もくじ
ー 「ゲレンデ」MY18 中身は大幅刷新へ
ー エンジン 注目は4.0ℓV8と直6ディーゼル
ー 内装はEクラス風に Sクラスの安全装備も
「ゲレンデ」MY18 中身は大幅刷新へ
1970年の初代からつづくメルセデス・ベンツGクラスの新型は、2018年1月のデトロイト・モーターショーで公開。英国では18年春から販売される予定だ。
新型は、大まかなデザイン言語はそのままに、ディテールが大きく変わることが明らかになっている。
それだけではなく、モダンなアルミ構造を採用。このおかげで乾燥重量を160kgほど減らすことになる。また、現在のスチールボディのモデルにくらべて30%ものねじり剛性向上となることがわかっている。
一部報道では、モノコック構造を採用するとされているが、AUTOCARは引きつづきラダーフレーム・シャシーを用いると考える。ただしかなり改良されているはずだ。
フロントサスペンションは新設計。可変ダンパーも組みこまれる。そのうえドライバーアシストも充実する、というのはインサイダーの弁。構造変更によって、横幅も20mm大きくなるため、これまでより室内も広くなるそうだ。
エンジンと操舵システムについて、こまかく見ていこう。
エンジン 注目は4.0ℓV8と直6ディーゼル
エンジンは、G500が4.0ℓV8ターボガソリン(421psと62.2kg-m)を搭載。
トップグレードにあたるG63は612psと86.7kg-mを叩きだす5.5ℓV8ターボを載せるのではないだろうか。(ちなみに現行は571psと77.4kg-m)
2.9ℓ直列6気筒ディーゼルもラインナップに挙げられる。ギアボックスは新式の9速オートマティックだろう。
G400dなるグレードも2018年モデルに追加されるはずで、こちらは「OM656」型直列6気筒ディーゼルエンジンを組みあわせる。2.9ℓのこれは340psと71.3kg-mを発揮。
さらに3.0ℓ直列6気筒ターボガソリンにスターター/ジェネレーターの役割を組みあわせるマイルドハイブリッド版も加わるのではないだろうか。
もうひとつ特筆すべきは、ステアリングシステムの「大変革」。1979年に端を発するリサーキュレーティング・ボールシステムは廃止。代わりに電気機械式のラック&ピニオンが採用される。このおかげで遥かに精確な操舵を実現することは間違いないだろう。
まるで見た目はそのままに、中身は驚くほどモダンになりそうだが、じつは運転支援システムも進化しているそうだ。
内装はEクラス風に Sクラスの安全装備も
トラックのようにアップライトなダッシュボードは大きく改良される可能性が高く、たとえるならば現行Eクラスのようなモダンなものになるはずだ。
インフォテインメント・システムは、つい先ごろアップデートされた現行Sクラスと同じレベルに達する。したがってドライバーの注意力低下をアラートする「アテンション・アシスト」も組みこむことだってあり得る。
さらに「アクティブ・レーン・キーピング・アシスト」や「プリ・セーフシステム」なども備わるだろう。
なお、AUTOCAR JAPAN上でこの記事をご覧になっている方は、記事下の「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアでこの記事をご覧の方は、記事下に設けられたリンク「『次期メルセデスGクラス』すべての画像を見る」から、これまでに入手したGクラスの全スパイ画像をお楽しみいただける。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ガソリン減税、2025年中は困難か 「国民をなめている…」「税金を上げるのは早いのに、下げるのはなぜ遅い?」の声も! 暫定税率(25.1円)に代わる財源確保が課題だと言うが
「普通」であることの脅威。BYD「シール」に乗ったらコスパ最強で日本メーカーの将来が心配になった【JAIA】
関西~中部 完全分断の「予防的通行止め」に不満爆発!? ネット上で「やり過ぎ」「国道まで止めるなよ」「迷惑」「無能な行政」の声も…国が危惧する未曾有の「大規模滞留」の悪夢とは
【あの頃憧れた大人たちへ】新型「プレリュード」は500万円超の強気価格で“デートカー”とは異なる方向に?
本格軽4WD「ジムニー」のライバル!「パジェロミニ」をご存じか “今こそ買い”の意外な理由とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?