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新型スバル「クロストレック」の価格判明! ベース車が266万円~はカローラクロスよりお買い得?

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新型スバル「クロストレック」の価格判明! ベース車が266万円~はカローラクロスよりお買い得?

価格帯は約266万円から329万円
9月15日にプロトタイプがワールドプレミアされたスバルの新型「クロストレック」。従来の「XV」の後継として来春登場するこのSUVは、全長4.5m以下の取り回しやすいボディサイズということで日本でもヒット間違いなし。となると、気になるのは価格だろう。今回はいよいよ判明した価格情報をもとに、クロストレックを従来のXVやライバル車と比べていきたい。

まず、クロストレックの価格(税込)を見ていこう。有力な情報筋によると標準グレード「ツーリング」が266万2000円(FF)、288万2000円(AWD)、上級グレードの「リミテッド」が306万9000円(FF)、328万9000円(AWD)に設定される模様だ。

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>>スバル クロストレックの価格・スペック情報をチェックする

2リッターマイルドハイブリッドを搭載。FFの設定も
パワートレーンは、XVには存在していた1.6Lモデルがなくなり、2.0L+モーターの「e-BOXER」に統一される。従来の2.0L版と価格を比較すると、「ツーリング・FF車」(266万2000円、FF)は先代「2.0e-L アイサイト」(265万1000円)と同価格帯となる。「2.0e-L アイサイト」はXVの2.0Lモデルの中では最安だったから、エントリーグレードの価格は一見変化がないようだ。

ただし、XVはAWDのみの設定だったのに対し、クロストレックにはFFが存在する。同じAWDで比較するとXVの265万1000円だったのが、クロストレックでは288万2000円へと約23万円の値上がりとなっている。

もちろん、クロストレックはXVに対し単にデザインが変わっただけでなく、広角単眼カメラを備えた最新型アイサイトや11.6インチインフォテイメントシステムなど、最新装備がふんだんに盛り込まれているから、原材料価格の高騰を考えれば、この値上げ幅はスバルの努力の賜物といえるかもしれない。

さらに、クロスオーバーSUVには「街乗りメインだから燃費が悪くなるAWDは要らない」というニーズがあるのも事実で、FFで十分と考えるユーザーにとって、その仕様を選べるようになったのは朗報だろう。

>>スバル クロストレックの価格・スペック情報をチェックする
>>スバル XV(現行モデル)の価格・スペック情報をチェックする

また、18インチホイールを装備する上級グレード「リミテッド」(328万9000円、AWD)は、XVの「アドバンス」(295万9000円)に相当するものと考えると、AWDで比較した場合約33万円の値上がりとなり、エントリーレベルよりも値上げ幅が大きいことになる。上位モデルほど大きく値上げするのは他メーカーでも普通のことだが、約33万円アップが納得できるものであるかは「リミテッド」の装備の詳細がわかってからの判断となりそうだ。

「カローラクロス」と比べてみる
では、クロストレックの価格が見えてきたことで、ライバルとも比べてみよう。クロストレック(プロトタイプ)のボディサイズは全長4480mm×全幅1800mm×全高1550mm(シャークフィンアンテナ及びルーフレールなしの場合)で、機械式駐車場に入るのがセリングポイント。ただ、他にこれを満たすライバルはいないので、ワゴンライクな競合車種としてトヨタ「カローラクロス」(同4490mm×1825mm×1620mm)を取り上げたい。

199万9000円からとリーズナブルな価格が売りのカローラクロスは、ハイブリッドと純ガソリン車の設定があるが、スバルの「e-BOXER」はトヨタのような本格的なハイブリッドではなく、いわゆるマイルドハイブリッドだから、ここでは純ガソリン車と比べてみる。その上で「ツーリング」(266万2000円、FF)とほぼ同じ価格になるのは「S」(240万円)だが、それと比べると歩行者等の検知範囲が広い最新運転支援システムや11.6インチとより大きなサイズのインフォテイメントディスプレイ(ツーリングではオプションとなる模様)が用意されることがクロストレックのアドバンテージとなる。

>>トヨタ カローラクロスの価格・スペック情報をチェックする
>>トヨタ カローラクロス ハイブリッドの価格・スペック情報をチェックする
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また、2.0Lエンジン+モーター(145ps/188Nm+13.6ps/65Nm)のクロストレック(プロトタイプ値)は、カローラクロスの1.8Lエンジン(140ps/170Nm)に比べると、動力性能でも勝っている。ということで、同価格帯で考えるとクロストレックに軍配が上がるが、室内や荷室の余裕はボディサイズの大きいカローラクロスの方が上だから、遠出やレジャーユースで使い倒したい人にはカローラクロスの方に魅力を感じるかもしれない。

以上、クロストレックの価格情報を元に多方面からチェックしてみた。購入検討の参考になれば幸いだ。

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>>トヨタ カローラクロス ハイブリッドの価格・スペック情報をチェックする

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みんなのコメント

34件
  • やす・・・くない!
    10年前は同じ値段でフォレスターが契約できたと思うと高くなったなぁ・・・。
  • スバルは燃費が旧世代
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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