第二世代TNGAの採用で低重心&スタイリッシュに進化
トヨタは事前の告知通り、11月16日に新型「プリウス」をワールドプレミアした。6-7年サイクルでフルモデルチェンジを遂げてきたプリウス。5代目となる新型は7年ぶりの全面改良でどんな進化を遂げたのか。概要を見ていこう。
まずバリエーションについて。従来同様、ハイブリッド仕様とプラグインハイブリッド仕様の2タイプが設定されるが、従来型で差別化されたエクステリアデザインは、新型ではほぼ共通化され、ディテールや装備の差別化に留められた。とはいえそのエクステリアは、第二世代TNGAプラットフォームの採用により、低くスタイリッシュなプロポーションが追求され、スポーツカーのような流麗なフォルムを手に入れている。リアに薄型一文字のリアコンビネーション、ホイールには19インチを取り入れるなど、新たなデザイン要素も盛り込んだ。
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ボディカラーはスポーティ感を強調したソリッドの新色「アッシュ」や「マスタード」を含む全8色が設定される。
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発売はハイブリッドが今冬、プラグインは来春を予定
なお、発売時期はハイブリッド仕様が今冬、プラグインハイブリッド仕様は2023年春頃が予定されている。なお今回のワールドプレミアでは価格の発表は見送られたが、ハイブリッド版は今冬発売ということで、近いうちに明らかになる見通しだ。
パワートレインは、ハイブリッド仕様には1.8リッター版と、新設定となる2リッター版の2種類を用意してきた。注目は、従来モデルに比べ200ccアップした2リッター版については、システム最高出力が193psへと大幅に向上(従来の1.8リッターは122ps)していること。これだけのパワーがあれば、スポーツカーのような走りを楽しむこともできそうだ。また1.8リッター版もシステム最高出力は140psと18psの出力アップを遂げている。
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プラグイン版の走りはもはやスポーツカーレベルか
プラグインハイブリッド版については、“ダイナミックフォース”エンジンと高出力駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた新世代の2.0Lプラグインハイブリッドシステムを初採用。こちらはシステム最高出力223psというさらなる高出力化を果たしており、0-100km/h加速は6.7秒というエコカーの域を完全に超えた加速性能を獲得している。
一方で、燃費は従来同様の低燃費を達成しているとのこと。従来のプラグインハイブリッド仕様の燃費は30.3km/Lだから、それと同水準の燃費で220psオーバーを達成しているというのは技術の進化を感じずにはいられない。と同時に、さらなる低燃費化を追求することよりも、スポーティ感や走りを楽しめることを重視した開発姿勢をうかがい知ることができる。
その上で、EV走行距離は従来型(60km)に比べて50%以上向上しているとのことで、最大90km以上のEV走行距離を達成していることになる。通勤や日常の移動の多くはEVとして使うことができるだろう。
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高性能化で価格上昇は必至か
装備については、「イルミネーション通知システム」をトヨタ車で初めて採用。これは車内を照明で彩るアンビエントライトと、運転支援装置トヨタセーフティセンスを組み合わせたもので、危険を検知した際、アラームが鳴る前にイルミネーションの点滅で、ドライバーに注意を喚起するというもの。
他にも駐車時に車外からスマフォアプリを介して出し入れの操作ができる「アドバンストパーク」を設定するなど、充実した運転支援システムを備えている。
これだけの進化を遂げているとなると気になるのは価格アップの度合い。ちなみに現行モデル(ハイブリッド版)は約260万円から364万円という価格帯だったが、昨今の原料の高騰や進化の中身を考えると、ハイブリッド版で280~400万円あたりの設定となるだろうか。
なお、4WD版のE-Fourも従来通り設定され、こちらは雪道での登坂性能や旋回時の安定性がさらに向上しているとのこと。まさに全方位隙なしの進化を遂げた新型プリウス。発売が今から楽しみだ。
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みんなのコメント
高齢者暴走がまた起きるだろうな。
0-100加速よりも
踏み間違い対策の標準安全装置をつけるのが先じゃねーの?