足として使う人は日常的に役立つ装備充実のクルマがいい
クルマにそれほど詳しいわけじゃなく、デザインや居住性、性能にもとくにこだわりはない……でも、今、クルマを買う必要がある……そんな人こそ、クルマ選びはけっこう大変だ。
では、どうやってよりよいクルマを選ぶべきか? その答えのひとつが、車種決め打ちじゃないなら装備で選べ! である。
そう、性能などにとくにこだわらない場合は、日常的にめちゃくちゃ便利に使える装備の有無・内容で車種、グレードを選ぶのが正解、というわけだ。まるで、家電のように。
1)USB充電もしくは非接触型充電機能
まず、運転席まわりの装備では、このスマホ時代にはUSB充電(または非接触型充電機能)機能が必須と言える。もはや12Vのシガーライター電源時代じゃないのである。
標準装備品になくても、純正アクセサリーとして用意されていればOK。できれば運転席回りに2つあると、助手席の乗員と同時に充電できるし、後席用にもあれば同乗者に喜ばれる。
2)ティッシュボックス置き場
花粉症の人にとって最重要ポイントと言えるのが、薄型ティッシュボックスの置き場。最近のクルマはデザイン性重視で、ティッシュボックスの置き場に困るクルマが少なくない。助手席前のトレーもそのひとつだが(寸法的にちゃんと置けるか要確認)、ボルボXC40のように、運転席と助手席の間の、どちらからでも手の届きやすい場所にティッシュボックス専用置き場があり、その前にごみ箱がある配慮があるともう完ぺきである。
究極(!?)はスズキ・スペーシアの、助手席前の薄型ティッシュボックスがすっぽり入る引き出し式ボックス。使わないときはティッシュボックスが見えないのがスマート。軽自動車の車幅なので、運転席からも手の届きやすい位置にあるのもうれしい。
3)通信機能付きのナビ
ナビゲーションにもこだわりたい。ポイントは通信機能が備わっていること。純正ではトヨタのTコネクトナビ、日産の日産コネクトナビなどがそうで(通信機器内蔵)、オペレーターサービスが付加。ボタンひとつでオペレーターにつながり、走行中で目的地設定や、好みの飲食店などを紹介&目的地設定まで遠隔でしてくれるのだ。今ではナビにボイスコントロールが備わっている機種もあるが、なかなか意思が通じず、へんてこな回答になることもしばしば。便利度ではオペレーターサービスにかなうものはない。
通信料はトヨタの場合、3年間、日産は10年間無料である。また、トヨタRAV4、日産デイズにはそのナビとセットで、緊急通報サービスのヘルプネット=SOSコールも付けることができる。
4)ハンズフリードア開閉機能
子育て世代や愛犬家にお薦めの便利機能としては、ステーションワゴンなどのハンズフリーバックドア、ミニバンのハンズフリースライドドアだ。
子供を抱いていたり、両手に荷物を持っていたり、両手で犬を引いている場面でも、リモートキーを携帯していれば、足でバックドア、スライドドアが開閉できるのだ。
イマドキは運転支援装備も足としての便利さを増してくれる
5)アンブレラホルダー
細かい話では、スズキ・ワゴンRのリアドア部分の傘置きも超便利。水滴が車外に流れ出る工夫が施されている。
6)バックモニター&360度モニター
運転、駐車にあまり自信がないというなら、バックモニターはもはや必須の装備として、360度モニター付き車が便利で安心・安全だ。車体まわりの複数のカメラ画像を合成し、クルマを真上から見たかのような画像を表示してくれて、周囲のクルマや歩行者の確認もばっちり。白線内にピタリときれいに止めやすくもなる。
7)ACC(アダプティブクルーズコントロール)
高速走行の機会が多いなら、ACC(アダプティブクルーズコントロール)も必須装備だが、ここは作動速度域を確認したい。
スタンダードなものだと30~115km/hのみで、ACCがもっとも欲しいと思える高速道路での渋滞時に機能せず、また高速道路制限速度120km/h時代に追いついていない。渋滞追従機能(つまり0km/h、停止時からも作動)と作動上限速度を要チェックである。
8)ブラインドスポットモニター
同時に、ブラインドスポットモニターも欲しいところ。レーンチェンジ時などに、背後の死角にいるクルマを検知し、ドアミラーなどにあるウォーニングランプで教えてくれて、それでもレーンチェンジしようとステアリングを切ると、警告。車種によってはステアリング制御まで介入(クルマを車線内に引き戻す)してくれるから安全である。
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