現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型プリウスの0-100加速=6秒台はリアルでスポーツカーレベル! 気になる燃費や価格はどうなる?

ここから本文です

新型プリウスの0-100加速=6秒台はリアルでスポーツカーレベル! 気になる燃費や価格はどうなる?

掲載 146
 新型プリウスの0-100加速=6秒台はリアルでスポーツカーレベル! 気になる燃費や価格はどうなる?

第二世代TNGAの採用で低重心&スタイリッシュに進化
トヨタは事前の告知通り、11月16日に新型「プリウス」をワールドプレミアした。6-7年サイクルでフルモデルチェンジを遂げてきたプリウス。5代目となる新型は7年ぶりの全面改良でどんな進化を遂げたのか。概要を見ていこう。

まずバリエーションについて。従来同様、ハイブリッド仕様とプラグインハイブリッド仕様の2タイプが設定されるが、従来型で差別化されたエクステリアデザインは、新型ではほぼ共通化され、ディテールや装備の差別化に留められた。とはいえそのエクステリアは、第二世代TNGAプラットフォームの採用により、低くスタイリッシュなプロポーションが追求され、スポーツカーのような流麗なフォルムを手に入れている。リアに薄型一文字のリアコンビネーション、ホイールには19インチを取り入れるなど、新たなデザイン要素も盛り込んだ。

>>トヨタ プリウスのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

ボディカラーはスポーティ感を強調したソリッドの新色「アッシュ」や「マスタード」を含む全8色が設定される。

>>トヨタ プリウス(現行モデル)の価格やスペックをチェックする
>>トヨタ プリウス(現行モデル)の専門家やユーザーのレビューをチェックする

発売はハイブリッドが今冬、プラグインは来春を予定
なお、発売時期はハイブリッド仕様が今冬、プラグインハイブリッド仕様は2023年春頃が予定されている。なお今回のワールドプレミアでは価格の発表は見送られたが、ハイブリッド版は今冬発売ということで、近いうちに明らかになる見通しだ。

パワートレインは、ハイブリッド仕様には1.8リッター版と、新設定となる2リッター版の2種類を用意してきた。注目は、従来モデルに比べ200ccアップした2リッター版については、システム最高出力が193psへと大幅に向上(従来の1.8リッターは122ps)していること。これだけのパワーがあれば、スポーツカーのような走りを楽しむこともできそうだ。また1.8リッター版もシステム最高出力は140psと18psの出力アップを遂げている。

>>トヨタ プリウス(現行モデル)の価格やスペックをチェックする
>>トヨタ プリウス(現行モデル)の専門家やユーザーのレビューをチェックする

プラグイン版の走りはもはやスポーツカーレベルか
プラグインハイブリッド版については、“ダイナミックフォース”エンジンと高出力駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた新世代の2.0Lプラグインハイブリッドシステムを初採用。こちらはシステム最高出力223psというさらなる高出力化を果たしており、0-100km/h加速は6.7秒というエコカーの域を完全に超えた加速性能を獲得している。

一方で、燃費は従来同様の低燃費を達成しているとのこと。従来のプラグインハイブリッド仕様の燃費は30.3km/Lだから、それと同水準の燃費で220psオーバーを達成しているというのは技術の進化を感じずにはいられない。と同時に、さらなる低燃費化を追求することよりも、スポーティ感や走りを楽しめることを重視した開発姿勢をうかがい知ることができる。

その上で、EV走行距離は従来型(60km)に比べて50%以上向上しているとのことで、最大90km以上のEV走行距離を達成していることになる。通勤や日常の移動の多くはEVとして使うことができるだろう。

>>トヨタ プリウス(現行モデル)の価格やスペックをチェックする
>>トヨタ プリウス(現行モデル)の専門家やユーザーのレビューをチェックする

高性能化で価格上昇は必至か
装備については、「イルミネーション通知システム」をトヨタ車で初めて採用。これは車内を照明で彩るアンビエントライトと、運転支援装置トヨタセーフティセンスを組み合わせたもので、危険を検知した際、アラームが鳴る前にイルミネーションの点滅で、ドライバーに注意を喚起するというもの。

他にも駐車時に車外からスマフォアプリを介して出し入れの操作ができる「アドバンストパーク」を設定するなど、充実した運転支援システムを備えている。

これだけの進化を遂げているとなると気になるのは価格アップの度合い。ちなみに現行モデル(ハイブリッド版)は約260万円から364万円という価格帯だったが、昨今の原料の高騰や進化の中身を考えると、ハイブリッド版で280~400万円あたりの設定となるだろうか。

なお、4WD版のE-Fourも従来通り設定され、こちらは雪道での登坂性能や旋回時の安定性がさらに向上しているとのこと。まさに全方位隙なしの進化を遂げた新型プリウス。発売が今から楽しみだ。

