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ボルボV60が大幅改良、48Vマイルドハイブリッドの「B4」、「B5」が登場

掲載 更新 10
ボルボV60が大幅改良、48Vマイルドハイブリッドの「B4」、「B5」が登場

2020年10月21日、積極的にパワートレーン電動化を進めるボルボがミドルサイズワゴン「V60」に48Vマイルドハイブリッドを日本へ導入すると発表した。同時にラインアップと装備の一部変更も行い、発売を開始した。

パワートレーンの変更とともにラインアップを一新
2020年8月にXC40、XC60、XC90に48Vマイルドハイブリッド搭載モデルを設定したボルボが、V90/V90クロスカントリーに続いて、V60にもラインアップ変更を含む大幅な改良を施した。

●【くるま問答】ガソリンの給油口、はて? 右か左か、車内からでも一発で見分ける方法教えます(2020.01.21)

パワートレーンは、従来の2Lガソリンターボの「T5」に代わり、あらたに48Vハイブリッド+2Lガソリンターボ(250ps)の「B5」を設定。あわせてエントリーモデル用として、エンジンパワーを197psに落とした48Vハイブリッド+2Lガソリンターボの「B4」も用意した。

B4モメンタムと名付けられたエントリーモデルは、運転席8ウェイパワーシートやパワーテールゲートなどを標準装備して499万円という価格を実現している。

また、従来の「Twin EngineT6」は新たにモデル名が「リチャージ プラグインハイブリッドT6」に改められてラインアップされているが、ここにも「インスクリプション エクスプレッション」と名付けられたプラグインハイブリッドのエントリーモデルが登場。装備内容を見直して、魅力的な価格としている。

もうひとつの注目モデルがB5に設定された「B5 R-デザイン」。「洗練さ(Refinement)」のRを軸とした特別なモデルとして位置づけられ、専用のサスペンションやスポーツシートが装備される。

装備の一部変更では、微粒子状物質を除去して車内空間を快適なものとする「アドバンスト エアクオリティ システム ClearZone」やワイヤレススマートフォンチャージを標準装備。オプションのB&Wプレミアムオーディオシステムのアップグレードも行われている。

また、最新のボルボで導入が進められている180km/hの最高速度制限と、ケアキー(搭載されるキー2本のうち1本がケアキー)も装備される。ケアキーとはあらかじめ車両の最高速度をより低い速度に制限しておくことができるデバイスで、高齢の家族や初心者などが使用する際に有効という。

今回の改良でボルボV60のラインアップはすべて駆動モーターが組み込まれたモデルとなったが(V60クロスカントリーは未発表)、ボルボは今後もパワートレーンの電動化を推進し、2020年内にプラグインハイブリッド以外のパワーユニットすべてに48Vハイブリッドシステムを組み込む計画だ。

ボルボV60 パワートレーン
B4:Drive-E 2L直4ターボ(197ps)+電気モーター10kW+8速AT
B5:Drive-E 2L直4ターボ(250ps)+電気モーター10kW+8速AT
リチャージT6:Drive-E 2L直4ツインチャージャー(253ps)+電気モーター34kW/65kW+8速AT

ボルボV60 ラインアップ(車両価格:税込み)
V60 B4 モメンタム:499万円
V60 B5 R-デザイン:624万円
V60 B5 インスクリプション:624万円
V60 リチャージプラグインハイブリッド T6 AWDインスクリプション エクスプレッション:684万円
V60 リチャージプラグインハイブリッド T6 AWDインスクリプション:799万円

ボルボV60 B5 R-デザイン 主要諸元
●全長×全幅×全高:4760×1850×1435mm
●ホイールベース:2870mm
●車両重量:1760kg
●エンジン:直4DOHCターボ
●排気量:1968cc
●エンジン最高出力:250ps/5400-5700rpm
●エンジン最大トルク:350Nm/1800-4800rpm
●モーター最高出力:10kW/3000rpm
●モーター最大トルク:40Nm/2250rpm
●駆動方式:FF
●トランスミッション:8速AT
●車両価格:624万円

[ アルバム : ボルボV60 はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

10件
  • サイドの写真、美しさが際立っている。
    現在売られているエステートで最も洗練されたデザインだと思う。
    これで安全性が高いのだから、ファミリー層にはうってつけの車だろう。
  • ボルボ、格好いいですね。
    最高速も180キロまでにして安全性もかなり高いから、安心して乗れそうです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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