ホンダは6日、マイナーチェンジした「オデッセイ」を発売した。外観のデザインを刷新したほか、コンビネーションメーターのパネル液晶を大型化するなどの改良を加えた。国内で初めてドアノブに触れることなくジェスチャーで開閉できるスライドドア「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」も採用した。
外観は、厚みのあるフードと押し出し感のある大型グリルに変更するとともに、ヘッドライトを薄型化した。リアは立体的なコンビライトの採用などでワイド感やシャープさを演出した。室内ではコンビメーターの液晶を3.5インチから7インチに変更し、視認性を高めた。
ホンダ、2020年度通期決算見通しを上方修正 営業利益2200億円上積み
このほか、スライドドアが閉まりきる前に施錠できる機能「予約ロック」を同社として初めて搭載。足先の出し入れで操作できるテールゲートも採用した。安全装備では「ホンダセンシング」に後方誤発進抑制機能を追加した。
価格はガソリン車が349万5000~392万9400円、ハイブリッド車(HV)が419万8000~458万円(消費税込み)。月販目標は1300台。狭山工場で生産する。
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