>>トヨタ プリウス(現行モデル)の価格やスペックをチェックする
>>トヨタ プリウス(現行モデル)の専門家やユーザーのレビューをチェックする

こんな記事も読まれています

『フェルスタッペン×アロンソ』“最強タッグ”の可能性はあったのか? レッドブル重鎮マルコ「チームを良い方向に進めるのは難しかっただろう」
『フェルスタッペン×アロンソ』“最強タッグ”の可能性はあったのか? レッドブル重鎮マルコ「チームを良い方向に進めるのは難しかっただろう」
motorsport.com 日本版
[サウンド制御術・実践講座]「タイムアライメント」を使いこなせると、演奏を立体的に再現可能!
[サウンド制御術・実践講座]「タイムアライメント」を使いこなせると、演奏を立体的に再現可能!
レスポンス
【途中経過】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝1時間半時点
【途中経過】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝1時間半時点
AUTOSPORT web
【SUPER GT Round3 SUZUKA GT 3 Hours RACE】37号車Deloitte TOM’S 笹原&アレジ組がGT500初優勝!GT300は777号車D'station Vantage GT3が完勝
【SUPER GT Round3 SUZUKA GT 3 Hours RACE】37号車Deloitte TOM’S 笹原&アレジ組がGT500初優勝!GT300は777号車D'station Vantage GT3が完勝
Webモーターマガジン
マツダ、マツダ2とロードスターの現行モデルで不正判明 アテンザやアクセラのエアバッグ試験でも
マツダ、マツダ2とロードスターの現行モデルで不正判明 アテンザやアクセラのエアバッグ試験でも
日刊自動車新聞
ブガッティで1000キロの旅!「タイプ35」の100周年記念イベントが開催! 世界中のオーナーがクラシックモデルでフランスを巡りました
ブガッティで1000キロの旅!「タイプ35」の100周年記念イベントが開催! 世界中のオーナーがクラシックモデルでフランスを巡りました
Auto Messe Web
約30万円分のアイテムをお値段据え置きで特別装備!「フィアット・ドブロ」の限定モデルが登場、記念フェアも開催!
約30万円分のアイテムをお値段据え置きで特別装備!「フィアット・ドブロ」の限定モデルが登場、記念フェアも開催!
LE VOLANT CARSMEET WEB
マツダが発表した不正行為の該当車種一覧
マツダが発表した不正行為の該当車種一覧
日刊自動車新聞
【MotoGP】ツーリング状態が長かったイタリアGP決勝、タイヤ内圧ルールがその原因? マルティン主張
【MotoGP】ツーリング状態が長かったイタリアGP決勝、タイヤ内圧ルールがその原因? マルティン主張
motorsport.com 日本版
BMW『5シリーズ・ツーリング』新型にPHEV、EVモード95km…今夏欧州設定へ
BMW『5シリーズ・ツーリング』新型にPHEV、EVモード95km…今夏欧州設定へ
レスポンス
ベルトーネが創立110周年にハイパーカーを引っ提げて華麗に復活! 6月9日に公開される「GB110」とは
ベルトーネが創立110周年にハイパーカーを引っ提げて華麗に復活! 6月9日に公開される「GB110」とは
WEB CARTOP
スズキ、「アルト」のブレーキで不適切行為が判明 性能は問題なしと確認済み
スズキ、「アルト」のブレーキで不適切行為が判明 性能は問題なしと確認済み
日刊自動車新聞
贅の極みはLSかセンチュリーかLMか……グランエースもある! 国産車の後席でもっとも快適なのはドレなのか4台を比較してみた
贅の極みはLSかセンチュリーかLMか……グランエースもある! 国産車の後席でもっとも快適なのはドレなのか4台を比較してみた
WEB CARTOP
【スーパーGT】性能調整がフェアじゃない! 元F1ドライバーから不満あがるほどのパフォーマンス見せる2号車muta。速さの秘訣はクルマづくりの緻密さか
【スーパーGT】性能調整がフェアじゃない! 元F1ドライバーから不満あがるほどのパフォーマンス見せる2号車muta。速さの秘訣はクルマづくりの緻密さか
motorsport.com 日本版
スバルが新型「WRX tS」初公開! オシャブルー内装&ワイドボディ採用!? 2024年後半に米国で発売へ
スバルが新型「WRX tS」初公開! オシャブルー内装&ワイドボディ採用!? 2024年後半に米国で発売へ
くるまのニュース
EcoFlowが自動車のオルタネーターの余剰電力を利用し1.3時間で1000Wh充電できる走行充電器「Alternator Charger」を発売
EcoFlowが自動車のオルタネーターの余剰電力を利用し1.3時間で1000Wh充電できる走行充電器「Alternator Charger」を発売
@DIME
【スクープ】アストンマーティンのV12搭載新型スーパースポーツに「ヴァンキッシュ」の名前が6年ぶり復活へ!
【スクープ】アストンマーティンのV12搭載新型スーパースポーツに「ヴァンキッシュ」の名前が6年ぶり復活へ!
LE VOLANT CARSMEET WEB
【MotoGP】クアルタラロ、イタリア決勝で大苦戦18位。ヤマハのアップデートで好転の兆し見せるも“フィジカル”への負担が問題に
【MotoGP】クアルタラロ、イタリア決勝で大苦戦18位。ヤマハのアップデートで好転の兆し見せるも“フィジカル”への負担が問題に
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

146件
  • さようなら、テスラ
  • 進化版プリウスミサイル。
    高齢者暴走がまた起きるだろうな。
    0-100加速よりも
    踏み間違い対策の標準安全装置をつけるのが先じゃねーの?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0628.0万円

中古車を検索
プリウスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

275.0460.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0628.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村