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ついに現役ドライバー24名が全員集結! ギュンターを止めるのは誰だ?:フォーミュラEバーチャル選手権第2戦プレビュー

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ついに現役ドライバー24名が全員集結! ギュンターを止めるのは誰だ?:フォーミュラEバーチャル選手権第2戦プレビュー

 新型コロナウイルスの影響でモータースポーツが開催できない中、各カテゴリーではバーチャルレースシリーズが次々と発足し、盛り上がりを見せている。フォーミュラEでは『レース・アット・ホーム・チャレンジ』と題した選手権が発足した。

 選手権レースの開幕に先立って行なわれたテストレースでは、モナコのフォーミュラE用コースが使用され、マキシミリアン・ギュンター(BMW)がストフェル・バンドーン(メルセデス)を下し優勝した。

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 香港ePrixのコースを使用して行なわれた開幕ラウンドでは、バンドーンがポールポジションを獲得。レースでもホールショットを奪いトップを快走していたが、バリアにぶつかって順位を下げてしまった。ここでもギュンターが強さを見せ、ヴァージンのニック・キャシディを抑えてトップチェッカーを受けた。

 初戦で2位に入るなど活躍したキャシディだったが、5月2日(土)に行なわれる第2戦ではレギュラードライバーであるサム・バードがシムレースデビューを果たすため、レースには出場しない。

 バードはフォーミュラEのサポートを受けつつ150mにも及ぶ通信ケーブルを自宅に設置し、バーチャルレースのためのインターネット環境を整えた。これにより、『レース・アット・ホーム・チャレンジ』第2戦ではフォーミュラEのレギュラードライバー24名が全て揃うことになり、モータースポーツにおける世界最大規模のeスポーツ選手権のひとつとなった。

 バードはオンラインでの記者会見の中で、次のように語った。

「みんなと一緒にレースに参加できることをとても楽しみにしている。これまでは除け者みたいだったからね!」

「レースウィークエンドが待ちきれないよ。僕はラップタイムを改善するためにシミュレータで多くの時間を費やしてきた」

「タイムはみんなと近いみたいなので、問題ないと気楽に構えているよ。一貫性も出てきているし、前より速くなってきている」

 例えバーチャルと言えど、レースに向けての準備は忙しい。DSテチータのジャン-エリック・ベルニュとアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、香港でのレース前、お互いのセットアップを見せ合って共有していたようだ。

 ただし、第2戦に関しては、ドライバーたちがさらにセットアップなどに頭を悩ませることになるだろう。というのも、第2戦の舞台は実際のコースではなく、ニューヨークePrixの会場に近いレイアウトのオリジナルコース、“ジャージー・シティ”となるからだ。

『レース・アット・ホーム・チャレンジ』第2戦は、5月2日(土)15時30分(日本時間23時30分)から開始される。この模様はフォーミュラEの公式サイトだけでなく、YouTubeやTwitter、Facebookなどでもライブ視聴できる。

『レース・アット・ホーム・チャレンジ』はユニセフの支援によって運営されており、新型コロナウイルスに感染した人達や、収入や学びの機会を失った人達を支援することが目的だ。

 なお、この大会は現役フォーミュラEドライバーによるメインレースの他に、シムレーサーたちによるレースも行なわれている。この選手権でチャンピオンとなった者は、実際のフォーミュラEマシン『Gen2』をテストドライブする機会を手にすることができる。

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