■オプションが「ケタ違い」 すべて職人が1台ずつ担当
トヨタ新型「センチュリー」はこれまでの「センチュリー(セダン)」に加えて、新たにSUVタイプとして登場しました。
トヨタブランドの最高峰モデルであり、車両本体価格も最高額ですが、オプションも一般的なモデルとは“ケタ違い”に高額なものが用意されています。
【画像】「えっ…!」これが「”ケタ違い”の高額オプション」です(85枚)
新型センチュリーは、1967年の初代登場から連綿と続いてきた4ドアセダンボディではなく、初めて5ドアのSUVタイプとなりました。
コンセプトを「The Chauffeur(ザ・ショーファー)」とし、新時代のショーファーカーとして品格や静粛性・乗り心地を継承しつつも、新たなモデルへと進化させました。
ボディサイズは全長5205mm×全幅1990mm×全高1805mm、ホイールベースは2950mmで、セダンと比較すると130mm短く、60mm幅広く、300mm高くなっています。
プラットフォームはTNGA GA-Kを採用していますが、リアサスペンション取り付け部には「ラゲージルームセパレーター骨格」を結合し、ねじり剛性や乗り心地を大幅に向上。室内側には「遮音機能付クリア合わせガラス」を装備し、静粛性もアップしています。
パワートレインは3.5リッターV型6気筒エンジン+前後モーターに51Ahのバッテリーを組み合わせるPHEV(プラグインハイブリッド)を採用。駆動方式は4WD(E-Four Advanced)で、システム最大出力は412馬力を発揮します。
エクステリアやインテリアは、トヨタの祖業ともいえる織機の「杼(ひ)」や「几帳面」名刀とされる「三日月宗近」の「鎬筋」をモチーフとしたデザインを取り入れ、歴代モデルの風格を引き継いでいます。
また、職人の手彫りで製作された「鳳凰エンブレム」や、ボディに強い光沢をもたらす「鏡面磨き」など、ボルト1本に至るまで“匠”による繊細な仕上げを実施しました。
新型センチュリーの価格(消費税込)は2500万円で、従来のセンチュリー(セダン)と併売されています。
そんな新型センチュリーですが、用意されるオプションもほかのモデルとは異なります。
ボディカラーはオプション色を含む7色展開で、従来どおり和名や風光明媚な場所などから取られた、格式高い漢字のボディカラー名を採用しています。
このうち2トーンの「黎明 杼型(れいめい ひがた)」(プロミネントグレー×ブラック)はブラックを複数層塗装し、そのうえにグレーを何層も重ねるという仕上げです。
ドアを開けた際の見栄えにもこだわり、多層のため磨き時間も倍以上かかるカラーのため、オプション価格は200万円に設定されています。
「紅蓮(ぐれん)」(グローリーレッド×シルバー)は、これまでのセンチュリーに設定されていなかった鮮烈なレッドで、シルバーをベースに赤を均一に塗り分ける技法を採用。70万円のオプションです。
さらに、新型センチュリーではフロアマットも特別品を用意しています。
販売店オプションのマットは、「フックド・ラグ」と呼ばれる伝統技法に則ってハンドメイドで仕立てられた「丹後緞通(たんごだんつう)」という仕上がりで、専用デザインが起こされたほか、高密度で上質な踏み心地を実現します。価格は40万7000円です。
また、後席の乗降時にまたぐサイドシル部を装飾するスカッフプレートも特別オプションを用意しています。
オプション品の名称は「匠スカッフプレート『柾目』」で、スギやヒノキなどの丸太を中央付近で垂直に切り出したときに現れる「柾目(まさめ)」をモチーフにした模様が彫られています。
この彫刻は、トヨタの試作車づくりを担う板金職人のなかでも、卓越した技術を持つ匠だけが手掛け、金槌で1点1点模様が施されます。
1枚につき前席は5000回、後席は7000回の刻印を施すため、1日に2枚までしか製作できないといいます。
匠スカッフプレート「柾目」の価格は1台分で77万円です。
※ ※ ※
国産最上級モデルらしく、各種詳細装備に至るまで「贅」の限りを尽くしたともいえる新型センチュリーですが、販売店オプションも匠によって仕上げられ、ほかの乗用車では類を見ない特別装備が設定されています。
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みんなのコメント
ここぞとばかりに僻み根性出しましょう。
デザインは外部に委託すべきだったな