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トヨタ・ヤリス発売前に徹底比較! 「モデリスタ」と「TRD」カスタムパーツのちがいは

掲載 更新 13
トヨタ・ヤリス発売前に徹底比較! 「モデリスタ」と「TRD」カスタムパーツのちがいは

ワークス系2ブランドがヤリスの個性を際立たす

 トヨタ・ヴィッツの後継モデルとして2020年2月から販売開始となるトヨタ新型「ヤリス」。もともと、ヴィッツの輸出名がヤリスで、モデルチェンジを機にそのネーミングを国内でも使用することになった。そのような新型ヤリスの発売に先駆けてトヨタワークスとなる「モデリスタ」「TRD」の2ブランドから早くもパーツ情報をゲット。いずれもディーラーで購入できる。

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 モデリスタといえば、スタイリッシュな街乗り向けのパッケージ。一方でTRDは「GRパーツ」ということで、明確なスポーティコンセプトで作られている。ドレスアップ志向ならモデリスタ、走りの雰囲気を求めるならTRD、といったところだろう。それでは、その違いをみていこう。

【モデリスタ】スタイリッシュなフォルムを実現

 まずはモデリスタ。エアロはフロントスポイラー・サイドスカート・リヤスパッツ・リヤバンパーガーニッシュの4点。いずれも上から被せるタイプで、違和感なくスタイルアップできるようボディラインに合わせた造形になっている。それでいて「代わり映え感」もしっかりあるのはさすが。

 なかでもフロントは要注目。ヤリスの純正バンパーは中央のブラックアウトされた部分が下端まで繋がっているため、見方によってはボトムまわりが少々物足りない。だがフロントスポイラーを付けることで、ボディ色の「下あご」ができ、安定感のあるマスクになる。また、左右に配されたメッキガーニッシュの効果も大。視覚的なローフォルムを演出してくれる。

 サイドスカートは前から後ろに向かって内側に引き込むような絞りを入れつつ、後端から一気に張り出しをプラス。オーバーフェンダー風のリヤフェンダーへとスムーズに繋げる。リヤエアロは左右コーナーに装着するリヤスパッツと、純正のロアバンパーカバー(黒い部分)に下から被せるリヤバンパーガーニッシュで構成。バンパーガーニッシュはフローティングディフューザーっぽく見えて新鮮だ。

 流行の「ひねり」を採り入れた14/15インチアルミホイールセットも用意。ヤリスはスチールホイールが標準装備なので、 アルミホイールに履き替えるだけでもかなり雰囲気は変わるはず。

 さらに高級感を出したいなら、ヘッドランプガーニッシュ、ミラーガーニッシュ、ドアハンドルガーニッシュがオススメ。美しいメッキの輝きがワンランク上のクルマのように仕立ててくれる。

 内装系も充実。シートカバーはキャメルカラーがメイン×側面がネイビー×各部にチェックのアクセントが入るという凝った一品。レトロちっくな縦パターンのステッチも見どころだ。

 キャメルウッドのインテリアパネルセットと組み合わせれば、お洒落に室内を統一できる。

 他にもムラなく全面が発光するLEDルームランプや、LEDライセンスランプも設定。全商品、それぞれ単体で購入可で、エアロは素地(未塗装)と塗装済みから選べる。

【TRD】スポーティかつ存在感のあるエアロ

 続いてTRD。一応説明しておくと、「GR」と付いているが、今回紹介するのはGRモデル対応ではなく標準グレード用。ラインナップは外装系がメインで、いずれもモータースポーツの流れを汲むアグレッシブなテイストがウリだ。

 エアロの主軸は、フロントスポイラー、サイドスカート、リヤサイドスポイラーの3点。これらはボディ色を問わず、ツヤ消しブラック+レッドラインで統一されており、逆ゾリ気味に張り出した裾まわりや、摘み出したようなラインが入るのも共通だ。自然と視線が下へ誘導されるようなデザイン&カラーなので、低く見えるのも利点だろう。

 フロントスポイラーは左右に分かれた構造で、黒いフォグカバー部と一体化するような造形。地上高は純正比22mmダウンと小振りにつき走りの妨げにもならない。また、ヘッドライトとグリルを繋ぐようなフロントバンパーガーニッシュ(ブラック塗装)も用意されており、合わせて使えばより攻撃的なマスクが完成する。

 サイドスカートは前後を別体カナード風に立ち上げたレーシーな意匠。チェッカー柄のサイドデカールとの併用がオススメだ。リヤサイドスポイラーはモデリスタ同様、左右分割式なのだが、下に重心を置いた立体的なカタチ。なおかつ取り付け位置も低いので、イメージはまるで異なる。レッドラインも効いているのだろう。

 軽く強靱な鍛造16インチアルミホイールは、エアロとお揃いのマットブラックカラー。スタビライジングフィンがあしらわれたエアロタービュレーターやスポーツサイドバイザー、カーボン調のドアハンドルプロテクターに、炭素繊維強化プラスチック製のカーボンナンバーフレームも設定。一層走りのイメージを盛り上げられる。

 その他、ボディの帯電を除去して整流効果のあるディスチャージテープ、GRエンブレム付きのラゲージマット、ボディ剛性を向上するメンバーブレースも設定。後席ドア+リアガラスの3面に貼るIR(赤外線)カットフィルムは、直射日光の「ジリジリ感」緩和のみならず、夏場の燃費低下防止にも役立ってくれそう。

 ライバル車のホンダ・フィットも2月の新型販売開始を待つ中、先行してカスタマイズパーツが揃う新型ヤリス。2020年は再びコンパクトカーが元気な年になりそうだ。

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