富士スピードウェイで2019ランボルギーニ スーパートロフェオ アジアの第3戦が行われ、落合俊之が乗り込む38号車Hojust Racingが2レースともに表彰台を獲得するなど大活躍をみせた。
当初は週末を通して雨になるという天気予報だったが、6日(土)Race1は曇り空のもとドライコンディションでレースがスタート。19台のランボルギーニ・ウラカン・スーパートロフェオが1コーナーになだれ込んでいった。
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ポールポジションの68号車Gama Racingがホールショット。2番手の7号車Lipert Motorsportがトップを奪おうとするも1コーナーでワイドラインになり後退。66号車VSRの根本悠生が2番手に浮上し、38号車Hojust Racingが3番手に続いた。
レース序盤は68号車、66号車、38号車の三つ巴の展開となったが、開始から20分を経過したところで38号車が2番手に浮上。徐々に66号車との差を広げ、トップの68号車に近づいていった。
直後にピットウインドウがオープンすると各車続々とピットインし、義務となっているドライバー交代を行った。
トップの68号車は残り24分のところでピットインしクリス・ヴァン・デ・ドリフトからエヴァン・チェンに交代。一方2番手を走行していた38号車は1周遅らせてピットインし落合俊之に交代した。ちょうどピットアウトしたところで68号車が接近。2台並んで1コーナーに入ったが、ここは68号車がトップに浮上した。38号車の落合も最後まで食らいつく走りを見せたが、並びかけるチャンスを見いだすことができず50分が経過。68号車のヴァン・デ・ドリフト/チェン組が優勝を飾った。
総合2位に入ったヤズィード/落合組の38号車がPRO-AMクラストップとなった。総合3位には63号車FFF Racing Teamが続いた。
7日(日)のRace2も曇り空のドライコンディションでレースがスタート。89号車D1 Racing Teamのマッシミリアーノ・ワイザーがポールポジションから抜群のスタートを切ると、1周目から後続を一気に引き離す走りを披露。開始から20分が経つ頃には9.7秒ものリードを築いた。
ランボルギーニ・スーパートロフェオでは、レース中の指定された時間帯にドライバー交代を伴うピットストップを行わなければならない。89号車はペースが良いワイザーができる限りスティントを引っ張り、ピットウインドウがクローズされる直前にピットイン。ヘンリー・クォンに交代し、トップでコースに復帰した。
このまま逃げ切りたい89号車だったが、前日のRace1でも好結果を残した38号車が猛追を開始。残り15分のところで逆転に成功した。89号車はペースが上がらず、後続に飲み込まれていき、最終的に総合10番手まで後退した。
レース終盤は38号車のアフィク・イフワーン・ヤズィートと66号車の根本悠生の一騎打ちとなったが、最後まで十分なアドバンテージを築いていた38号車がトップチェッカーをうけ、38号車がオーバーオールで見事優勝を飾った。2位には66号車、3位には63号車が入った。
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