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【ポルシェの2024年】911は過去最高、カイエンがトップセールス 全世界で31万718台を販売

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【ポルシェの2024年】911は過去最高、カイエンがトップセールス 全世界で31万718台を販売

ポルシェは2024年も堅調な地位を維持

ポルシェは2024年に製品ラインナップを全面的に刷新し、6つのモデルラインのうちパナメーラタイカン、911、マカンの4つを世代交代した。

【画像】ポルシェといったら何といっても911! 全93枚

世界5地域のうち4地域で成長を遂げ、歴史的な記録を達成。また電動スポーツカーのシェアは22%から27%に増加し、その半数近くがフル電動自動車であったという。

ポルシェは2024年も堅調な地位を維持し、前年比3%微減の31万718台を販売。もう一つの喜ばしい事実は、ポルシェを購入する顧客が、自身の希望に応じて標準装備に追加するなどますます個性的になっていることだという。

またポルシェは2024年に2番目のフル電動モデルとなる新型マカンを発売した。

ポルシェセールスおよびマーケティング担当取締役 デトレフ・フォン・プラテン

「新型マカンの発売によって私達は興奮に包まれました。この数ヶ月間に1万8000台以上がお客様に納車されたことを特に嬉しく思っています。

全体として2024年は、厳しい市場環境の中で非常に堅調であったことが証明されました。私達は自社ブランドに多額の投資をしてきましたが、世界各地域の売上高の内訳が非常に均衡を保っていることを嬉しく思っています」とコメントしている。

ポルシェは世界5地域のうち4地域で成長

ポルシェは昨年、欧州(ドイツを除く)で前年を8%上回る7万5899台、ドイツ国内において11%増の3万5858台を販売した。

北米は前年比1%増の8万6541台で、再び最大の販売地域となっており、中国では5万6887台が納車された(28%減)。この減少は主に当地域で厳しい経済状況が続いていることが原因だが、それにもかかわらずポルシェは価値に基づく販売アプローチを堅持しているという。

目標は需要と販売のバランスをとることにあり、その他海外市場と新興市場は再びプラスに転じて6%の伸びを示し、同地域では合計5万5533台が販売された。

ポルシェジャパン追記

日本国内における2024年ポルシェ新規登録台数は、過去最高の9292台(前年比16.1%増)を記録。新規登録台数増加の主な要因は、ポルシェ911、タイカン、パナメーラの新型車投入に加え、一昨年にモデルチェンジした新型カイエンが通年寄与したことが挙げられる。

フル電動の新型マカン、9月末から販売開始

2024年初にシンガポールでワールドプレミアを迎えたフル電動モデルの新型マカンは9月末から順次市場に導入され、2024年末までにすでに1万8278台を納車した。

EU圏外のほとんどの国では先代マカンを内燃エンジン搭載モデルとして並行して提供し続けており、6万4517台を納車。2024年には合計8万2795台のマカンを販売した。

これは前年比5%減で、その理由としては欧州で内燃エンジンを搭載したマカンの販売が終了したことと、電気自動車モデルの全世界での段階的な導入などが挙げられる。

アイコニックなスポーツカー、911は2024年も引き続き高い人気を誇り、5万941台が納車されて前年比2%の増加を記録。718ボクスター718ケイマンは前年比15%増の2万3670台を販売した。

タイカンは昨年49%減の合計2万836台が納車された。ここでもモデルチェンジがあり、E-モビリティの立ち上がりは概して計画よりもゆっくりと進んでいる。

カイエンは2023年にすでに大型改良が施され、2024年にはポルシェの6つのモデルラインのベストセラーになった。前年比18%増の10万2889台が顧客へと引き渡された。パナメーラの販売台数は2万9587台で、13%減少した主な理由は中国市場におけるこのモデルラインの需要の減少によるものだという。

2025年を見据えて、デトレフ・フォン・プラテンは次のように述べている。
「当社史上最も新しい製品ラインナップによって我々の提供する製品はお客様にとって非常に魅力的なものとなっています。同時に、もちろん2025年には経済的および地政学的状況がこれまで以上に厳しいものになると予想されます。

とはいえ我々の目標は世界的にブランドをさらに強化して市場の潜在力を引き出すことにあります。今後も価値に基づく販売という当社の原則に忠実であり続けるために、各地域の需要に合わせてこれを実施していきます」

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