同ブランドを代表する『ラングラー』と並び、ジープのフラッグシップモデルとして君臨する『ジープ・グランドチェロキー』が生誕25周年迎えた。それを記念し、エクステリア各所にシルバーの加飾を施し、装備も充実した限定車『Grand Cherokee Sterling Edition(スターリングエディション)』を設定。6月9日より発売が開始されている。
今回の限定車発売に合わせて、シリーズ全モデルに仕様変更が実施された『グランドチェロキー』は、1993年にジープブランドのフラッグシップモデルとして誕生。その後、ブランド・オリジンである『ラングラー』と並んで、モダン・ジープの旗艦モデルとして進化、洗練を続けてきた。
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その生誕25周年を記念して登場した限定車名の「スターリング」は銀合金を意味し、結婚25周年記念である銀婚式をモチーフに、ベースグレードであるリミテッドの仕様に対し、シルバーのアクセントを随所に取り入れている。
エクステリアにはシルバーアクセント付のフロントバンパーやフォグランプベゼル、グロスブラックグリルなどを採用。さらにシルバールーフレールや25周年記念バッジ、特製のシルバーエクステリアバッジなど、細部のデザインやカラーリングにもこだわった精悍な演出が施された。
また、通常はオプションのデュアルペインパノラミックサンルーフや、ジープのヘリテージにインスピレーションを得た専用デザインの20インチアルミホイール、初代モデルのデザインを復刻したレザーシートを特別装備。さらにレザーインストルメントパネルやイリジウムシルバーのインテリアアクセントを追加し、一層豪華な雰囲気を漂わせている。
この限定車に合わせて一部仕様変更を受けた『グランドチェロキー』は、従来のLEDクリアランスランプを、より光度の高いLEDデイタイム・ランニング・ライトへと変更し、被視認性を高めるとともに印象的なフロントフェイスを実現。
またインテリアではUconnectシステム(オーディオナビゲーション)が最新世代のものへ進化し、新たにApple CarPlayとAndroid Autoに対応したほか、オフロードページ(ラレード、リミテッド、サミット)やパフォーマンスページ(SRT8)といったコンテンツも追加。
さらにUSBポートが1基から2基へと増設され、スマートフォンの接続や充電をより快適に行えるよう、利便性が大きく進化している。
このほかラレード、リミテッド、サミットのインテリアアクセントの色を変更したほか、ラレードではファブリックシートのデザインも変更。また、リミテッドには逆位相の音をスピーカーから発生させノイズを打ち消すアクティブノイズコントロールシステムを追加するなど、細部まで改良の手が加えられた。
限定125台の『ジープ・グランドチェロキー・スターリングエディション』には、ダイアモンドブラッククリスタルP/Cが110台、限定車専用色となるサングリアメタリックC/Cが15台の内訳で用意され、価格は620万円。一部改良を受けたカタログのV6モデル、ラレードから最強版V8搭載のSRT8の価格は、499万~810万円となっている。
公式サイト:https://www.jeep-japan.com/special_models/sterling-edition.html
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