2023年1月13日(金)、幕張メッセで開幕した東京オートサロン2023の三菱自動車ブースにて、新型軽自動車「デリカミニ」が世界初公開された。同時に本日より全国の三菱販売店にて予約注文の受付が開始。この新型デリカミニに関して、東京オートサロン会場にて三菱自動車の加藤隆雄取締役代表執行社長CEOがメディアの囲み取材に答えた。内容を速報でお届けします。
文、写真/ベストカーWeb編集部
「この2倍は売れると言っているんだけど」新型デリカミニ予約注文開始!! 三菱の加藤社長が見せる大きな自信と「三菱らしさ」
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■三菱らしさを守りつつ、新しいことをやってゆく
東京オートサロンの会場(幕張メッセ)で急遽実施された囲み取材に参加する三菱自動車の加藤隆雄社長。「三菱らしさ」と「新しいこと」の両輪をやっていくとのこと
――新型デリカミニが世界初公開となりました。最近「三菱らしいモデル」が増えているように思いますが、これには何か理由や要因があるのでしょうか?
加藤隆雄代表執行社長CEO(以下、加藤社長)「要因も何も、三菱らしいクルマを出しましょう、そうでないとウチのような会社は生き残れません、と言い続けてきて、それがやっと実を結んで、世の中に出てきたということだと思います」
――ということは、新型デリカミニだけでなく、この先も三菱らしいクルマがどんどん出てくると期待してよいということでしょうか?
加藤社長「はい、ぜひご期待ください。そうでないといけないと思っています。よそと同じこと、これまでと同じことをやっていてはダメなので」
東京オートサロン2023で世界初公開されたデリカミニ。今回のイベントの目玉のひとつ。三菱ブースは西ホール。参戦する方はぜひ実車をチェックしよう
――新型デリカミニについてもう少し伺えますでしょうか。
加藤社長「デリカというのは非常に三菱らしい、仲間や家族との時間を大切にしてきたブランドです。そこに新しく軽自動車が加わるということで、どうなるんだろう…という気持ちはありました。ただ実際に、自分でこのクルマ(新型デリカミニ)を岡崎(の三菱自動車テストコース)で乗ってみて、ははぁ…なるほどこうきたか、と納得しました。この(SUV風の軽スーパーハイトワゴンという)ジャンルは他社さんにも強力な商品がありますが、このデリカミニはしっかりと三菱らしいクルマになっていて、これなら勝負できると思いますね」
――具体的にはどのようなところに何を感じたのでしょうか?
加藤社長「このデリカミニは、ベースとなったモデル(eKクロススペース)と比べて、大径タイヤを履かせてリアサスペンションを専用にチューニングしているんですね。それがしっかりしていて、使い勝手も高くて、これはいいなと」
――とても売れそうに思います。
加藤社長「でしょう!! おかげさまで評判がすごくいいんですよ。ぼくはもっと売れる、この2倍は売れるよ、と言ったんですが、あそこの人(国内営業担当取締役)から、そこらへんの話は喋っちゃダメだと言われているので、詳しくは言えないんです(笑)」
(※編集部注/新型デリカミニの月販目標台数はまだ未公表)
半導体不足は今年いっぱいは続くとのこと、ただそれよりも現在は、日本から欧州や豪州、カナダなどへ、完成車を運ぶ船が不足しているという。広い意味での自動車の流通の混乱が続いているということ
――「三菱らしさ」というと、具体的にどんなものがあるのでしょうか。
加藤社長「最近それを社内でもよく聞かれます(苦笑)。いろいろな側面がありますが、たとえばひとつはモータースポーツですよね。うちの看板商品でいうと、パジェロにしてもランサーにしても、モータースポーツの分野で活躍して名を馳せたわけで、今でもお客さんから、あれはどうなりましたか、と聞かれることが多いです」
――ランエボ復活…というような可能性は?
加藤社長「さすがに、ランサーエボリューションを復活させます、というような計画は今のところありません。ただ我々なりに、三菱らしさを守りながら新しいことをやっていく、この両輪が大切だと考えております。いろいろとやっていきますので、ぜひご期待ください」
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みんなのコメント
あと結局「三菱らしさ」が何で、それがどうこのデリカ・ミニに当てはまるかは答えていないよね。