■激レア「クラウン クーペ」をフルレストア
富山県内のトヨタ販売店を運営するネッツトヨタ富山は、2024年2月17日と18日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催されるクラシックカーイベント「ノスタルジック2デイズ2024」に出展します。
ブースでは、同社がレストアした1980年式トヨタ「クラウン」(6代目・MS110)を展示するといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。
【画像】超カッコイイ! 「クラウン 2ドアクーペ」を画像で見る(71枚)
ネッツトヨタ富山のレストア事業への取り組みは、2008年に創業40周年事業としてエンジニアがタッグを組み、トヨタ「パブリカ」(1968年式)をレストアしたことが始まりだといいます。
その後、レストアへの取り組みは継続しており、これまで「トヨタスポーツ800」、「チェイサー」、「スプリンタートレノ」といったトヨタ往年の名車はもちろん、フォルクスワーゲン「カルマンギア」、MG「MGB」などの輸入車など、20台以上の車をレストアしました。
レストアの依頼は富山県内だけではなく、県外からの依頼も多く、今回出展されるクラウンも鹿児島県在住のオーナーからの依頼だったとしています。
車両と部品が揃っているのに、レストアする業者を近県で見つけることができず困っていたところ、部品を購入したユーザーの紹介でネッツトヨタ富山がレストアを引き受けることとなったと説明します。
ネッツトヨタ富山は2020年に、第三者検査機関として、ドイツをはじめヨーロッパ諸国、その他海外へ輸出される工業製品の安全試験・認証を提供しているテュフ ラインランドジャパンより「クラシックガレージ認証」を取得し、国際的にも評価されています。
※※ ※
6代目クラウンは、約5年ぶりにフルモデルチェンジして1979年9月に発売。いわゆる「鬼クラ」と呼ばれた世代です。
先代から引き継いだ直線的なスタイリングをさらに洗練させた6代目クラウンのボディタイプは、4ドアセダン、2ドア/4ドアハードトップ、ステーションワゴン、バンの5種で多彩に構成されます。
4ドアピラードハードトップは、ドアガラスを閉めた状態でセンターピラーが隠れて見えるスタイルとしたことで好評を博し、1980年代以降はクラウンの標準スタイルとなりました。
パワーユニットは従来からの2.6リッターを拡大して2.8リッターとした「5M-EU」型を筆頭に、2リッター電子制御燃料噴射装置搭載の6気筒エンジン、同キャブレターエンジン、2.2リッターディーゼルエンジンの4種。トランスミッションやサスペンションなどの機構も先代から継承しています。
フォーマルサルーンに相応しく装備は一段と豪華にし、最上級モデルの「2800ロイヤルサルーン」には“マイコン”を組み込んだクルーズコンピューターをオプション設定しています。
今回レストアされたモデルは、クラウンとしては最後となる2ドアハードトップモデルで、クォーター部のオペラウインドウが特徴です。
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みんなのコメント
クラウン2ドアハードトップだろ!
カタログちゃんと見たか?
勝手に名前を変えるなよ!