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【旧車FAN】生まれる時代が早すぎたスポーツカー「CR-X デルソル」

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【旧車FAN】生まれる時代が早すぎたスポーツカー「CR-X デルソル」



ライトウェイトFFスポーツとして人気を博した「CR-X」。1992年のフルモデルチェンジ時に突如、タルガトップ2シータークーペに。EG型シビックと同じVTECエンジンを搭載し、オープンとクーペを両立させるボディパッケージの従来にはない新しいカテゴリーのクルマとして登場したが、1997年に販売が終了してしまう。

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●まとめ:月刊自家用車編集部

CR-X デルソル(1992年~)

2代目までのハッチバック2+2クーペから、タルガトップ2シータークーペに変身。新たにデルソル(スペイン語で「太陽の」の意味)のサブネームもついた。ルーフはマニュアル式のオープンタイプに加え、電動開閉式もラインナップ。エンジンは1.5ℓの1カム4バルブと1.6ℓの4バルブDOHCが設定された。

―― 「CR-X」のスパッと切り落としたようなリヤは、面影もなくなってしまった。

―― SiRグレードのエンジン。1.6ℓ DOHC VTECで、MTモデルは最高出力170PS・7800rpmを発揮する。

―― VXiグレードのエンジン。1.5ℓ VTEC・最高出力130PS/6800rpm。

―― 電動オープンルーフ「トランストップ」開閉(1)

―― 電動オープンルーフ「トランストップ」開閉(2)

―― 電動オープンルーフ「トランストップ」開閉(3)

―― 電動オープンルーフ「トランストップ」開閉(4)

―― インパネまわりは、オープン走行時を考慮し、センターコンソールに専用のヒーター吹き出し口を設定するなどの工夫がされた。

―― 一体成型のバケットシートには、ボティカラーにあわせたスポーティなカラーストライプが配されている。

国内市場でのスポーツカーの不振もあり、1997年に販売を終了。その後、CR-Xの血脈は途絶えてしまっている。
現代の2シータースポーツと言えば、マツダ「ロードスター」だが、軽量ボディに高回転エンジンの「CR-X デルソル」が、生き残っていたら双璧をなしていたかもしれない。

●1.6SIR電動オープンルーフ(’92年式)
●全長×全幅×全高:3995mm×1695mm×1255mm ●ホイールベース:2370mm ●トレッド(前/後):1475mm/1465mm ●車両重量:1110kg ●乗車定員:2名 ●エンジン(B16A型)直列4気筒DOHC16バルブ1595cc ●最高出力:155PS/7300rpm ●最大トルク:15.6kg・m/6500rpm ●10・15モード燃費:12.0km/ℓ ●最小回転半径:5.1m ●トランスミッション:4AT ●サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン式/ダブルウィッシュボーン式 ●タイヤ:195/55R15 ●価格(東京地区):188万円

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みんなのコメント

12件
  • furima-jirosan
    ここ日本国内では残念な結果に終わりましたが、一番の「主戦場」で
    あったアメリカではそこそこ評判良かったようです。
    カリフォルニアのように年間降雨量の少ないところでは、一日中ルーフ
    外しっぱなしで乗ってる人もいます。
    屋根が開いてお手軽に乗れるというのが、このクルマ最大のウリだった
    わけですね。
    そういえば数年前某米軍基地に見学で行った時、管制塔の下の駐車場に
    赤のデルソルが仲良く2台並んで止まっているのを見かけました。
    果たしてカネがあるのか無いのかわかりませんがw、駐留軍人の人たちって
    案外古い日本車乗ってる人居てますね。
  • motorider
    youtubeでトランストップが開閉するのが見れます。当時、動作不具合で販売店は対応が大変だったそう。マイナーチェンジで電動は無くなり、手動のみに。昨年、同じグリーンを見かけました。かなり状態は良かったのでもしかしたらワンオーナー車かも。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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