この記事をまとめると
■トヨタ・クラウンがフルモデルチェンジ
失速したクラウンを復活させる壮大な計画! 4車種投入と登場順序に隠れた巧妙な狙いとは
■これまでの15代続いたクラウンからコンセプトを大幅に変更した
■今回はクラウンエステートのライバル車を考えてみた
車両の性格がもっとも近いのはCX-8!
現時点におけるクラウンのバリエーションは、クロスオーバーだけだが、今後はスポーツ、エステート、セダンも加わる。クラウンを今後も存続させるため、4車種にシリーズ化する。
この4車種のなかで、もっとも多く販売される本命はエステートだ。ボディサイズは、全長が4930mm、全幅は1880mm、全高は1620mmで、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2850mm。すでに販売されているクラウンクロスオーバーに比べると、全長とホイールベースは等しく、全幅はエステートが40mmワイドで全高は80mm高い。
つまりエステートの外観はSUVの典型だ。ボディサイズも相応に大きいから車内も広い。とくに荷室容量はセダンスタイルのクロスオーバーを大幅に上まわり、荷室には3列目のシートも装着される。
パワーユニットは直列4気筒2.5リッターハイブリッドが主力で、前輪駆動の2WDも用意する可能性が高い。ベーシックなグレードの価格は、ハイブリッドでも2WDであれば370万円前後に抑えられ、価格の割安感を追求する。売れ筋の買い得グレードは400万円を少し超える設定だ。
クラウンエステートの位置付けは、RAV4よりもボディが少し長く、内外装はハリアーに比べてシンプルだ。そこに3列目のシートを装着して、実用的かつ都会的なSUVに仕上げる。かつてのヴァンガードに似た性格で、前述の通り売れ行きはクラウンシリーズの最多販売を狙う。
売れ筋車種だから、さまざまなSUVがライバル車に該当するが、車両の性格がもっとも近いのはCX-8だ。CX-8のボディサイズは、全長が4925mm、全幅は1845mm、全高は1730mmで、ホイールベースは2930mmになる。ホイールベースはクラウンエステートに比べて80mm長く、全高も110mm高いが(ただしCX-8はシャークフィンアンテナを装着)、ボディサイズは近い。
そしてCX-8は全車が3列シートを装着して、これを格納すればタップリした荷室容量も確保できる。実用的なSUVだ。
CX-8の価格は、直列4気筒2.2リッタークリーンディーゼルターボを搭載するXDスマートエディションの2WDが370万5900円だ。装備を充実させた中級のXDブラックトーンエディションは403万2600円で、この価格帯もクラウンエステートに近い。
ちなみにハリアーハイブリッドで価格がもっとも安いSの2WDは371万8000円、中級のハイブリッドGは411万9000円になる。RAV4ハイブリッドXは、2WDの価格が353万8000円で、4WDは379万1000円だ。人気の高いハイブリッドアドベンチャーは4WDを装着して430万3000円になる。
このようにミドルサイズからLサイズに位置する売れ筋SUVでは、ベーシックなグレードが370~380万円、売れ筋の中級グレードは400~430万円に設定されることが多い。クラウンエステートもこの価格帯を中心にグレードを展開して売れ行きを伸ばす。新型クラウンを支えるのはエステートで、現在販売されているクロスオーバーは、販売面では前座的な存在に位置付けられる。従ってクラウンを買うのはまだ早い。
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みんなのコメント
サイズ的にはちょっと背の高いステーションワゴン程度だし、クラウンなんだからある程度のスペースの余裕がある作りにするだろうし。ハイランダーやRX Lより窮屈なクラウンを出すとは思えない。