車種別・最新情報 [2023.06.02 UP]
新型「レンジローバースポーツSV」 “歴代最強”635PSのV8エンジン搭載
ジャガー・ランドローバーは現地時間の5月31日、新たに導入する新型「レンジローバー スポーツSV」の詳細を発表した。
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最高出力635PSを発揮するマイルドハイブリッドモデル
パワートレインは、最高出力635PS、最大トルク750Nmを発生する専用の4.4L V型8気筒ツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(MHEV)を搭載。
先代モデル「レンジローバースポーツ SVR」の5.0L V型8気筒スーパーチャージドガソリンエンジンよりもそれぞれ、60PS、50Nm向上。
また、0-100km/h加速は3.8秒で、最高速度は290km/hに到達。CO2排出量も先代モデルより15%低減を実現した。
足回りには、世界初の6Dダイナミクスサスペンションシステムを採用。油圧連動式ダンパー、高さ調整可能なエアスプリング、ピッチコントロールを組み合わせる。
従来のアンチロールバーを不要とし、コーナリングや加速時にピッチおよびロールを大幅に低減させてボディを水平に近い状態に保ち、軽量化、グリップの向上、快適性、洗練性に寄与する。
さらに、量産車としては初めて23インチのカーボンファイバーホイールとレンジローバー初となるカーボンセラミックブレーキをオプションとして用意。カーボンファイバーボンネットを含む空力コンポーネントを標準装備することにより、最大76kgの軽量化を実現する。
エアフローを極限まで追求したエクステリア
エクステリアは、エアフローを強化したフロントエンド、形状を見直したボディサイド下部、リアエンドのハイライトであるカーボンファイバーフィニッシャーを備えた4本出しテールパイプのアクティブエキゾーストシステムなどで構成。
「RANGE ROVER」のレタリング、フロントバンパーブレード、グリルサラウンド、ボンネットベント、サイドベントにはカーボンファイバーを使用しており、さらにカーボンファイバーボンネットは、センターセクションを露出させるようにすることもできる。
パフォーマンス重視のインテリア、最新オーディオテクノロジーを初導入
コックピットのようなインテリアには、背面に専用のサテンカーボンファイバーを使ったヘッドレスト一体型SVパフォーマンスシートを採用しており、より立体的な造形のサイドボルスター、ライトアップされた「SV」ロゴを配したバックレストなどを装備。
さらに、軽量で滑らかな手触りの3D Knit to formテキスタイルを使用した、新しいUltrafabrics PUインテリアも用意する。
半透明エッジリット付きギアシフトパドルを太くなったステアリングホイール後方に配置し、コンソールにはブラックセラミックのギアシフターを備える。
このほか、前席の乗員がサウンドを全身で感じることができ、ウェルネス効果を備えた多次元オーディオ体験を提供するボディ&ソウルシート(BASS)を導入。
BASSは、29のスピーカー、1430WのMERIDIANシグネチャーサウンドシステムと組み合わせて作動し、前席乗員の背面に組み込んだSUBPACのAI最適化ソフトウェアとトランスデューサーが再生するメディアをリアルタイムで分析し、音源に忠実なオーディオ振動を生成し、没入感のある音響空間を作り出すという。
初年度生産分はすでに本国で完売
レンジローバー スポーツSVの初年度生産分は、特別仕様車「RANGE ROVER SPORT SV EDITION ONE」として販売され、すでに完売済み。
この特別仕様車は、フロントスプリッター、センターコンソール、トレッドプレート、パドルランプに専用のブランディングが施されているという。
ランドローバー公式HP
http://www.landrover.co.jp
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