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BMW 「ノイエクラッセX」で示した、最新技術とエコが融合する未来のカタチ

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BMW 「ノイエクラッセX」で示した、最新技術とエコが融合する未来のカタチ

輸入車 [2024.05.15 UP]


BMW 「ノイエクラッセX」で示した、最新技術とエコが融合する未来のカタチ
BMW VISION NEUE KLASSE X【グーワールド コラム/コンセプトモデル】

長く愛してほしいジープ ラングラー

文●九島辰也 写真●BMW
URL:https://www.bmw.co.jp
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年6月号の内容です)


BMWが提案する新世代SAVはエコを意識した素材をフル活用
 いくつかのカーメーカーは、近未来のビジョンに対してそれを表現するデザインスタディモデルを発表する。今回クローズアップする「ビジョン・ノイエクラッセ X」はそのひとつで、BMWが今年3月にお披露目したものだ。ご覧のように彼らの新世代SAVとなる。ご存じの方は多いと思うが、BMWはSUVを彼ら独自の観点からSAVと呼ぶ。“スポーツ・アクティビティ・ビークル”の略だ。特に最近はそれを強くアピールすることで、ほかのメーカーとの差別化を図っている。
 このモデルは昨年のIAAモビリティ2023につながる。そこでアンベールされたビジョン・ノイエクラッセというセダンのスタディモデル。そのSAV版だからだ。よってセダンのそれにSAVらしい力強さを加えた趣となる。
 それじゃ“ノイエクラッセ”とは何を意味するのか。これは英語の“ニュークラス”にあたるもので、1960年代初頭にBMWが発表したモデルに使った呼称である。意図したのは当時の中型車の近未来で、それが今日の3シリーズや5シリーズの礎となった。旧車ファンには馴染みの深い02(マルニ)シリーズはその進化版だ。
 見た目の特徴はやはりフロントマスクだろう。縦長のキドニーグリルに横長のヘッドライトユニット、そこに入る2本のLEDライトが未来的である。バンパーもそう。センターで分かれるエアロダイナミクスを強く意識したカタチは目新しい。サイドとリアに関しては大きな特徴はない。ヘッドライト同様、リアコンビネーションランプに提案はあるが、造形は至ってシンプル。ただ、よく見るとボディサーフェイスはツルッとしていて、これまでとは異なるプレス加工が施されているのがわかる。突起するドアハンドルがないのもその流れなのだろう。
 そんなノイエクラッセ Xだが、このモデルが提案するのはデザインだけではない。インテリアに石油を一切使わない素材を使用したり、海洋プラスチックや廃棄漁網からなる原料の利用率を高めている。かなりエコを意識した仕様だ。
 またアーキテクチャーやそこに載るパワーソースもオールニュー。第6世代のBMW eDriveテクノロジーとして改良されたe-driveユニットや新しい円形リチウムイオンバッテリーなどニュースはてんこ盛りだ。今後これらの詳細は日ごとにアップデートされることだろう。
 ただ変わらない部分もある。それは彼らの掲げるドライビングプレジャー。すべての技術はここに向かって進化していることは間違いない。



フロント&サイドのガラス面は大きくパノラミックガラスサンルーフを採用する。インテリアに太陽の光が多く入ることを心がけたつくりだ。よって車内は明るい。インテリアはミニマルなデザインが特徴。凹凸のあるスイッチ類の多くは排除された。

ロングホイールベース+ショートオーバーハングで設計されたパッケージング。ドローイングのまま実車化されたような仕上がりだ。ホイールも個性的なデザイン。

昨年発表されたセダン版ノイエクラッセ。キドニーグリルとヘッドライトが融合したようなデザインとなる。どことなくレトロな面影のするシルエットだ。

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