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【今ボルボはどうなっている?】日本でも予想以上に電動化が浸透!明確なメッセージにスウェーデンらしい実直さ

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【今ボルボはどうなっている?】日本でも予想以上に電動化が浸透!明確なメッセージにスウェーデンらしい実直さ

新型XC90発表と同時に目標時期を変更

3月中旬に東京で行われた『新型ボルボXC90』の試乗会では、最近のボルボの状況についての解説もあった。それがとても参考になる内容だったので、紹介していくことにしよう。

【画像】ビッグマイナーチェンジを受けたボルボXC90! 全150枚

まずは電動化について。ボルボ・カーズは2017年に、2019年から全モデルを電動化にすると発表した。そのとおり、2019年以降に発売された新型車はすべて、EV、PHEVあるいはMHEVのみとなり、V40など電動化対応していない車種は生産を終了した。

続いてボルボは2030年までに、すべてのモデルをEVにすると発表した。しかしこちらについては昨年9月、新型XC90の発表と同時に、目標時期を変更するとアナウンスされたことは、覚えている人もいるだろう。

具体的には2025年までに50~60%、2030年までに90~100%をEVあるいはPHEVにするという目標になり、EVの投入計画に変更はないものの、PHEVの開発にも継続して取り組んでいくとした。

現在多くのブランドで、このようなEVシフトの軌道修正を図っているが、明確なアナウンスをせず、なし崩し的に変えていこうとしているブランドも見受けられる。そんな中でのボルボの明確なメッセージには、スウェーデンらしい実直さを感じたものだ。

それでは昨年のパワーユニット別の販売比率はどうなっているかというと、グローバルではEVとPHEVを合わせてほぼ半分を占めており、日本でもEVとPHEVがそれぞれ約15%を占めるなど、予想以上に順調に電動化が浸透していることがわかる。

EX30はテスラ・モデルY、モデル3に続いて3位

さらに、日本での販売では、プレミアムEVマーケットでボルボは5位、PHEVを合わせれば4位の販売成績を挙げている。ちなみにプレミアムEVのトップはやはりテスラで、PHEVを含めての1位はレクサスだ。

車種別ではEX30が、テスラのモデルY、モデル3に続いて3位に入っている。つまりポルシェを含めたジャーマンプレミアムやミニの上だ。たしかにEX30は都内でちょくちょく見かけるようになった。

ちなみに全ボルボでの販売台数は、グローバルでは増加基調なのに対し、日本では2019年を頂点として、下がりつつあるというデータも出された。このあたりの数字を実直に出すのもボルボらしい。

ただし2024年については、マイナス7.8%ではあるものの、輸入車全体がマイナス8.6%なので、ボルボだけが突出して悪いというわけではない。

車種別の販売台数では、グローバルではXC60がトップ、日本ではXC40が1位という予想どおりの結果だったが、驚いたのは今回乗ったXC90が、想像以上に売れていること。

グローバルでは約10万台を売ってこの2台に続く3番目、日本でも約1100台を販売してV60、EX30に続く5番目であり、プレミアムEセグメントのSUVでは7位につけている。

しかも昨年はモデル末期であったにもかかわらず、グローバルでは前年比で増加しており、日本でもマイナス4.1%と、ボルボ全体よりも減少幅が小さい。根強い人気を得ている車種なのだ。

ちなみに最近、ボルボがステーションワゴンの廃止を検討しているという、ちょっとショッキングなニュースが入ったが、たしかに我が国ではV60が根強い人気であるものの、グローバルではセダンのS60やS90より下だった。

なので、こういうニュースが出てくるのも仕方がないのかもしれないし、それだけ世界レベルでSUV人気が定着しているということだ。

購入者の平均年齢はXC90がもっとも若い

さらに驚いたのは購入者の平均年齢で、XC90がもっとも若いとのこと。3列シートを備えているのでファミリー層が多いというのが理由だった。

新型では全車1000万円以上で、駐車場はもちろん、アクセスする道路も含めて恵まれた環境が必要になる。世の中には若くしてそのレベルのクルマをポンと買える人がけっこういるんだと、なんとも言えない気持ちになった。

ちなみに欧州では、クルマなど付加価値の高い商品にかかる消費税は日本よりも高い国が多く、スウェーデンでは25%に達する。それでもボルボのようなプレミアムブランドが安定して売れるのは、カンパニーカー制度が大きいという話もあった。

会社としての購入であれば当然ながら、環境対策など社会的な使命を果たしていく必要がある。とりわけ欧州は環境意識の高い地域だ。よってカンパニーカーの電動化は必須のような状況であり、安全性の高いブランドを選ぶこともまた企業としてのメッセージになる。

こうした背景を考えると、ボルボは安定してカンパニーカーとして選ばれ続けているブランドのひとつではないかと想像できる。

ただし最近は日本でも、企業の環境意識の高まりから、企業が社員向けの車両としてEVを用意し、駐車場に充電施設やソーラーパネルを用意するというし、それを通勤に使ってもらうという動きは出てきた。

日本でも、クルマ通勤が一般的になっている地方の企業がこのような投資をするときには、ボルボは役員レベルの人たちの車種としてふさわしい選択肢に思えるし、個人的には地域活性化のひとつとして、推進していってもいいのではないかと感じた。

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みんなのコメント

3件
  • NAS********
    中華らしい虚飾でしょ
  • fia********
    今のオートカージャパンらしい提灯記事ありがとうございます。
    中華ボルボに乗ってる人を見かけたことがありません。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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