この記事をまとめると
■中古車買い取り業車に存在する「悪徳業者」が日々世間を騒がせている
「査定士も人の子」クルマの買い取りに出す前のひと手間で「値段」が変わる! 直前でもできるお手入れ5つ
■悪徳業者の手口は巧妙で手の込んだものが多い
■業者を選ぶ前にしっかりと勉強することが対策となる
世間を騒がす悪徳業者への対策
いまだにテレビでもネットでも毎日のように悪徳業者のニュースが流れてきます。詐欺行為の手口なども報道されているはずですが、被害者が減少している様子は見られません。クルマ好きにとっても目を背けられる問題ではなく、悪徳販売、悪徳修理、はたまた悪徳買い取り業者など、リスクはわりと身近に潜んでいるのです。
とりわけ買い取り業者については、公的機関やメディアが再三にわたり注意喚起をしているにもかかわらず、被害や苦情はあとを絶ちません。そこで、悪徳買い取りの典型的な手口をおさらいして、後悔のないカーライフを目指してみてはいかがでしょう。
相場を越える魅力的な査定額の提示
そもそもクルマを売ろうとしたら、たいていのユーザーはネットで相場をリサーチするはず。一括査定サービスなどもあり、これはこれで「敵を知り、己を知れば……」というやつで何かしら納得したり、自信がついたりするもの。ですが、ここに悪徳業者のつけ入る隙が生まれてしまうのです。
リサーチした相場が100万円だとすると、「ウチなら120、いや125万くらいまでいけますよ」といわれて「えっ! そうなの?」と喜んだところを見せたりしたら業者の思うつぼ。高い査定額を提示したとしても、クルマを引き渡したあとで「ボンネットにへこみがあった」とか「サクションパイプがひび割れてる」など難癖をつけて減額されてしまうのです。
魅力的な査定額が提示されたら、まずは疑ってかかることがオススメで、減額の可能性をきちんと問いただし、納得いく回答が得られないようなら契約するべきではありません。
独自相場の提示
悪徳業者のなかには手の込んだ独自サイトを構築している者までいます。いくらユーザー自身がネットで相場をチェックしようと「ウチが運営しているオークションサイトによれば……」と切り出されるわけです。
得てして相場よりも安い査定額を提示されることが多く、それを指摘すると、「他社は高い査定額を出しながら実際は難癖つけて結局はウチより安い金額しか払わない」とか「ウチは独自のオークションをもっているのでこの査定額なら確実に、早く売れます」だから支払いもきちんとしていますよ、ともちかけてくる。
しかしながら、それもちょっとしたフェイクで、ユーザーをミスリードする手口に過ぎません。独自相場を出してきたら「ちょっと考えます」ではなく、きっぱり断るのがリスクを避けるコツに違いありません。
巧妙な手段をとられてもじっくりと見極めれば回避できる
インチキ査定
悪徳買い取り業者のデフォルトな手口で、上で述べてきたように難癖やささいな瑕疵を誇張して買い取り額を下げてくるのです。なかには、「ありもしないキズやへこみ」を捏造したり、一般ユーザーの目が届かないパーツ、デバイスなどにケチをつけてくるのです。「液晶画面が荒れている」とか「ワイパーモーターが焼き付きそう」などなど、よくそこまで考えつくなと苦笑いさえ浮かぶもの。
とはいえ、買い取り査定がフェイクなのか正規のしっかりしたものなのか見極めるのはさほど簡単ではありません。ここは面倒かもしれませんが、正規ディーラーや地元の修理工場といった信頼のおけるところで事前にチェックしてもらうのが吉。ちなみに、事前チェックを依頼したら嫌がられたり、おざなりなチェックに終始したとしたら「ちょっとした悪徳業者が見つかった」と考えればいいでしょう。後悔しない買い取り/下取りに手間ひまのかからないソリューションはないのです。
契約に潜む数々の罠
これまた被害者の多くが口にするものですが、「契約書になかった手数料がとられた」とか「契約書を交わす前にクルマをもっていかれた」あるいは「クーリングオフができるとだまされた」と、確信犯的なやり口です。
まず、不明瞭な手数料などというのは論外で、契約書があろうとなかろうと取引が成立するものではありません。しかるべく訴えればすぐさま取り戻せるはず。
また、契約前にはいかなる理由を並べられようとクルマを引き渡してはいけません。チンピラがイキってこようと、事前査定だなんだといわれようと絶対ダメ。その時点で悪徳業者だと断定して、家のドアも口もぴしゃりと閉じましょう。そして、クーリングオフは中古車売買においては無効となる仕組みですから、この言葉が出た時点でアウト! 悪徳業者に決定です。
契約にまつわるトラブルこそさまざまなケースが明らかになっていますので、業者を選定する前にしっかり勉強しておくことが重要と考えられます。
ここまで述べてきたポイントをしっかりクリアできれば、納得いく買い取りが成立するはず。ですが、悪徳業者を警戒しすぎることはいまのご時世「カスタマーハラスメント」のレッテルを貼られる危険性もはらんでいます。
良心的な業者を見極めたいがゆえに、「石橋をたたいて渡る」のは結構ですが、石橋をたたきすぎて壊してしまうことのないよう、くれぐれもお気を付けください。面倒な世のなかになったものですが、これも気もちのいいカーライフを過ごすためだと考えるほかないでしょう。
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みんなのコメント
のところは本当にひどかったです。