導入するのではなく、あえて旧モデルをそのまま販売し続けるケースが多く見られます。
これは耐久性や信頼性の高さを重視した実用モデルによくある事例のようです。今でも、
そして日産では、かつて日本でも販売していた「サファリ」と同じモデルが、「パトロール スーパー サファリ/パトロールサファリ」として今でも中東などで新車購入することが可能です。
パトロールは、1951年のデビュー以来、世界中で販売されており、現行モデルは全長5mを超える巨体を持つ日産のフラッグシップSUVです。
国内でもかつては「サファリ」という車名で販売されていましたが、2007年には販売終了しており、現在では海外専売車種となっています。
日本では、2007年に販売を終了した3代目サファリ(海外名:5代目パトロール)ですが、中東ではその後継モデルとなる6代目パトロールが発売されたあとも、パトロール スーパー サファリ/パトロール サファリとして継続販売されているのが特徴です。
現在販売されているのは、2022年3月14日に登場した2022年モデルで、3ドア・ショートボディのパトロール サファリと5ドア・ロングボディのパトロール スーパー サファリの2車種ラインナップされています。
エクステリアもインテリアも、細かい違いはあるものの、ほとんど当時日本で販売されていた3代目サファリと同様といえます。
ボディサイズは、ショートボディのパトロール サファリが全長4505mm×全幅1940mm×全高1840mm。対するロングボディのパトロール スーパー サファリが全長5080mm×全幅1940mm×全高1855mmです。
パワートレインは共通で、最高出力280馬力最大トルク46kgf・mを発揮する直列6気筒エンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは、5速MTもしくは5速ATを選択可能です。
価格は、16万2500UAEディルハイム(約582万円)からです。
※ ※ ※
1997年の誕生以来、日産は27年間に渡り3代目サファリ(海外名:5代目パトロール)を生産していることになります。また、前出の70ランドクルーザーやコルトL300も40年近く展開されています。
国外では、信頼性の高い“日本の古いクルマ”も一定の需要があるようです。
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