FUJITSUBO presents
【マフラーの基礎知識・第2回】マフラーは、なぜ必要なの?
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ドレスアップ&チューニングの人気パーツであるマフラー。その魅力について、マフラーの第一人者であるFUJITSUBOによる基礎講座を連載でお届けします。第2回は「マフラーは、なぜ必要なの?」。これを読めば人気の秘密が丸わかりです!
ドレスアップ&チューニングの人気パーツであるマフラー。その魅力について、マフラーの第一人者であるFUJITUBOによる基礎講座を連載でお届けします。第2回は「マフラーは、なぜ必要なの?」。クルマの排気システムについて説明します。
前回は、マフラーを交換すると何が変わるかについてお届けしました(第1回の記事は)。では、そもそもマフラーは、どうして必要なのでしょうか。
それを説明するためには、マフラーがどんな役割を担っているかを知る必要があります。前回も説明したとおり、純正マフラーの一番の大きな役割は「音」をなるべく消すこと。ただし、マフラーだけが消音しているというわけではなく、触媒やエグゾーストマニホールドといった部品によって構成される排気システム全体で消音しているのです。
この排気システムが必要な理由のひとつが、マフラーが必要な理由にもなっています。そこで、排気システムについてかいつまんで説明していきたいと思います。
最近は、完全なEV(電気自動車)も増えてきましたが、クルマの動力といえば、まだまだエンジンが主流です。急増しているハイブリッド車もモーターと使い分けていますが、エンジンが搭載されています。エンジン内部では、燃料と空気を混ぜて圧縮し、そこに火花を飛ばすことで爆発を起こして動力に変えています。同時にエンジン内部に高温&高圧で有害なガスが発生するのですが、それをそのまま大気に放出してしまうと一気に膨張し、大音量を発生するとともに空気を振動させてしうのです。しかも、大量の一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素化合物(NOx)などが空気中に飛散し、大気を汚染します。
その音量や大気汚染物質を低減するための装置が、排気システムなのです。
具体的には、エンジンの各気筒からの排気ガスを集合させるエグゾーストマニホールド、排気ガス内の有害な成分をろ過する触媒(キャタライザー)、音量を下げるためのサブサイレンサー&メインサイレンサー、そしてそれぞれの部品をつなぐフロントパイプ(ターボ車のみ)&メインパイプ、排気ガスを大気に放出するテールパイプによって構成されています。
さて、マフラーに話を戻してみましょう。マフラーを分割すると、サブサイレンサーとメインサイレンサー、テールエンド、そしてメインパイプになります。このうちメインパイプはパワー&トルクの特性に影響を与える部分で、テールエンドは主に見た目に関わる部分。そして、サブ&メインサイレンサーによって、音量や音質をコントロールしています。
つまり、マフラーがなければ、騒々しいクルマになってしまうというわけです。だから純正のマフラーを見てみると、大きなサイレンサーを採用していて消音を重視していることがよくわかります。ですが、FUJITSUBOでは、基本的な役割を踏まえた上で、パワー&トルクのアップ、ルックスの向上、そして音のチューニングを叶えるマフラーを開発しています。純正マフラーから交換して、その違いを体感してみてはいかがでしょうか。
次回は、その違いが生まれる理由を、マフラーを構成するいくつもの部品ごとに解説していきたいと思います。
排気システムを構成する部品の主な役割
エグゾーストマニホールド
エンジンの各気筒から排出されるガスを集合させて、触媒(ターボ車ならタービン)に送り込むのがエグゾーストマニホールドの役割です。形状や集合させる方法(4-2-1や4-1など)によって、パワーやトルク、レスポンスの特性を変化させることができます。
触媒(キャタライザー)
エグゾーストマニホールド(ターボ車の場合はフロントパイプ)から流れてきた排気ガスを浄化する装置。そのまま大気中に放出してしまうと有害な成分(CO、HC、NOxなど)を酸化&還元して、害の少ない成分に変化させるフィルターとして機能します。
メインパイプ
触媒を通過した排気ガスをサブサイレンサー、メインサイレンサーに導くパイプ。ここの形状や太さによってパワー、トルク、レスポンスが変わります。一般的に太いと高回転時のパワー重視、細いと低~中回転時のトルク&レスポンス重視になる傾向があります。
サイレンサー
排気ガスを消音する装置がサイレンサーです。一般的にはメインとサブをいくつか設けられ、段階的に消音するほか、排気音をチューニングする役割も担っています。FUJITSUBOでは3種類の内部構造を使い分け、独自のサウンドチューニングをしています。
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DATA
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■価格:5万2000円~11万8000円
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