ロードレース世界選手権MotoGPのMoto3クラスに参戦中であるLeopard Racingは、撤退が噂されるスズキの後釜として最高峰クラスへ参入することに興味を抱いている様子だ。
スズキが2022年限りでMotoGPを撤退するという衝撃的な報道が5月2日になされた。当初は3日にも公式発表があると見られていたが、5日現在ではスズキ側からの声明は確認されていない。
■撤退報道は青天の霹靂…ジョアン・ミル、スズキと契約延長寸前だった
MotoGPを運営するドルナ・スポーツは、こうした報道後に声明を発表。既に2026年までの参戦契約を締結済みとなっていたスズキが、“一方的に”撤退を決めることはできないと通達した。
そしてドルナはスズキが合意のもとで離脱した場合でも、MotoGPへの参戦希望の独立チームやメーカーから”高い関心”が寄せられているとし、現在の全24台のグリッドを維持できると示唆した。
彼らの言うようなMotoGPクラスへの参戦に興味を抱いているチームのひとつが、Leopard Racingだ。Moto3クラスに参戦する彼らは強豪として知られ、2015年(ダニー・ケント)、2017年(ジョアン・ミル)、2019年(ロレンソ・ダラ・ポルタ)と複数回チャンピオンを獲得する実績を残している。
Leopard Racingは5日に行なわれたMoto3/Moto2クラスのバルセロナテストにおいて、motorsport.comに対しMotoGPクラス参入への意欲を語った。
「我々は状況がどう変化していくかを注視している。ここでは契約が有り、スズキが2026年まで契約していることを考えれば、彼らがこのまま去ることは出来ないと私も思っている」
Leopard Racingのテクニカルディレクターを務めるクリスチャン・ランドバーグは、そう語った。
「様子を見ることになる。だがもしシートが空いて事情が許し、ドルナがそれを割り当ててくれたなら、我々は非常にハッピーだ」
「パドック全体が、我々が間違いなくそれに興味があること、その一步を踏み出そうとしていることを知っている。ただまだそれが現実のものとなる前には、長い道のりがある」
そしてランドバーグは、MotoGPクラスへのステップアップが叶った場合、アプリリアとパートナシップを結ぶことになるだろうとも語った。
「唯一の選択肢はアプリリアと一緒にやることだと思う。というのもこれは私の見解だが、ドルナはグリッド上で唯一2台のみの体制となっているメーカーに何らかの形で報いるべきだからだ。そして、今では全てのバイクが非常に高い競争力を備えている」
「だからアプリリアと取り組むことは、我々にとっても非常に良いことだろう。それにプラスして、我々は半分イタリアのチームであり、日本メーカーと働くよりは簡単だろう。ベストな選択肢だと思う」
なおアプリリア側は、スズキ撤退報道がされる前のスペインGP時点において、motorsport.comに対して、適切なオファーがあればサテライトチームを持つことも評価すると説明していた。
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