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スズキ「快適軽ワゴン」がスゴい! 6年ぶり全面刷新で“クラス超え”「豪華リアシート」採用! “日本イチ売れてる”「スペーシア」の特徴は?

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スズキ「快適軽ワゴン」がスゴい! 6年ぶり全面刷新で“クラス超え”「豪華リアシート」採用! “日本イチ売れてる”「スペーシア」の特徴は?

■超売れてる「スペーシア」! どんな特徴?

 スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」は、現行型発売当初から好調な売れ行きを記録しています。
 
 2024年5月の新車販売台数ランキングでは、登録車・軽自動車を含めた全体で1位を記録するなど単月では「日本一売れているクルマ」と言えますが、どのようなモデルなのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! これが「新型スペーシアの豪華インテリア」です! 画像で見る(80枚)

 スペーシアは初代モデルが2013年に登場しました。高い全高がもたらす広大な室内空間や、両側スライドドアの装備など、使い勝手のよさが支持されている、スズキの主力モデルです。

 シリーズでは、親しみやすくポップな標準モデル スペーシアに加え、メッキやエアロパーツを装備し、存在感を高めた「スペーシアカスタム」もラインナップしています。さらに、先代の2代目ではSUV風の「スペーシアギア」、軽商用車の「スペーシアベース」も設定されました。

 現行型は2023年11月に発売された3代目。6年ぶりに全面刷新を遂げ、従来の使い勝手の良さや親しみやすいスタイリングはそのままにデザインを一新。安全装備の強化と居住性の向上、燃費の向上を図っています。

 パワートレインは660ccエンジン+マイルドハイブリッドを搭載し、新しいCVTを組み合わせて燃費を向上。スペーシアカスタムでは力強いターボエンジンも設定します。

 安全装備では、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、歩行者や自転車を検知する「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキ初採用。全車に標準装備しました。

 さらに、全車速追従のアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援機能、標識認識機能を設定。電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能を用意するなど、先進機能を大幅に刷新し、上級クラスのモデルと遜色のない内容となっています。

 内外装のデザインモチーフは「頑丈で大容量のコンテナ」。

 ボディサイドには、コンテナのプレス面を彷彿とさせるビード形状を採用し、フロントフェイスからリアまで続くキャラクターラインを配すことで、使い勝手の良さを表現するとともに、スクエアさが強調されたデザインとなりました。

 スペーシアでは、パステル系のボディカラーを設定したほか、角丸の前後ライトを採用することでやわらかな印象を感じさせます。一方のスペーシアカスタムでは、横基調のメッキガーニッシュや切れ長のヘッドランプを装備し、精悍な仕上がりです。

 インテリアは、インパネや前席ドア上部を立体的にして広さを表現。スペーシアではブラウン基調にアクセントとしてカフェラテ色をあしらい、心地よい空間を演出しました。

 スペーシアカスタムではブラック基調にボルドー(ワインレッド)とピアノブラック加飾を用い、さらにスエード調のシート表皮を採用することで、上質感を高めています。

 また、新型スペーシア/スペーシアカスタムではリアシートにも大きな特徴があります。

 後席に新たに採用された「マルチユースフラップ」は、ヘッドレストのような機構で、座面の先端に内蔵されたフラップがシートから分離して伸縮するほか、角度も調整できることで、さまざまな使い方が可能な斬新な装備です。

 フラップをそのまま伸ばせば、足をゆったり伸ばせるオットマンモードが利用でき、中間で固定すれば走行中に姿勢を支えられるレッグサポートモードに、格納してフラップを起こせば、後席に積載した荷物の落下を防ぐストッパーとしても機能します。

 このマルチユースフラップに加えて、左右独立のアームレストや後席に送風するサーキュレーター、サイドウインドウのローラーブラインドなど、リアシートでも快適な居住環境を実現しています。

 装備の大幅な充実を図ったスペーシアですが、価格(消費税込)はスペーシアが153万100円から182万4900円、スペーシアカスタムでは180万1800円から219万3400円と、手頃な価格も維持しています。

※ ※ ※

 これまで軽自動車ではライバル車のホンダ「N-BOX」が1位を独走しており、登録車を含めてもトップを堅持していましたが、スペーシアが躍進したことで、2022年5月以来に「日本一売れているクルマ」の称号が交代することとなりました。

 二大巨頭ともいえる2モデルに推移にも注目されます。

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みんなのコメント

42件
  • ベリーハンセン
    質素な装備なのに、ボッタくり価格のN箱よりいいでしょ?
  • jun
    N-BOX、例のごとく自動車評論家はマイナーチェンジを絶賛していたが、消費者には届かなかったようです。
    明らかなコストダウンがバレてしまったのでしょうね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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