現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ・ホンダなぜ2列目重視? トヨタ新型ノア/新型ヴォクシー、新型ステップワゴン揃って「オットマン」採用の理由

ここから本文です

トヨタ・ホンダなぜ2列目重視? トヨタ新型ノア/新型ヴォクシー、新型ステップワゴン揃って「オットマン」採用の理由

掲載 更新 88
トヨタ・ホンダなぜ2列目重視? トヨタ新型ノア/新型ヴォクシー、新型ステップワゴン揃って「オットマン」採用の理由

■新型ノア、新型ヴォクシー、新型ステップワゴンは揃って2列目重視! オットマンは高級感の表れか?

 トヨタは新型「ノア」と新型「ヴォクシー」、ホンダは新型「ステップワゴン」のディザーサイトならび先行画像を12月上旬に相次いで公開しました。
 
 新型ノア/ヴォクシーと新型ステップワゴンはともにミドルサイズミニバンとして、ファミリー層などから支持されています。
 
 そうしたなかで、2列目を重視する機能のひとつとして、新たに「オットマン」を設定するようですが、その背景にはどのような理由があるのでしょうか。

【画像】これが新型ノアヴォクと新型ステップ! 好み分かれるデザインを見る!(19枚)

 国産ミドルサイズミニバンとしてライバル関係にある新型ノア/ヴォクシー(高級志向のエスクァイア含む)と新型ステップワゴン。
 
 これに日産「セレナ」を含めて長年の間、熾烈な販売争いを繰り広げてきました。

 また、国産ミニバン市場では、これらが分類されるミドルミニバンの上下にコンパクトミニバンとしてトヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」。

 ラージサイズミニバン(国産高級ミニバン)として、トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」、ホンダ「オデッセイ」、日産「エルグランド」をラインナップ。

 しかし、2021年12月をもってエスクァイアとオデッセイの生産終了がアナウンスされています。
 
 こうした国産ミニバン市場のなかで、新型ノア/ヴォクシーと新型ステップワゴンはそれぞれフルモデルチェンジをおこないます。

 先行してディザーサイトを2021年12月8日に公開した新型ノア/ヴォクシーでは、ヘッドライトとフロントデザインの一部をお披露目し、「2022年1月デビュー」とアナウンス。さらに、公開同日より先行受注を開始しました。

 すでにSNSでは予約した人が見積りなどを投稿していますが、そのなかで「2列目が充実してる!」「2列目キャプテンシート+オットマンは初?」という声が見られます。

 先代ノア/ヴォクシーには、2021年12月現在のカタログには記載されていないもののオットマン(据置タイプ)が用意され、オプション購入が可能です。対して、新型ノア/ヴォクシーではキャプテンシートに付属する形で設定されたようです。

 トヨタ販売店はオットマンについて次のように話しています。

「新型ノア/ヴォクシーは2021年12月8日より受注を開始しており、順調に受注しています。

 なかでも、上級グレードに用意される『快適利便パッケージ(High)』のひとつとしキャプションシート+オットマンが設定されています。

 オットマンは2列目に乗れる人に好評な装備でアルファードなどに採用されています。
 
 今回、高級志向のエスクァイアがラインナップから無くなることで、アルファード/ヴェルファイアは大きすぎるけど高級感や快適性を求める需要に対応したものではないかと思います」

 一方の新型ステップワゴンは、2021年12月10日にディザーサイトを公開し、ヘッドライトの一部、インテリア(横からのシート配列、3列目からの全景)をお披露目。

 さらに、ガソリン車/ハイブリッド車の設定や、グレードとしてエア/スパーダをラインナップすることもアナウンスしました。

 この際、シート配列の画像では2列目にオットマンが採用されることが判明。SNSでも「2列目が快適そう!」「ステップワゴンが高級になった!」「オデッセイが無くなるからステップは高級向けになるの?」などの声が出ています。

 対してホンダ販売店はオットマンについて次のように話します。

「新型ステップワゴンに関して詳細な情報はまだ聞いてませんが、公開されている写真を見る限りオットマンが採用されているのは確認でき、お客さまからもオットマンに関するお問合せは頂きます。

 採用される背景は分かりませんが、販売側としてはオデッセイが無くなった際、ミニバンに高級感や豪華さを求めるお客さまへのアピールポイントにはなるかもしれません」

※ ※ ※

 昨今の新型車では、軽自動車でも高級志向を重視する傾向にあります。

 ミニバン市場では中間ポジションとなる新型ノア/ヴォクシーや新型ステップワゴンですが、共にひとつうえの高級志向となるモデルが廃止されることが、2列目を充実させた背景にあると考えられます。

