■日産の新開発電動4WD車をテスト! 実力はいかに?
東京モーターショー2019でサプライズデビューした日産の電気自動車のコンセプトカー「ニッサン アリア コンセプト」のスペックを見たら「前後にモーターを搭載する日産初めての電動4輪駆動車」と紹介されています。
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その翌日、日産は新開発の電動駆動4輪制御技術を搭載したテストカーを公開。アリアには、早速試乗することが出来ないのでテストカーの様子をレポートします。アリアの4WDとかなり近い内容になるかもしれません。
まずテストカーのベースは電気自動車の「リーフ」。といってもオーバーフェンダーなど付いていることから、リーフのスタイルがダミーであり、トレッドは広いということがイメージ出来ます。
モーターで駆動されるドライブシャフト付きリアサスペンションは、見たことのないアーム類の取り回し。これまたリーフより一回り大きいサイズだと考えて良いでしょう。
テストカーは、リーフ用のモーターをふたつ搭載しており、システム出力(実際に引き出せる最高出力をシステム出力と呼ぶ)は309馬力(227kW)とのこと。
リーフe+のモーターだと218馬力(160kW)。普通のリーフ用が150馬力(110kW)のため、普通のリーフと同じ使い方をしてると予想。ちなみにモーター形式はすべて「EM57」です。
いずれにしろリーフ級のボディに309馬力は必要にして十分以上。試乗時に全開加速をおこなってみたが、素晴らしいスタートダッシュでした。
アクセルを開けた直後に背中がシートのバックレストにめり込む感じで、トラクション性能は電気自動車がもっとも得意とする分野です。6秒以下で100km/hに達するからスポーツカー級だと思います。
コーナリング時、FF車でコーナリング中にアクセルを開けると、当然のことながら前輪が滑り、アンダーステアになってしまいます。
ガソリンエンジンのスポーツ4WDは、さまざまな前後駆動力配分をおこない、曲がる4WDにしようと頑張っています。けれど、前後モーターの4WDなら最適の前後制御が簡単にできるから面白い。
試乗車はアクセル全開にすると、ハンドルを切った方向に加速しながら曲がるセッティングになっており、FFとまったく違うレベルの回頭性能と、安定性を高い次元でバランスさせています。
そのほか、リアを流してテールアウトをキープするセッティングも可能。さらにモーター制御のため、エンジン車よりはるかに精密にコントロールが出来ます。
雪道などでも気持ちよく曲がるクルマに仕上がるといい、電気自動車といえばECOながら楽しくないというイメージを持っている人が多いようですが、日産が提案してきた電動4輪駆動車のハンドルを握ると、いろんな可能性を感じさせられます。
もし予想通りアリアが今回試乗した車両の方向で開発されていたら、大いに楽しみです。
ここまで読んで「高かったら欲しくても買えない」と思う人が多いでしょう。そのあたりを日産に聞いてみたら「やはり高ければ売れないと思っています」。
具体的な数字は出なかったものの、感触としては400万円台を想定しているようです。電気自動車の場合、ガソリン車よりエネルギーコストは圧倒的に安いので、400万円台ならニーズはあると思います。
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