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ハミルトン、フェラーリ移籍後初優勝! 絶品マネジメントでポールトゥウィン。角田裕毅6位入賞と絶好調|F1中国GPスプリント

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ハミルトン、フェラーリ移籍後初優勝! 絶品マネジメントでポールトゥウィン。角田裕毅6位入賞と絶好調|F1中国GPスプリント

上海国際サーキットを舞台に開催されているF1第2戦中国GP。大会2日目のF1スプリントではフェラーリのルイス・ハミルトンが勝利を掴んだ。

2025年シーズン初のスプリントフォーマット開催となった中国GP。フリー走行1回ですぐさまスプリント予選へ移るという慌ただしいスケジュールな上、今年の開催に向けてサーキットの路面が全面再舗装を受けるなど、未知の要素が多いグランプリとなっている。

■ハミルトン、フェラーリF1移籍2戦目でスプリント予選最速。堅物レッドブル重鎮も「信じられない偉業」と賛辞を送る

スプリント予選では早速のサプライズが。今年は各チームの実力が接近しているとはいえ、今季フェラーリへ移籍したばかりのハミルトンが開幕戦から最有力と呼ばれたマクラーレンや、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを下して最速タイムをマークしたのだ。

そして気温23度、路面温度36度というコンディションの中スタートした19周のF1スプリントでは、そのハミルトンのスピードが偶然ではないことが証明された。

まずスタートでは、ハミルトンがホールショットを獲得し首位をキープ。フェルスタッペン、マクラーレンのオスカー・ピアストリがそこに続き、6番手スタートとなったランキングリーダー、マクラーレンのランド・ノリスは序盤の激しいポジション争いの中でミスもあり、9番手に後退した。

2周目にDRSが使用可能となったが、トップ3の順位は変わらず、それぞれ1秒前後の差で並んで走行。周回を重ねるごとに4番手につけたメルセデスのジョージ・ラッセル以下が離れていった。

8番手スタートとなったレーシングブルズの角田裕毅は、スタートでメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリの前に出ると、ノリスの後退もあり6番手までポジションアップ。序盤こそ前を走るフェラーリのシャルル・ルクレールの1秒圏内で走っていたものの、レース中盤にかけてペースが落ち始めアントネッリにもDRS圏内に迫られた。

F1スプリントでは、ピットレーンスタートとなったザウバーのニコ・ヒュルケンベルグを含め全車がユーズドのミディアムタイヤを選択。レース折り返しを前に、ノリスはタイヤのデグラデーション(性能劣化)を訴え、首位ハミルトンの左フロントタイヤにはグレイニング(ささくれ摩耗)が発生し、後方を走っていたウイリアムズのカルロス・サインツJr.に至っては12周目を前にピットインを選択するに至った。

レース終盤にかけてハミルトンが1分36秒台をキープする一方で、2番手フェルスタッペンはフロントタイヤが限界を迎え1分37秒台で周回。DRS圏外に突き放され、3番手ピアストリが迫った。

ピアストリは15周目のバックストレートでフェルスタッペンの背後にピタリとつくと、ターン14でイン側に飛び込みオーバーテイクを完了。2番手に浮上し、3.5秒先の首位ハミルトンを追いかけた。

しかしファイナルラップまでハミルトンは絶妙なタイヤマネジメントで一人旅状態。ピアストリに6.889秒差をつけて移籍後初のトップチェッカーを受けた。メインレースではないものの、フェラーリにとってはこれが2025年シーズン初勝利。ハミルトンとしては、7度の世界チャンピオンの威厳をポールトゥウィンという形で見せつけた。2位はピアストリ、3位にフェルスタッペンというトップ3だった。

ラッセルが4位、ルクレールが5位に入り、角田は最終盤までアントネッリの猛攻をしのぎ切り6位で貴重な3ポイントを獲得した。ピアストリが7位、ノリスが8位に入り最後の1ポイントを掴んだ。

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みんなのコメント

1件
  • wat********
    OAには 載らなかったが、PITへ 「タイヤが駄目だ」コールは、無かったのかな?
    しかし ハミルトンは、そこからが 速いw
    お見事
    ルクレールは 後半プッシュするため、前半をセーブし過ぎて ラッセルに刺されてしまった
    そして確かに タイヤは残したが、抜くには至らず
    大きなミスを恐れ 守り過ぎかな?
    エースの座は 獲るモノだ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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