こんな記事も読まれています

もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
もう“永遠の2番手”じゃない。ヌービル、悲願のWRC初タイトルは「諦めず頑張り続けたご褒美。残る全てはオマケだ!」
motorsport.com 日本版
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
「くっそかっこいいやん!」トライアンフの新型ミドルアドベンチャー登場にSNSは好感触
レスポンス
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
「横で積む」それとも「縦に置く」? 知らないドライバーも多数! 外した「夏タイヤ」の「正しい積み方」正解はどっち!?
くるまのニュース
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
メルセデス・ベンツ「Gクラス」の電動仕様「G580」のスゴさとは? 戦車みたいに“その場”で旋回! BEV化にて舗装路も悪路も「走りが格上」に
VAGUE
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
初めてのスポーツバイクにオススメ 『境川サイクリングロード』を走ってみた
バイクのニュース
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
サインツ予選2番手「マクラーレンに勝ってタイトルをつかむため、最大限のポイントを獲得する」フェラーリ/F1第22戦
AUTOSPORT web
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
Auto Messe Web
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
【カワサキ×IXON】初コラボでジャケットを設定!2024秋冬から販売中!緑がチラチラ、かっこいい!  
モーサイ
残す? それともクビ? レッドブル、ラスベガスでも大苦戦セルジオ・ペレス処遇を最終戦後の会議で決定へ
残す? それともクビ? レッドブル、ラスベガスでも大苦戦セルジオ・ペレス処遇を最終戦後の会議で決定へ
motorsport.com 日本版
4K映像 × EIS手ブレ補正機能搭載のバイク用ドライブレコーダー「AKY-710Pro」の予約販売が12月末スタート!
4K映像 × EIS手ブレ補正機能搭載のバイク用ドライブレコーダー「AKY-710Pro」の予約販売が12月末スタート!
バイクブロス
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
悲願の「全固体電池」が実現間近! ホンダが2020年代後半の量産開始を目標にしたパイロットラインを初公開
THE EV TIMES
ホンダ『N-BOX JOY』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が登場
ホンダ『N-BOX JOY』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が登場
レスポンス
「えっ…ホント!?」マイ自転車に取り付ければ“電動アシスト化”! フル充電で約50kg走行する「P.Wheel」って何?
「えっ…ホント!?」マイ自転車に取り付ければ“電動アシスト化”! フル充電で約50kg走行する「P.Wheel」って何?
VAGUE
究極の新型「爆速ラグジュアリーSUV」実車公開! 史上最もパワフルな「新型ディフェンダーオクタ」が置かれたイベントとは
究極の新型「爆速ラグジュアリーSUV」実車公開! 史上最もパワフルな「新型ディフェンダーオクタ」が置かれたイベントとは
くるまのニュース
全長3.4m切り! ダイハツ「車中泊“特化型”軽バン」がスゴい! 超デカい2段ベッド×ちょうどいい感じの「シンプル仕様」! カスタムセレクト「コンパクトAS」どんなモデル?
全長3.4m切り! ダイハツ「車中泊“特化型”軽バン」がスゴい! 超デカい2段ベッド×ちょうどいい感じの「シンプル仕様」! カスタムセレクト「コンパクトAS」どんなモデル?
くるまのニュース
茨城県唯一の本格的石垣城砦「笠間城」に昂る!
茨城県唯一の本格的石垣城砦「笠間城」に昂る!
バイクのニュース
【ハーレー】カタルーニャサーキットでレース仕様ロードグライドのテスト走行を実施
【ハーレー】カタルーニャサーキットでレース仕様ロードグライドのテスト走行を実施
バイクブロス
えぇぇぇ!? 三菱製[軽スポーツ]が今めちゃくちゃ[アツい]って知ってた??
えぇぇぇ!? 三菱製[軽スポーツ]が今めちゃくちゃ[アツい]って知ってた??
ベストカーWeb

みんなのコメント

88件
  • 回転対座シートって最近ないよね。
  • これまた意味の分からない記事ですね。
    ミニバンで2列目の快適性を重視するのは当たり前のことです。
    一昔前はフルフラットにするために、2・3列目のシートバックが低いというものも
    ありましたが、現在では改善されています。
    オットマンを付けた理由は、単純に車両価格を上げて利益を上げるためでしょう。
    もう少し考えて記事を書いた方が良いと思いますよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

267.0351.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

17.0552.8万円

中古車を検索
ノアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

267.0351.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

17.0552.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村