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6速MT搭載! トヨタ「超すごい86」“再”登場! 旧車「そのままデザイン」×「画期的な最新ユニット」搭載! 斬新「2シーター」で復活した「AE86 BEV」群馬で披露

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6速MT搭載! トヨタ「超すごい86」“再”登場! 旧車「そのままデザイン」×「画期的な最新ユニット」搭載! 斬新「2シーター」で復活した「AE86 BEV」群馬で披露

■EV+MT搭載の「AE86」に大注目

 2024年11月30日・12月1日、群馬トヨタはレクサスBEV(バッテリーEV)モデルの同社のレクサス顧客向け試乗会を、榛名湖(群馬県高崎市)周辺で開催しました。
 
 試乗会では「AE86 BEV Concept」が登場しましたが、一体どのようなクルマなのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! これが「超すごいAE86」です!(92枚)

 AE86 BEV Concept(以下AE86 BEV)は2023年1月に開催のカスタムカーイベント「東京オートサロン2023」のトヨタ・レクサスブースで世界初公開されたモデルです。

 ベースとなったのは、1983年5月に発売後、軽量でハンドリングに優れる手軽なスポーツカーとして「AE86(ハチロク)」という愛称で親しまれるトヨタ「カローラレビン(AE86型)」。

 AE86のボディや車重の軽さ、前後の重量バランスは極力維持し、レクサスの技術でBEV(バッテリーEV)化を実施しています。

 公開後も開発が継続されており、パワートレインのアップデートなどを重ね、2024年1月の「東京オートサロン2024」では“モリゾウ”こと豊田 章男会長の愛車とともに再び登場しています。

 その後、2024年4月の自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2024」(オートモビルカウンシル2024)や、7月開催の「FUJI 86/BRZ STYLE 2024」でもたびたび展示を実施。

 さらに2024年2月と11月~12月には「Vintage Club by KINTO」の試乗サービスとして一般向けの体験会も実施され、注目を集めています。

 今回の試乗会もレクサスの電動技術が使われているということで、再び姿を現しました。

 パワーユニットは本来搭載される1.6リッター4気筒スポーツツインカム「4A-GE(4A-G)」ではなく、北米向けのピックアップトラック「タンドラ ハイブリッド」のモーターや、レクサス「NX450h+」のリチウムイオンバッテリーを搭載。

 これに、現在販売されている2ドアスポーツクーペ「GR86」用の6速MTを組み合わせ、BEVながらも手動変速を可能としています。

 最大出力は96kW/最大トルク150Nmと、本来のAE86と同じスペックに設定し、車両重量もAE86の俊敏な身のこなしを実現するために、バッテリーEVとしては非常に軽量な1070kgを実現。航続距離は90km前後だといいます。

 エクステリアはフロントリップスポイラーやワタナベ製アルミホイールなど、当時のトレンドを意識するとともに、LEVINの文字のうち「EV」をグリーンにしたデカールや「NON CAM 0」など、遊び心を感じられるものに仕上がっています。

 インテリアも純正の良さを残しつつも、灰皿部に電池状態を示すモニターを装備し、シフト位置の変更やナルディ製ステアリング、ブリッド製バケットシート(Carbon Neutralの刺繍が入った専用品)などカスタマイズが行われています。

 なお、乗車定員はリアシート位置にバッテリーを積載する関係で2人となっています。

 走行音は実際のAE86から音をサンプリングした本物で、エンジン回転数に合わせて再生されるため、車内では4A-Gのサウンドが聞こえます。

 また、MTは疑似制御ではなく実際のトランスミッションとして組み込まれているため、クラッチ操作が必要になるほか、ラフなクラッチ操作によるギクシャク感もそのままとなっています。

※ ※ ※

 このほか試乗会では、疑似MTを搭載する「UX300e」の試作モデルやレクサス初のBEV専用モデル「RZ」の異型ステアリング装着車や、RZの特別仕様車「F SPORT Performance」などが用意されました。

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みんなのコメント

12件
  • 藍流頓瀬奈
    旧車のBEV化では変速ギアを残してそこにモーターを付けるのはオーソドックスなやり方。
    低速トルクが高いが高速で効率の落ちる電気モーターの特性をカバーできる。
    なんならポルシェは新車のBEVにギアあるぞ。
  • ka
    別ではG16Eを搭載したり、見せびらかしばっかりしてないで再販したらどうですか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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