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しょせん軽……なんてバカにする時代は終わった! 新東名の120km/h区間を余裕で走れる軽自動車6選

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しょせん軽……なんてバカにする時代は終わった! 新東名の120km/h区間を余裕で走れる軽自動車6選

 今どきは軽自動車でもアクティブクルコン装備車が選べる!

 新東名の新静岡~森掛川の約50kmの区間で試行最高速度が120km/hに引き上げられました。110km/hの試行期間を経て、交通事故の発生件数に大きな変化がなかったことから、+10km/hの120km/hの試行が行われることになったのです。

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 そこで今回は、今後、区間が増えるであろう、高速道路最高速度120km/h時代に通用する軽自動車をピックアップ(軽スポーツカーを除く)。ポイントは、高速走行をストレスなく行える基本的な動力性能以外に、直進安定性、横風安定性の高さ、そしてACC(アダプティブクルーズコントロール)付きがポイント。

 ACCとは前車追従型クルーズコントロールのことで、ただ一定速度を保つクルーズコントロールとは別物です。軽自動車にACC機能を付けられるのは、現時点でホンダN-BOX、新型日産デイズ・ハイウェイスター、三菱ekワゴンなどです。

 ただし、国産上級車や輸入車用のACC(上限速度140~180km/h~)とは違い、ホンダ軽自動車のACCは約35~110km/hまで。日産のプロパイロットは0~114km/hの作動となっています。

 そうしたACC機能は高速走行でのドライバーの運転にかかわる疲労、ストレスを低減してくれるとともに、前車との距離を常に一定に保ってくれるため、追突事故などを防いでくれる役割をも果たしてくれるので、一段と安全・安心なドライブが可能になるのです。

 1)日産デイズ・ハイウェイスター

 まずはACC付き、かつ高速道路最高速度120km/h時代にふさわしい軽自動車と言えば、その筆頭は日産の軽ハイトワゴン、デイズ・ハイウェイスターでしょう。なぜ、ハイウェイスター限定かと言えば、同一車線内半自動運転機能と言えるプロパイロットを装備できるのは、ハイウェイスターだから。

 プロパイロットはハイウェイスターならNA、ターボどちらにも付けられますが、先代なら絶対的にターボモデルを推奨。理由は先代NAエンジンがあまりにも非力で、高速走行を長時間続けるには動力性能的に物足りなかったからです。

 しかし新型デイズなら、NAエンジンのトルクがアップし、100km/h前後のクルーズをなんなくこなす実力、快適性を身につけました。もちろん、ターボなら余裕の余裕。より静かで快適な走行性能、前車に追従し、中央車線キープできるプロパイロットの装備によって、高速道路最高速度120km/h時代にもぴったりの軽自動車と言えるでしょう。

 2)三菱ekワゴン

 その日産デイズと基本性能を分かち合う三菱ekワゴンも、結論から言えば、NA、ターボともに同様の高速クルージング性能を持ち合わせています。つまり、NA でもターボでも、高速走行を無理なくこなしてくれるというわけです。

 ちなみに日産のプロパイロット同様の機能も備え、三菱では「マイパイロット」というネーミングになります(MIパイロットの設定速度域は約30~100km/hで作動/渋滞追従機能あり)。

 MIパイロットは、日産デイズがハイウェイスターのみ装着可能なのに対して、上級グレードのek Xだけでなく、ekワゴン標準車のGグレードにも付けられるのが特徴です。

 3)ホンダN-BOX

 軽自動車で初めてACCを装備したのが、ホンダNシリーズのなかでもっとも新しい設計のN-BOX。ACCの作動速度は約35~110km/hまでとはいえ、その装備は画期的な出来事でした。プチバンとも言える容量系軽自動車であり、後席の広さは圧巻。もし、2名乗車以内限定なら、高速道路最高速度120km/h時代でもNAエンジンで十分。それぐらいしっかり下からトルクが出ているエンジンなのです(非ECON状態)。

 とはいえ、後席のゆとりから、4人乗車で高速走行、長距離走行する機会が多いというなら、ターボをススメます。N-BOXのターボモデルなら、山道の登りも余裕の余裕。快適感もばっちりです。日産デイズや三菱ekワゴンに相当するNシリーズのハイトワゴン、N-WGNより、なにもかもがずっと新しい点もポイントです。

 ここからは、現時点でACCこそ装備していないものの、走行性能で走行道路最高速度120km/h時代にふさわしい軽自動車の紹介です。

 MTモデルにも120km/hクルージングが得意なモデルも

 4)スズキ・ワゴンRスティングレー

 マイルドハイブリッドシステムを搭載するワゴンR、それもスティングレーのターボモデルも高速道路最高速度120km/h時代にぴったりの軽自動車です。NAエンジン搭載車は燃費対策のためか、CVTによってかなり低いギヤをキープしようとするので、動力性能そのものというより、アクセルレスポンスという点でちょっと不足を感じますが、ターボならばっちり。素晴らしく静かに、滑らかに速度を上げ、エンジンを高回転まで使ったときのノイズの小ささも抜群です。

 また、横基調デザインの先進感に満ちたインパネによって、より幅広く大きいクルマに乗っているかのように感じられるため、高速走行時の安心感も文句なし。長時間の高速走行でも乗り心地は素晴らしく、ストレスは最小限でしょう。

 5)ダイハツ・キャスト

 ダイハツ・キャストはNA、ターボモデルのどちらでも、実は高速走行が得意。直進性に優れ、制限速度上限のクルーズをしっかりとこなしてくれる実力です。これでACCが備われば、鬼に金棒なんですが(ワゴンRも同様)。

 6)スズキ・アルトワークス

 実用軽自動車というより、ホットハッチ的なキャラクターを持つのがアルトワークス。山道でのスポーティな走りの楽しさ、速さもさることながら、高速ハイスピードランも得意中の得意。直進安定性もばっちりです。

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