電動化の強い要望に応えて開発。システム総合出力306ps!
NEWSポイント
1:満充電時EVとして95km走行可能
2:0~100km/h加速6秒の鋭い加速力
アグレッシブなスタイルを纏ったトヨタRAV4の特別仕様車Adventure「OFFROAD package」がデビュー
RAV4は世界で年間100万台近くを販売。いまやカムリを超えるトヨタの絶対的エースの1台である。電動化の要望が大きい事情から追加されたモデルが、プラグインハイブリッドだ。
エクステリアは独自のフロントグリルと金属調のロアグリル、LEDデイライトが、スポーティ感と先進性をアピール。インテリアはブラック+レッドステッチのコーディネートだ。PHV化で気になる居住性/ラゲッジスペースは、通常のハイブリッド車と同等と考えていい。
メカニズムの基本はハイブリッドの4WD。PHV化に伴い各部を新開発した。 2.5リッターエンジンは専用チューン。ハイブリッドシステムはバッテリーの大容量化、フロントモーターの出力アップ、PCU、DC/DCコンバーターなどを変更。システム出力はハイブリッドの222psに対して306ps。充電は100Vか200Vの普通充電で、急速充電には未対応だ。
EVモードは通常エンジン車と比較して、アクセルを踏んだ際のレスポンスと電動化ならではのトルクの立ち上がりが印象的。滑らかなフィールが実感できる。だが、最近のピュアEVに多い「内燃機関とは違うでしょ」というドーピング的な力強さではない。あくまでもドライバーのペダル操作に合わせて、必要なだけ力が増す印象だ。それでも、0~100km/h加速を10秒以下で軽々走らせる力強さと瞬発力を備えている。
PHVの真骨頂は圧倒的な加速力。走りはスポーツ派対応
RAV4・PHVの本当のすごさは、ハイブリッドモードにある。モーターに加えてエンジンパワーをプラス。0~100km/h加速は6秒でクリア。アクセル全開だと回せば回すほど力強さが増していき、強烈な加速力に思わず「おーっ、速い」と声が出る。PHVの皮を被った次世代パフォーマンスユニットと呼びたいくらいだ。
プラットフォームはTNGAのGA-K。標準ハイブリッド比で210kgの重量増に対応するため、北米専売3列シートSUV、ハイランダー用をベースに開発。サスペンションは車重や前後バランス、重心などの変更に合わせてPHV専用にセットアップされた。新開発ショックアブソーバーを組み込んでいる。
ハンドリングはPHV化による低重心化、加えて足回りの総合的な見直しによって、重量増を感じさせない。RAV4シリーズ共通の軽快なハンドリング&フットワークと、しっとりとした乗り味がほどよくバランス。欲をいうと、もう少しサスペンションやタイヤをオンロードに特化したモデル(GRスポーツ!?)があってもいいと感じた。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?