マセラティがレースへの情熱を象徴するスペシャルシリーズ「MCエディション」をレヴァンテ/ギブリ/クアトロポルテに設定。専用ボディカラーのジャッロコルセとブルーヴィットーリアがインパクト大!
伊マセラティは2022年2月2日(現地時間)、プレミアムSUVのレヴァンテ、スポーツセダンのギブリ、ラグジュアリーサルーンのクアトロポルテにスペシャルシリーズの「MCエディション(MC Edition)」を設定し、本年2月より順次発売すると発表した。日本市場では、年内にレヴァンテとギブリの導入を予定している。
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サーキットから生まれたスポーティなキャラクターとレースへの情熱を表す「マセラティコルセ(Maserati Corse)」の略称を冠した新シリーズは、既存のトリムライン「トロフェオ(Trofeo)」と同様、580ps/730Nmを発生する最強パワーユニットの3.8リットルV型8気筒DOHCツインターボエンジンを搭載したうえで、内外装を特別な仕様に仕立てて、レーシングイメージをより際立たせたことが特徴である。
まず外装では、ボディカラーにイエロー系の「ジャッロコルセ(Giallo Corse)」とブルー系の「ブルーヴィットーリア(Blu Vittoria)」という2タイプの専用色をラインアップ。いずれもマセラティ本社があるイタリアのモデナのオフィシャルカラーに由来している。カラーの配合にもこだわり、ジャッロコルセは3層の黄色に光の加減でかすかに表れるブルーマイカを加えて、スポーティかつ先進的なルックスを演出。一方、ブルーヴィットーリアは3層のマットブルーの極めて深い青色でインパクトを出しながら、鮮明な印象をもたらすアピアランスを具現化した。
特別なボディカラーに合わせて、3連サイドエアベントなどのディテールには精悍なピアノブラック色を採用。また、フロントフェンダーとBピラーに専用バッジを配備する。足もとには、ホイールリムをグロスブラック仕上げとしたアロイホイールを組み込み、レヴァンテには22インチ、ギブリとクアトロポルテには21インチのサイズを装着。さらに、ブレーキキャリパーはブルーで彩った。
内包するインテリアは、シフト回りやトリムなどにブルーカーボンファイバーのコンポーネントを配し、合わせてシート表皮には「ネロ・ピエノフィオーレ・ブラック・レザー(Nero Pienofiore black leather)」と称する高級皮革、レッドとブルーのステッチ、デニムのアクセントを採用。ヘッドレストにはMCエディションのロゴをエンボス加工で入れる。さらに、MCエディション専用エンブレムをセンターコンソール部に特別装備した。
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