■美しい…ひと目でホレる! レクサスの新型スポーツカーとは
レクサスは、2021年12月に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」にて、将来登場する予定の新型「エレクトリファイドスポーツ」を公開しました。
【画像】レクサスの象徴! 新型「EVスーパースポーツ」がカッコいい! 50台の激レア「LFA」もあった!(35枚)
そして2022年2月2日から4日にかけて、SNSで新型エレクトリファイドスポーツの走行動画や画像を相次いで投稿しています。
レクサスを代表するスーパースポーツ「LFA」のDNAを継承する新型エレクトリファイドスポーツの走行動画などに対して、ユーザーからはどのような反響が出ているのでしょうか。
前述の説明会では、BEV(バッテリーEV)の新型モデルとしてレクサス車4台の実車がお披露目されました。
また同日に公開された動画ではステーションワゴンやハッチバックと見られる新型モデルの存在も明かされています。
レクサスは今後の展開について、2030年までに全カテゴリーでBEV(バッテリーEV)をフルラインナップし、欧州、北米、中国でBEV100%、グローバルで100万台の販売を目指すと宣言。
さらに2035年にはグローバルでBEV100%を達成する目標を掲げています。
今後13年で大きく電動車ブランドへと大きく舵を切るレクサスですが、その象徴的なモデルとして前述の新型エレクトリファイドスポーツをお披露目。
新型エレクトリファイドスポーツについて、レクサスのチーフ・ブランディング・オフィサーとなる佐藤恒治氏は次のように説明しています。
「バッテリーEVであっても、クルマを鍛え、走りの味を追求していくレクサスの姿勢は変わりません。
その終わりのない味の追求は、今後スポーツバッテリーEVの開発を通じて、次のステージに向かっていきます。
レクサスならではの走りを示すとともに、スポーツカーにとって大切な低い車高や、挑戦的なプロポーションにこだわる、レクサスの未来を象徴するモデルです。
加速タイムは2秒前半、航続距離700kmオーバー、全固体電池の搭載も視野に、ハイパフォーマンスバッテリーEVの実現を目指します。
レクサスは、クルマ屋だからこそできる性能の創り込みや、人の感性に響くものづくりに磨きをかけ、バッテリーEVを通じてクルマの多様な体験価値を提供するブランドに進化させてまいります」
この佐藤氏の発言を補足する形でトヨタの豊田章男社長は次のように語りました。
「LFAの開発を通じて作りこんだ『走りの味』。いわば、『秘伝のタレ』。
それを継承する次世代のスポーツカーをバッテリーEVで開発いたします。
そこで磨いた『走りの味』をほかのモデルにも展開し、レクサスを、バッテリーEVを中心としたブランドへと進化させてまいります」
このようにこれまでレクサスを象徴してきたLFA、そしてそれを継承する次世代のスポーツカーが新型エレクトリファイドスポーツなのです。
エクステリアデザインは、ロングノーズショートデッキの美しいスタイルに加えて、切れ長のヘッドライトや大きめのグリルが特徴となっています。
お披露目されたモデルは、シルバーとブラックで引き締まったボディに赤い牽引フックとブレーキキャリパーを装着。
ボンネットにはダクトのようなくぼみや、ボンネットピンのようなものが備わるなど、スポーツカーらしいスタイルとなっています。
そうしたなかで、レクサスはSNSにて2本の走行動画を公開しました。
2月2日に公開された1本目(57秒の動画)は、新型エレクトリファイドスポーツとLFAが並走し、さらに新型エレクトリファイドスポーツが追い抜く様子や、木立のなかを駆け抜け、最後には今後のレクサスBEVラインナップに合流するシーンで終わります。
この際、「終わりのない走りの味の追求は、今後スポーツバッテリーEVの開発を通じて、次のステージに向かっていきます」とコメントが添えられていました。
翌3日に公開された2本目(4秒の動画)には、霧がかった山間部にある見通しの良い高速コーナーを駆け抜けていく様子が写っています。
また、さらにその翌4日には3枚の画像と共に「挑戦的なプロポーションにこだわる、LEXUSの未来を象徴するモデル」とコメントする投稿がアップされるなど、連日にわたり新型エレクトリファイドスポーツの魅力を発信しました。
これらを見たユーザーからは「LFAの後継車!?」、「フロントのライト下辺りはLFAと似てるかな」など、レクサスの最高峰モデル「LFA」に関連する声があります。
さらに見た目の感想として「カッコいい」、「いや…… かっこ良すぎ」、「美しい」などシンプルにデザインの良さを称える声も多いようです。
※ ※ ※
BEVになることで、「クルマ本来の楽しさが失われるのではないか?」という声が以前から聞かれています。
しかし、トヨタやレクサスが新たに投入を予定するモデルは、これまでのクルマと同じ、もしくはそれを超える「走り」に期待出来るモデルなのかもしれません。
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