洗練された走りと快適性は、もはやラグジュアリーモデル
BMWの前輪駆動系モデルがどんどんよくなっている。それも、ごくごくスタンダードなグレードの乗り心地が快適で、より魅力的だと思う。
118dは、まさにそんな1台である。
まず、ボディの剛性感が高い。足回りが比較的ソフトなことも関係しているのだろうけれど、サスペンションから大入力が加わってもボディがきしむことがないうえ、微振動が尾を引くことなくすっと収束するダンピングのよさも印象的。
これだけで車がとても高級に感じられる。 ハンドリングのキャラクターはいかにもBMW的だ。不自然な味付けをすることなく、切り始めから大舵角まで正確に、そしておだやかに反応してくれるので、安心してスポーティなドライビングも楽しめる。
それはステアリングだけでなく、ブレーキも同じ。腕利きの皆さんならご存じのとおり、コーナリング時の姿勢を作るうえでブレーキが果たす役割は極めて重要。
したがって、繊細なコントロールにも正確に反応してくれるブレーキは、スポーツドライビングを楽しむうえで欠かすことができない存在なのだ。
BMWはこのことを実によく心得ていて、昔からリニアリティが高く、踏みごたえのしっかりしたブレーキをもつモデルを数多く作ってきた。
そして最新の118dも、この例に漏れることがない。スポーツモデルでない普通のグレードにもドライビングへの明確なこだわりが感じられるところは、さすがBMWだ。 150psと350N・mを生み出す2L直4ディーゼルエンジンの仕上がりも良好だった。始動時こそ軽い身震いをするものの、それを除けばディーゼルとは思えないほどスムーズな回り方をしてくれる他、ピックアップが良好で、5000rpmまで一気に回る。
しかも、アイドリングが標準的なディーゼルモデルより静かなうえ、低回転時にアクセルペダルをぐっと踏んでもカリカリ音がしない。「ディーゼルくささ」がきわめて薄い、とても完成度の高いエンジンだと思う。
高速道路が全体の3割ほどで、あとはほとんど市街地を走っての平均燃費は18km/Lほどだったから、高速道路だけ走っていれば20km/Lを楽に超えただろう。
おまけに、アクティブ・レーン・アシストをはじめとするドライバー・アシスタント・システムも充実。これで車両価格は385万円(118d Play Edition Joy+の場合)。長距離ドライブする機会の多いコンパクトカー好きには見逃すことのできないモデルといえるだろう。 文/大谷達也、写真/茂呂幸正【試乗車 諸元・スペック表】●118d プレイ エディション ジョイ プラス ディーゼルターボ型式3DA-7M20最小回転半径5.4m駆動方式FF全長×全幅×全高4.34m×1.8m×1.47mドア数5ホイールベース2.67mミッション8AT前トレッド/後トレッド1.57m/1.57mAI-SHIFT-室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m4WS-車両重量1490kgシート列数2最大積載量-kg乗車定員5名車両総重量1765kgミッション位置フロア最低地上高0.16mマニュアルモード◯標準色アルピン・ホワイトIIIオプション色メディテラニアン・ブルーメタリック、メルボルン・レッドメタリック、ミネラル・グレーメタリック、ブラック・サファイアメタリック、ミネラル・ホワイトメタリック、ストーム・ベイメタリック掲載コメント-型式3DA-7M20駆動方式FFドア数5ミッション8ATAI-SHIFT-4WS-標準色アルピン・ホワイトIIIオプション色メディテラニアン・ブルーメタリック、メルボルン・レッドメタリック、ミネラル・グレーメタリック、ブラック・サファイアメタリック、ミネラル・ホワイトメタリック、ストーム・ベイメタリックシート列数2乗車定員5名ミッション位置フロアマニュアルモード◯最小回転半径5.4m全長×全幅×全高4.34m×1.8m×1.47mホイールベース2.67m前トレッド/後トレッド1.57m/1.57m室内(全長×全幅×全高)-m×-m×-m車両重量1490kg最大積載量-kg車両総重量1765kg最低地上高0.16m掲載用コメント-エンジン型式B47C20B環境対策エンジン-種類直列4気筒DOHC使用燃料軽油過給器ターボ燃料タンク容量50リットル可変気筒装置-燃費(JC08モード)22.9km/L総排気量1995cc燃費(WLTCモード)16.7km/L└市街地:13.7km/L└郊外:16.1km/L└高速:19.1km/L燃費基準達成-最高出力150ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm350(35.7)/2500エンジン型式B47C20B種類直列4気筒DOHC過給器ターボ可変気筒装置-総排気量1995cc最高出力150ps最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm350(35.7)/2500環境対策エンジン-使用燃料軽油燃料タンク容量50リットル燃費(JC08モード)22.9km/L燃費(WLTCモード)16.7km/L└市街地:13.7km/L└郊外: 16.1km/L└高速: 19.1km/L燃費基準達成-
BMW 1シリーズの中古車はこちらカーセンサーEDGE.netはこちら
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
発表5日で受注停止! 瞬時に5万台のバックオーダーを抱えたスズキ新型「ジムニーノマド」はいつ買える? じつは“意外や早く受注再開”されるかもしれない その理由とは
日産復活のカギはやっぱり[新型マーチ]!? ヤリスやフィットを超えるコンパクトカー誕生なるか!? 2025年度に発売確定!
トヨタ新「ハイエース」発売! “GRパーツ仕様”も発表! タフ感すごい「最強ゴツ顔」が激カッコイイ! 大人気のTRDエアロが「GRブランド」化して新登場!
“予約殺到”で5万台のバックオーダーを抱えたスズキ新型「ジムニーノマド」が発表5日で受注停止! ネットではどんな反響が集まっている?
怖すぎ!? 高さ4m「巨大つらら」発生でクレーン車が出動 国道の「ループ橋」で緊急除去作業へ SNSでは「作業ありがとうございます」感謝の声も
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
高速道路を「トラック横並び完全封鎖」で渋滞…むかつく風景が日常茶飯事な「意外な理由」とは? 逆に嫌がらせしたら「免許返納」レベル! 思わぬ「うっかり交通違反」にも注意
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
日産復活のカギはやっぱり[新型マーチ]!? ヤリスやフィットを超えるコンパクトカー誕生なるか!? 2025年度に発売確定!
発表5日で受注停止! 瞬時に5万台のバックオーダーを抱えたスズキ新型「ジムニーノマド」はいつ買える? じつは“意外や早く受注再開”されるかもしれない その理由とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント