華麗なる復活をしたモデルの裏でひっそりと消えていくモデルも
昔の名車を現代に蘇らせたようなデザインのクルマは多い。ここではリバイバルモデルと呼ばせていただくが、すべての車種がヒットしているかというと、そうではない。では、リバイバルモデルとして復活したモデルを偉大なるオリジナルモデルと比較しながら見ていこう。
復活させるならスープラよりもコレ! 蘇ればヒット間違いなしのクルマ5選
1)ニューミニ
数あるリバイバルモデルの中でもっとも成功したのはミニだろう。顔つきやプロポーションなどの特徴を受け継ぎながらモダンに仕立てたデザインもさることながら、新旧どちらも横置きエンジン前輪駆動というところにも成功の秘訣があったと思う。
先代がデビューしたときは希少だったこのメカニズム、いまではコンパクトカーの定番になった。キャビンが広く取れるし走りが安定しているからだ。自分自身がトレンドを作ったので変わる必要がなかったのは大きい。しかもゴーカート感覚と呼ばれる身のこなしまで受け継いでいて、乗るたびに感心する。
2)フィアット500
ミニに匹敵する成功作と言えるフィアット500も、旧型の面影を残しつつモダナイズしたデザインが多くの人に受け入れられた。しかもメカニズムは、空冷リヤエンジンから水冷フロントエンジンへと激変したのに、不満の声はあまり聞こえない。
先代は僕も乗っていたことがあるが、あまりに遅かったし、エアコンがつかないなど快適性もイマイチだった。ミニ以上に可愛らしい見た目なので、これを今のクルマとして楽しみたいという人が多かったのではないだろうか。
3)フォルクスワーゲン・ニュービートル/ザ・ビートル
ところがフィアット500と同じように、空冷リヤエンジンから水冷フロントエンジンへ転換したフォルクスワーゲンのニュービートルやザ・ビートルは波に乗れず、2019年に販売終了になってしまった。
ニュービートルはボディが大柄なのにキャビンは狭かった。それでもフレンドリーなスタイリングは支持されていたが、ザ・ビートルは実用性や快適性を高めたのに低迷。
ミニやフィアット500が実用性の高いSUVなどを送り出すなか、ディーゼルゲート事件のためもあり投資が行われず、5ドアが出なかったことも響いた。
4)アルピーヌA110
スポーツカーでもリバイバルモデルは多い。なかでも最近注目を集めたのはフランスのアルピーヌA110だ。
新旧A110と比べると、直列4気筒エンジンはターボ化されたうえに搭載位置がリヤタイヤの後ろから前に移り、ボディの材質はFRPからアルミに変わるなど、けっこう違いがある。なのに支持されているのはやっぱり、見た目がA110そのものだからだろう。大型高級路線を狙わなかったことも好感が持てる。
5)ホンダNSX
ホンダNSXもブランクは短いがリバイバルスポーツカーとなる。日本では現行型はいまひとつ盛り上がっていないようだが、生産国でもあるアメリカは根強い人気に支えられているようだ。
新旧で共通しているのは実用性の高さ。これは現地でも評価されているようだ。先代はアルミボディ、現行型はハイブリッドのおかげで環境性能が高いことも一致する。欧州のスポーツカーが先代に衝撃を受け、快適性を高めてきたところで今度は電動化。トレンドを先取りしているという点で、筋の通ったスポーツカーだと思っている。
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みんなのコメント
NSXは国内製造じゃなくなって残念。
NSXは「NewSportsX」という「新しい速さ」を定義したかった・・・が、電子制御が未完成。
今のNSXはどうなんだろう?